宮原由紀
編集的先達:持統天皇。クールなビジネスウーマン&ボーイッシュなシンデレラレディ&クールな熱情を秘める戦略デザイナー。13離で典離のあと、イベント裏方&輪読娘へと目まぐるしく転身。研ぎ澄まされた五感を武器に軽やかにコーチング道に邁進中。
富士谷御杖の言霊論は量子力学で三つ巴【輪読座「富士谷御杖の言霊を読む」第六輪】
3月末としては異例の28.1度を観測したらしい年度末最終日。本楼ではいつもとは少しだけ違う空気を纏って輪読座「富士谷御杖を読む」最終輪の座が開いていた。 輪読座といえば輪読師バジラ高橋と吉村林頭の2ショット […]
御杖の「言霊」と日本語の成り立ち【輪読座「富士谷御杖の言霊を読む」第一輪】
2023年秋、【日本言語論シリーズ】という新しい冠を持った輪読座「富士谷御杖の言霊を読む」が開筵した。「どうやったら富士谷御杖を紹介できるか。第1回は日本語発見時代と題しました」と輪読師バジラ高橋が口火を切る。バジラ高橋 […]
二十歳の露伴、1000キロの脱出【輪読座「幸田露伴を読む」第一輪】
2023年4月~9月に開筵した輪読座は「幸田露伴を読む」。4月の第一輪は“幸田露伴「未来の文体」を抱えて登場”と題された。 座が始まるやいなやの輪読師バジラ高橋の語りに、露伴の半生へとスッとカ […]
バジラも感極まる梅園の人間学【輪読座 三浦梅園『玄語』を読む 第五輪】
2022年10月~2023年3月開莚の輪読座は「三浦梅園『玄語』」を扱った。2月の輪読テキストである「小冊 人部」について輪読師バジラ高橋は「梅園の人間学だ」と荒ぶる。世界の一部分である人間というものを條理によって明らか […]
梅園と剛立、紐帯で引き合う江戸の科学者たち【輪読座 三浦梅園『玄語』を読む 第四輪】
2022年10月~2023年3月開莚の輪読座は、「三浦梅園『玄語』を読む」である。1月開催の第四輪、輪読師バジラ高橋の図象解説には日本天文学幕開けのドラマがあった。 ――― ◆月に名前を持つ男 […]