先人の見立て力にひれ伏すしかないと思って来た「墨流し」。戯れに、Chatさんに「蝶のスミナガシを別の見立てで改名するにはどんな名前がいいですか?」と尋ねてみて、瞬時に現れた名答に打ち拉がれております。

応募開始は11月初旬、定員は100名っきり。イシス編集学校のニューコース<多読ジム>の申し込みサイトがいよいよオープンする。これまで何度か開講の遅延を繰り返してきた多読ジムだが、今度ばかりは間違いない。2020年1月に開講する。
つい先日、同じく2020年1月からステージ復帰をかけて欧州ソロツアーを予定していたオジー・オズボーンが、再延期を発表。70歳のオジーは「死にかけていない」し、「まだやらなければならないコンサートがあるから、引退はしない。米国ツアーに戻る時は100%準備が整った状態でいたい。皆を驚かせるために」と語った。2020年5月の北米ツアーは予定通り開催される。
「死んだ」とか「引退する」とか勝手な噂が飛び交っているオジーだが、実は<多読ジム>もありもしない噂がまことしやかに囁かれている。とくに「多読ジムは[離]の退院者向きだ」とか、「活字中毒の巣窟になる」といった類のものが多い。
だが、これは大間違いだ。多読ジムはなんてたって、”ジム”。プールでジャバジャバ遊びたい人も、楽しくヨガしたい人も、軽〜くダイエットしたい人も、もちろんベンチプレス100キロ持ち上げたい人も、受講資格の「[破]応用コース修了者」さえしていれば、誰でもウェルカム。受講者は自分の目標に合わせて、トレーナーである”冊師”のナビを受けながら、自在にトレーニングを積むことができる。
うーん、そうは言われてもね、となかなか踏ん切りがつかない人たちのために、<多読ジム>の「問診票」がある。いずれ、申し込みサイトに掲載される予定だ。もしかしたら、その前にこの「遊刊エディスト」で誰かがリークするかもしれない。この問診票でチェックすれば、<多読ジム>を受けるべきか、受けないべきか、即座に判断できる凄もの。
問診票の作成者は、ラグビーの福岡堅樹選手と同名の吉村堅樹林頭。福岡選手は堅樹(けんき)、林頭は堅樹(けんじゅ)なので、読みは異なるが、問診票には木村久美子月匠も太鼓判を押す。オジーのようにいつも「皆を驚かせる」ことがモットーの、これぞ林頭ともいうべきエディット・トライをどうぞご堪能あれ。
<参照>
https://www.msn.com/ja-jp/entertainment/story/オジー・オズボーンが欧州ツアー再延期、「死にかけてはいない」/ar-AAIxJyl#page=2
金 宗 代 QUIM JONG DAE
編集的先達:宮崎滔天
最年少《典離》以来、幻のNARASIA3、近大DONDEN、多読ジム、KADOKAWAエディットタウンと数々のプロジェクトを牽引。先鋭的な編集センスをもつエディスト副編集長。
photo: yukari goto
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コメント
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2025-10-15
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2025-10-14
ホオズキカメムシにとってのホオズキは美味しいジュースが吸える楽園であり、ホオズキにとってのホオズキカメムシは血を横取りする敵対者。生きものたちは自他の実体など与り知らず、意味の世界で共鳴し続けている。