プラン10:ニッポン吟醸蔵【46[破]DAN ZEN ISIS P-1 Grand Prix】

2021/08/23(月)22:00
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46[破]DAN ZEN ISIS P-1 Grand Prix、『遊刊エディスト』誌上で予選を開催中。第77回感門之盟での本選出場をかけて、各教室から短期決戦の応援合戦だ。
さあ、あなたも心惹かれるプランに投票を!

 


──プラン10:王冠切れ字教室/ニッポン吟醸蔵──

 

「お金」の時代を総括せよ!

バブル資本主義から「吟醸の蔵」へ


 

■なぜ今、バブル経済を総括するのか?

 

本ミュージアムは、岐阜県大垣市の老舗酒造会社の男性社長を想定クライアントとする。彼は架空の人物だ。だが、きっと日本中に「もう一人の彼」がいる。

 

バブル期を生きて今を模索する“われわれ世代”の怒りと絶望を、彼は代弁している。みんな必死に走ってきたのだ。「失われた30年」などという紋切り批判で目を背けるな。あの腐敗を直視せよ。そして腐葉土に芽生えた小さな希望を取り上げよう。

 

 

■これは「負のミュージアム」だ

 

ディスコの狂騒、高級ホテルでのクリスマスデート、株価高騰に沸く東証、「24時間戦えますか」。全天空型ドームシアターが再現する熱狂。酒蔵の中に登場するバブルの館。

 

BGMにはアン・ルイスや山下達郎。NTT株上場フィーバー、豊田商事事件に、金融・証券不祥事、破綻の始まり……針路はどこで歪んだのか?

 

 

■「失われた30年」の意味を上書きする

 

しかし、そんな中でも、酒造りの深みが醸す大垣の地域文化は、自噴水や木枡づくりの技と共に、愚直に受け継がれてきた。

 

吟醸酒や純米酒などの特定名称酒制度が個性豊かな地酒に日の目を当てて30年。「失われた」だけではない30年の営みがある。

 

 

■「次の世代」がつくる世界を信じている

 

「お金」の時代はもう終わる。資本主義の船からの「降り方」を皆が知りたがっている。この地方都市の一角で発酵をつづけてきた清冽な「吟醸の精神」をお見せする。

 

等価交換の先にある新しい価値観を社会化していくのは、きっと「次の世代」だ。彼らに思索と行動の拠点を。このミュージアムを、“われわれ世代”から“彼ら”への贈り物としたい。

 

 

 

企画案:46[破]王冠切れ字教室学衆 山下雅弘
画像作成:同 学衆 今野あすか
記事原案:同 師範代 大塚宏
編集:同 師範 福田容子

 


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投票締め切り:2021年8月25日(水)24時

 

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  • 福田容子

    編集的先達:森村泰昌。速度、質、量の三拍子が揃うのみならず、コンテンツへの方法的評価、厄介ごと引き受ける器量、お題をつくり場を動かす相互編集力をあわせもつ。編集学校に現れたラディカルなISIS的才能。松岡校長は「あと7人の福田容子が欲しい」と語る。