朝刊の番組欄を開くと、左端にNHK。その横に寄り添うように並んでいるEテレは、NHKの別院にも、離れのようにも見える。
9月4日と5日の両日に開催される第77回感門之盟で、イシス放送局に寄り添うのがイーてれだ。本楼とオンラインで進行する次第に合わせ、EditCafeからリアルタイムで情報を配信する。当日、本丸イシス放送局のチャットでは、Zoom参加者がリアルと交差し、遊刊エディストでは、ライターが現場の熱気を乗せて速報を仕上げていく。この二つのメディアとともにリテラルなロールを担うイーてれでは、実況中継や出演者の紹介のほか、校長から師範代に贈られる先達文庫のリストや、産声をあげた教室名、師範に贈られる校長直筆の色紙のズームアップ映像など、アーカイブ機能で存分に味わうことができる。
イーてれのイーはEditCafeのE。
だがじっと目を凝らすと折り畳まれていたさまざまな別様のEが綻んでくる。エンターテイメント(もてなし)、エモーション、エンパシー、エボリューション、エピファニー・・・。
感門之盟で巧まずして湧き起こるこうした多様なEの香りのエッセンスを、イーてれは届ける。
丸洋子
編集的先達:ゲオルク・ジンメル。鳥たちの水浴びの音で目覚める。午後にはお庭で英国紅茶と手焼きのクッキー。その品の良さから、誰もが丸さんの子どもになりたいという憧れの存在。主婦のかたわら、翻訳も手がける。
引き寄せて結べば草の庵にて解くれば元の野原なりけり 今年は、諏訪大社の七年に一度の御柱祭の開催年だった。1200年以上の歴史があるというこの壮大な神事では、山から切り出した樅の巨木を氏子が曳い […]
水中に牡丹崩るる金魚かな 玄月 週刊誌に連載された松岡校長の「百辞百景 コンセプト・ジャパン100」が、フルカラー500頁の文庫本『見立て日本』となって蘇った。銀朱の鱗が光る可愛らしい金魚の写真をめくると、 […]
アゲハ蝶が庭の花の蜜を吸いにやってくる。翅の動きは人の呼吸に似て、てふてふと震えながら上下している。ギリシャ語で蝶はプシュケ。霊魂(プシュケー)を意味するという。日本でも古くからあの世とこの世を結ぶと考えられてきた蝶は、 […]
【速報 校長メッセージ】Q→Aの既知の世界からQ→Eへと羽ばたく蝶【79感門】
■感門之盟の由来とは? イシス館の階段をゆっくり下りてくる松岡校長を、井寸房が迎える。青白橡色の羽織を纏った校長は、今日開かれる感門之盟の由来について語りだした。4世紀半ばの魏晋南北朝の中国は、六朝とも呼ばれるダイバーシ […]
【速報】もっと怪しい校長を ― 曼名伽組の組長が自らに課したお題とは?【79感門】
夢の中のような空間に、一人の男が座っている。第79回感門之盟が始まって間もなく、佐々木局長が中継先の中部支部を画面越しに呼び出して現れたのは、摩訶不思議なオブジェと校長の千夜千冊豪華本に挟まれた小島伸吾組長だった。ここは […]