宮谷一彦といえば、超絶技巧の旗手として名を馳せた人だが、物語作家としては今ひとつ見くびられていたのではないか。
『とうきょう屠民エレジー』は、都会の片隅でひっそり生きている中年の悲哀を描き切り、とにかくシブイ。劇画の一つの到達点と言えるだろう。一読をおススメしたい(…ところだが、入手困難なのがちょっと残念)。

札幌は、編集力を磨くのにうってつけだ。
まず、碁盤の目のように整った道路が「分けたい、繋げたい、見立てたい」という編集心をそそる。
一歩足を踏み入れると、当たり前と思っていたものの見方や物差しが揺さぶられる。
「インタースコア」とは編集的コミュニケーションの奥義だが、このスコアがまったく違うのだ。
全国縦断で展開してきた2020夏のオンラインツアー、
フィナーレを飾るのは、編集コーチとしてピカイチ成長株の神尾師範代と、ITにも物語編集にも強い岩野師範。
佐々木千佳
編集的先達:岡倉天心。「24時間働けますけどなにか?」。無敵の笑顔の秘密は未だ明かされない学林局局長。NEXT ISISでも先頭を日夜走り続けている。子ども編集学校開校は積年の願い。
「では、Thinking dive! 編集稽古をどうぞ」 クイズ番組の名司会さながら、北條玲子師範代による稽古コールが響いています。 イシス編集学校学校説明会、本日は満席で田中晶子花伝所長も動員、ブレイクアウトルームにわ […]
編集が踊っている。 編集ワーク三昧を楽しむイシスの祭り、ISIS FESTA エディットツアー・スペシャルがこの夏も盛況、期間の折り返しにさしかかった。 8月前半は、子ども向け、教育現場の方々 […]
「探究って、あまり楽しくないイメージだったのが、変わった」 200人を超える女子高校生達の瑞々しい感想が届いた。 2019年からこの授業を重ねてきた先生方は、コロナ禍の今年も前倒しで研修会をし、オンライ […]
子どもも大人も、読み・書き・変わる【ツアー@子ども編集学校】
子どもも大人も、学び場を探している。 今回、ISISフェスタでお楽しみいただくプログラム「よみかき編集ワーク」は、学校や図書館をはじめ、地域の文化施設、科学館、書店など、じつにさまざまな場所で行われてきたも […]
オンラインなのに土地にこだわるISISフェスタ「Edit ツアースペシャル」。 編集とはまだ見ぬものを求めることだ。 むかったお題は、Editツアーしてほしい愛媛とは何か? うらうらとした瀬戸内からドキドキする伊丹映画や […]
コメント
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2025-09-18
宮谷一彦といえば、超絶技巧の旗手として名を馳せた人だが、物語作家としては今ひとつ見くびられていたのではないか。
『とうきょう屠民エレジー』は、都会の片隅でひっそり生きている中年の悲哀を描き切り、とにかくシブイ。劇画の一つの到達点と言えるだろう。一読をおススメしたい(…ところだが、入手困難なのがちょっと残念)。
2025-09-16
「忌まわしさ」という文化的なベールの向こう側では、アーティスト顔負けの職人技をふるう蟲たちが、無垢なカーソルの訪れを待っていてくれる。
このゲホウグモには、別口の超能力もあるけれど、それはまたの機会に。
2025-09-09
空中戦で捉えた獲物(下)をメス(中)にプレゼントし、前脚二本だけで三匹分の重量を支えながら契りを交わすオドリバエのオス(上)。
豊かさをもたらす贈りものの母型は、私欲を満たすための釣り餌に少し似ている。