49[破]は、2月12日に最終日を迎えた。この日が全番回答の〆切日。46名が4つの編集術の旅から、見事、帰還した。
イシス編集学校において、突破は大きな節目である。だれでも入門できるが、必ず[守][破]の順に受講しなければならず、[破]を突破しないと師範代になれないし、[離]を受講できない。編集学校は案外、ルールに厳しいのだ。
突破すれば、花伝所を受講して師範代になれる、校長直伝の[離]にチャレンジできる、遊講座や多読ジムでは編集学校のお歴々(文字通り、いろんな期で学んだイシス人が重層している)と一緒に稽古できる。イシスの奥庭に入り、ますます愉快に遊ぶとともに、メンバーシップを得て編集学校の各所で編集力の発揮を求められるようになる。
このキップで、次はどんな冒険に旅立つか。突破者の未来には、ますますたくさんの私が待っている。その憧れを実現してゆこう!
原田淳子
編集的先達:若桑みどり。姿勢が良すぎる、筋が通りすぎている破二代目学匠。優雅な音楽や舞台には恋慕を、高貴な文章や言葉に敬意を。かつて仕事で世にでる新刊すべてに目を通していた言語明晰な編集目利き。
【ISIS BOOK REVIEW】直木賞『地図と拳』書評 〜“カタロガー”の場合
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