飲む葡萄が色づきはじめた。神楽鈴のようにシャンシャンと音を立てるように賑やかなメルロー種の一群。収穫後は樽やタンクの中でプツプツと響く静かな発酵の合唱。やがてグラスにトクトクと注がれる日を待つ。音に誘われ、想像は無限、余韻を味わう。

それにしてもコレ、すごいね。「倍返し」できたかどうかわからないけれど。
番組「校長ゼッコーチョー」に出演した松岡正剛校長は、第74回感門之盟エディットジャパンのタブロイド紙「EDITOR SHIP」を絶賛しながら、番組表の「リモートで校長の編集倍返し」という紹介文に笑いながら応じた。さらに「このタブロイドの魅力のように、今日はみなさんのB面、アナザーセルフの顔を見せてもらいたい」と付け加えた。
「ぼくはキリスト教的な単位である1年という単位はあまり気にいっていなくて、17〜18か月くらいがちょうどいいじゃないかと思っているんだけど」と独自の周季感覚をしめしたうえで、「20周年という歳月には万巻去来するものがある」と語った。「編集学校でとくにうまくいっているのは、少年期、青年期、老年期でそれぞれちょっとずつ流れる時間は違うわけだけれど、そうした異なる時間感覚が混ざっていることだと思います」。
「今、ソーシャル・ディスタンスと言われているけれど、個人の耳や目や爪先から編集から始まっている。私たちは情報感覚帯、知覚をそもそも持っているわけで、それらすべてを含めたエディット・ディスタンスなるものをつくっていかなければいけない。だとしたら、編集学校は日本の最前線で必要とされるかもしれない」。
次に松岡校長出演予定の番組は、本日7時10分〜「SEIGOWの部屋」。どうぞお楽しみに。
金 宗 代 QUIM JONG DAE
編集的先達:宮崎滔天
最年少《典離》以来、幻のNARASIA3、近大DONDEN、多読ジム、KADOKAWAエディットタウンと数々のプロジェクトを牽引。先鋭的な編集センスをもつエディスト副編集長。
photo: yukari goto
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コメント
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2025-08-16
飲む葡萄が色づきはじめた。神楽鈴のようにシャンシャンと音を立てるように賑やかなメルロー種の一群。収穫後は樽やタンクの中でプツプツと響く静かな発酵の合唱。やがてグラスにトクトクと注がれる日を待つ。音に誘われ、想像は無限、余韻を味わう。
2025-08-14
戦争を語るのはたしかにムズイ。LEGEND50の作家では、水木しげる、松本零士、かわぐちかいじ、安彦良和などが戦争をガッツリ語った作品を描いていた。
しかしマンガならではのやり方で、意外な角度から戦争を語った作品がある。
いしいひさいち『鏡の国の戦争』
戦争マンガの最極北にして最高峰。しかもそれがギャグマンガなのである。いしいひさいち恐るべし。
2025-08-12
超大型巨人に変態したり、背中に千夜をしょってみたり、菩薩になってアルカイックスマイルを決めてみたり。
たくさんのあなたが一千万の涼風になって吹きわたる。お釈迦さまやプラトンや、世阿弥たちと肩組みながら。