師範・奥本英宏のズバリ察知力

10/25(金)10:50
img

 2018年4月、バンコク在住の井ノ上裕二師範代(当時)の一時帰国時に「38守熱線シーザー教室」同窓会が開催された。場所は、都内某ビル2Fのイタリア料理店だ。予約をした奥本英宏師範(当時)には、ある懸念があった。

 

 当日、井ノ上は時間通りにレストラン前に到着した。着くや否や、看板の「トマトスパゲッティ」を「まぐろ丼」と見間違える。それを日本料理店と判断してきびすを返し、ビルの2Fを走り回った。当然、目的地は見つからない。


 エスカレーターで3Fへ駆けあがり、白タイルで囲まれた扉を「イタリアレストラン」と感知するが、転がりこんだ先はトイレであった。「やはり2Fのはずだ」と思い直すが、今度はエスカレーターが見つからない。あきらめた井ノ上は喫煙ルームで一服を始めた。


 同時刻、奥本は「あいつ、リアルには弱いからなぁ」と衣笠純子、中村晃子(当時「熱線シーザー教室」学衆、現師範代)に打ち明けていた。奥本の予感はズバリ的中していた。


  • 井ノ上シーザー

    編集的先達:グレゴリー・ベイトソン。バンコク在住、湿度120%のDUSTライター。どんな些細なネタも、シーザーの熱視線で下世話なゴシップに仕立て上げる力量の持主。イシスの異端者もいまや未知奥連若頭、守番匠を担う。

  • 「怒らない師範」 景山和浩の変身願望

    師範代の悩みを聞きいれ、信頼を得ながら才能を最大限に引き上げる。本業はスポーツ新聞の紙面編集、趣味は陶芸。その温厚な人柄で「仙人」ともよばれる景山和浩。師範登板は今回の44[守]で12回目、番匠登板経験も5回というイシ […]

  • ミポリン、ススキノ疾駆する 第11回未知奥声文会

    「ふと、夕暮れ時に人気を避けたくなる。そんな時は一人で郊外のお寺に向かう」。鈴木康代(8[離])が告白する。2018年10月、第11回未知奥声文会で「境界体験」を語り合った時のことであった。    「羅漢像が […]

  • 44[守]師範代 ドクター華岡の“うっかり”大阪紀行

    開講1カ月後と、異例なタイミングの汁講であった。企画者は、イシス若手ホープとのよび声も高い44[守]師範代・華岡晃生。“ドクター・カ ーソル”とい う教室名の通り、職業は金沢在住の研修医。高速な頭の回転とアフォーダンス […]

  • 読書はアレに似ているか 未知奥声文会

    「読書はどのような行為に似ているか」。2019年7月の第19回未知奥声文会であがった話題だ。「セックスかスパーリングのようなものっすね」と井ノ上裕二(6[離])が口火を切った。    井ノ上は「イシスでは最近 […]

  • 林頭の「あるべき姿」 白熱ランチセッション@赤坂見附

    2019年9月1日、「ビジネスと編集」をテーマにイシス関係者が集まった。企業の人事開発と組織変革の専門家・奥本英宏([花]師範)、マーケティングアドバイザー・松原朋子(「遊刊 エディスト」デスク)、長年にわたり海外ビジ […]