二次会に行く?花伝所に行く? 37[花]放伝式【79感門】

2022/09/11(日)13:01
img
江野澤師範と蒔田師範

放伝式の冒頭、本楼のカメラ前にたたずむのは突破したばかりの三名の学衆。三人とも、はにかみながらもやや緊張しているようだ。

 


――[破]という厳しい坂道を全力で駆け上がってきた彼らにはその勢いを止めることなく次の編集へ活かして欲しい。


そんな思いを伝えるために38期の花伝師範である江野澤と蒔田が彼らにマイクを向けた。


――[破]を終えてみて感じた変化は?


ある学衆は以前より相手の真意をつかむコミュニケーションができるようになったと言い、ある学衆は仕事のライティングの速度が上がった、と自身の変化に手ごたえを感じている。
松岡校長の仕事術が詰まっているのが[破]であれば、イシス編集学校の秘密が詰まっているのが[花伝所]だ。
二人のインタビュアーは今以上の手ごたえを感じるために、ぜひ花伝所へ!と呼びかける。

二次会に行くようなノリで花伝所に誘われた、と苦笑する学衆に対し、江野澤は「帰ってからもう一回出かけるよりも、そのまま行った方がいい」とにっこり。
そう、学衆たちはいつ気づいたかは知らないが、この集まりは「そういう」会なのである。

突破の先へ進んでさらに編集を極めて欲しい、と蒔田はインタビューを締めくくった。

 

 

そして深谷花目付からは「お題」という方法についてこんなミニリアルワークが差し出された。

 

 

手で自分の脚に触れたときに何を感じるか。

体温?脚の柔らかさや硬さ?生地の質感?丸み?

 

手を動かさずに感じられるのは体温ぐらいだが、他は自ら手を動かさなければ感じられない。これは自ら動かなければ「感」は得られないということだ。

 

お題には「与えられる(give)」もの、「発見する(find)」もの、「作り出す(make)」もの、の3つがある。
お題(=「問」)はいつも最初にあり、いつもそこから始まる。
そんな「問」を自ら見つけにいき「お題という方法」を深めていけるのが花伝所なのだ。


[破]という大きな壁を越えた諸君は勢いに背中を押されて、ぜひ花伝所の門を叩いて欲しい。


  • イシス編集学校 [花伝]チーム

    編集的先達:世阿弥。花伝所の指導陣は更新し続ける編集的挑戦者。方法日本をベースに「師範代(編集コーチ)になる」へと入伝生を導く。指導はすこぶる手厚く、行きつ戻りつ重層的に編集をかけ合う。さしかかりすべては花伝の奥義となる。所長、花目付、花伝師範、錬成師範で構成されるコレクティブブレインのチーム。

  • 【花伝OLエディットツアー 2月5日】ISISのしくみ探検!

    イシス編集学校の編集コーチ<師範代>を語るなら、「しつらえ、もてなし、ふるまい」で伝えたい。しつらえは調度、もてなしは所作、ふるまいは場に示す好意のあらわし。稽古場を趣向をもって整え、方法と段取りを気遣い、回答に新しさを […]

  • 38[花] 瀬戸際の密談

    瀬戸際に立つ入伝生に師範代認定を出すか否か。   2022年の年の瀬、キャンプを終えた38[花] 花伝所では指導陣が集い、熱く、けれども繊細な交し合いが行われた。効率性、コスパ、スキル、資格の有無といった一定の […]

  • 38[花] めでたい「しるし」が刻まれる時

    日本ではまるでこの歌でしか正月が祝えないかのように、「年の初めのためしとて、終わりなき世のまでたさよ」と歌う。「年の初めのためし」の「ためし」とは何か。「ためし」は験しで、修験の験、経験の験、効験の験である。 千夜千冊4 […]

  • 38[花] キャンプファイヤー 言葉をくべる

    達成感や無力感、労いや悔い、希望や不安が、「言葉」となってはすぐに炎に包まれる。2022年12月18日の夜。「指南編集トレーニングキャンプ」のラストプログラムである「キャンプファイヤー」も、これまでの演習と同じく「言葉」 […]

  • 38[花]花の盛り・盛りの花 キャンプ開宴 

    12月13日、EditCafeにそらみつ境がオープンした。   38[花]「指南編集トレーニングキャンプ」のセンターラウンジ、つまりはキャンプ場だ。7週間の式目演習を終えた入伝生は、週末キャンパーに着替える。 […]