なぜ、あま〜い福澤美穂子が斬ったのか

08/02(金)16:26
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 「家庭の事情編集のためのチョコレートを買いに行かねば」。師範代の福澤美穂子は[守]チームラウンジで打ち明けた。

 

 43[守]開講前の2019年4月某日のことである。「バレンタインデーですものね」。的外れな返信をしたのは、担当師範の井ノ上裕二だ。福澤は丁寧な説明を試みる。


 「バレンタインは2月でして、ええと、ウチにはチョコレート好きの夫がおりまして、ちょうど誕生日が近いこともあり、チョコレートを買って懐柔しておかねば、という戦略でした」。井ノ上が返信する。「あ、ホワイトデーは4月でしたね」。事態は混迷へむかう。

 

 開講前の師範代は準備で忙しい。余計な会話をしていられない。「違います。ホワイトデーは3月、井ノ上師範にとっては不得手な話題なので、おしまいにしましょう」。福澤は、井ノ上との対話を打ち切った。

 

 


  • 井ノ上シーザー

    編集的先達:グレゴリー・ベイトソン。バンコク在住、湿度120%のDUSTライター。どんな些細なネタも、シーザーの熱視線で下世話なゴシップに仕立て上げる力量の持主。イシスの異端者もいまや未知奥連若頭、守番匠を担う。

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