草むらで翅を響かせるマツムシ。東京都日野市にて。
「チン・チロリン」の虫の音は、「当日は私たちのことにも触れてくださいね」との呼びかけにも聴こえるし、「もうすぐ締め切り!」とのアラートにも聞こえてくる。

全国同時多発で打ちあがった編集の祭典「ISISフェスタエディットツアースペシャル(ETS)』。4月までに全国20か所を編集聖火ランナーがかけぬけます。ここでは開催終了会場の参加者の声を紹介します。
【Q.受講のきっかけは?】
宍戸さんにお誘い頂き、今回初めてETに参加させて頂きました。わたしは、波動と浄化・メイク講師や美容の仕事をしておりまして、実は今、商品開発と新しいメニュー、新しい活動を作成している最中でした。そのタイミングで今回のお誘いを頂戴し、ワクワクな未知のヒントがあると思ったこと、編集工学世界をちょっと初体験してみよう!と思ったことが受講のきっかけです。
【Q.エディットツアーを通じて得たこと、学んだこと、新しい発見はありましたか?】
編集とは?という問いに対して、わたしの中にあった『編集』への固定観念が存在していたようです。というのも、本や雑誌や映像をはじめとする編集だけにとどまらず、日常のあらゆる瞬間で編集を行っている、ということを知った瞬間、それらの観念が解放された感覚がありました。
ワークを行って行く中で、更地からメキメキサクサクと高層建築が構築されていくスピード感と、異素材をパッチワークしていくような、意外性を伴った、まったくあたらしいモノが出来上がっていく工程を楽しむことができました。決められた時間の中で仕上げる、という凝縮した『動』のスリル感が面白いと感じます。
また、参加者の皆さまと対話したり、作品を拝見する中で、チャーミングな斬れ味やクスッと笑える楽しさを垣間見て、ギャップの魅力も発見できました。
【Q.今後にどう活かしたいですか?】
編集とは、『脳の浄化』だと感じました。脳が覚醒していくような感覚です。型の重要性を知り、そこからどう効率的に動いていくのか?ということを学べました。受講して学んだ知識を日常でスムーズに行えるように訓練し、取り入れていきます。そして、仕事面での商品やメニュー開発に早速生かしてまいります。この度は刺激的な体験をありがとうございました!
written by 藤田小百合
エディスト編集部
編集的先達:松岡正剛
「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。
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コメント
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2025-07-15
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「チン・チロリン」の虫の音は、「当日は私たちのことにも触れてくださいね」との呼びかけにも聴こえるし、「もうすぐ締め切り!」とのアラートにも聞こえてくる。
2025-07-13
『野望の王国』原作:雁屋哲、作画:由起賢二
セカイ系が猖獗を極める以前、世界征服とはこういうものだった!
目標は自らが世界最高の権力者となり、理想の王国を築くこと。ただそれだけ。あとはただひたすら死闘に次ぐ死闘!そして足掛け六年、全28巻費やして達成したのは、ようやく一地方都市の制圧だけだった。世界征服までの道のりはあまりにも長い!
2025-07-08
結婚飛行のために巣内から出てきたヤマトシロアリの羽アリたち。
配信の中で触れられているのはハチ目アリ科の一種と思われるが、こちらはゴキブリ目。
昆虫の複数の分類群で、祭りのアーキタイプが平行進化している。