「どろろ」や「リボンの騎士」など、ジェンダーを越境するテーマを好んで描いてきた手塚治虫が、ド直球で挑んだのが「MW(ムウ)」という作品。妖艶な美青年が悪逆の限りを尽くすピカレスクロマン。このときの手塚先生は完全にどうかしていて、リミッターの外れたどす黒い展開に、こちらの頭もクラクラしてきます。

川野貴志
編集的先達:多和田葉子。語って名人。綴って達人。場に交わって別格の職人。軽妙かつ絶妙な編集術で、全講座、プロジェクトから引っ張りだこの「イシスの至宝」。野望は「国語で編集」から「編集で国語」への大転換。
ハグが好きな人だった。 オンラインが基本のイシス編集学校で、初めて松岡校長と対面したのは2010年5月15日、紀尾井町の剛堂会館。6離「表沙汰」でのことだった。苛烈な稽古でぼろぼろになっている離学衆を、校長は一人ひとり抱 […]
司会のコンビは昆布と海苔!? 感門之盟day2スタート【79感門】
笑い・涙・仰天・懐古……感情も題バシティであった一日目の余韻も覚めやらぬまま、第79回感門之盟は二日目の幕を開けた。 佐々木千佳局長に迎え入れられた本日司会の二人は、感門1日目に37花放伝を言祝いだばかりの […]
近大の織姫・彦星たちがミメロギアの短冊に綴る思いとは【49[守]】
実地で知をふるう近大生は、忙しい。世間が七夕祭りで賑わう今日とて、その例外ではない。学業に、アルバイトに、各種プロジェクトに精を出す実学の織姫と彦星たちが、忙しい合間を縫って49[守]近大学衆の交流会、ミメロギア祭りに集 […]
ISIS 20周年師範代リレー [第46期 角山祥道 ちょっと頼れる「映画に出てくる方の」ジャイアン]
2000年に産声をあげたネットの学校[イシス編集学校]は、2020年6月に20周年を迎えた。第45期の師範代までを、1期ずつ数珠つなぎにしながら、20年のクロニクルを紹介する。 ◇◇◇ ミイラ取りがミイラに […]
ISIS 20周年師範代リレー [第38期 大塚宏 牛歩む野辺のひろしや後の月]
2000年に産声をあげたネットの学校[イシス編集学校]は、2020年6月に20周年を迎えた。第45期の師範代までを、1期ずつ数珠つなぎにしながら、20年のクロニクルを紹介する。 ◇◇◇ イシス編集学校には、 […]
コメント
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2025-09-04
「どろろ」や「リボンの騎士」など、ジェンダーを越境するテーマを好んで描いてきた手塚治虫が、ド直球で挑んだのが「MW(ムウ)」という作品。妖艶な美青年が悪逆の限りを尽くすピカレスクロマン。このときの手塚先生は完全にどうかしていて、リミッターの外れたどす黒い展開に、こちらの頭もクラクラしてきます。
2025-09-02
百合の葉にぬらぬらした不審物がくっついていたら見過ごすべからず。
ヒトが繋げた植物のその先を、人知れずこっそり繋げ足している小さな命。その正体は、自らの排泄物を背負って育つユリクビナガハムシの幼虫です。
2025-08-26
コナラの葉に集う乳白色の惑星たち。
昆虫の働きかけによって植物にできる虫こぶの一種で、見えない奥ではタマバチの幼虫がこっそり育っている。
因みに、私は大阪育ちなのに、子供の頃から黄色い地球大好き人間です。