連想をひろげて、こちらのキャビアはどうだろう?その名も『フィンガーライム』という柑橘。別名『キャ
ビアライム』ともいう。詰まっているのは見立てだけじゃない。キャビアのようなさじょう(果肉のつぶつぶ)もだ。外皮を指でぐっと押すと、にょろにょろと面白いように出てくる。
山椒と見紛うほどの芳香に驚く。スパークリングに浮かべると、まるで宇宙に散った綺羅星のよう。

なんてもったいないんだ。
『編集力チェック』を受けたことのない人が多いらしい。イシス編集学校の重要なツールで、しかも無料なのに。自分の気づかない思考の動きに「指南」でハッとして、ドキドキする初恋体験をしないままだなんて…。『編集力チェック』が受講の決め手になった者がそう嘆く。48[守]指導陣がざわついた。与件を得てプロジェクトが立ち上がった。
誰もが予想のつかない日々を送るなか、果たして私たちの“編集力”はどうなっているのか? 2022年春、現代人の編集力をリサーチするべく、イシス編集学校は“社会実験”を敢行する。編集力チェックのお題への回答をもとに「編集力のいま」を分析。ここ遊刊エディストにてレポートする試みだ。
参加方法は、たった2つのお題に答えるだけ。やがて脳内を刺激する指南が届く。100人の編集力プロジェクトは、特典もつくというオマケつき。初恋のようなときめく体験は、この季節にぴったりだ。
春はもう近い。編集に恋する未知の“お題”があなたを待っている。
詳細・申込はこちら
若林牧子
編集的先達:白洲正子。長身たまご顔にキュートな声、すきをつくる編集力と天然発言で、アシスタントにしたいNo.1師範。四国と東京をつないで活躍する食と農のコーディネーターでもある。通称は若まっこ。
「数寄」とは、何かの風情や風趣に心を奪われること。53期[守]師範による「数寄語り」シリーズの第一弾は、その手間を尽くすしつらい・もてなし・ふるまいに「過剰なおもてなし」という枕詞をもつ若林牧子だ。先達の溢れんばかりの数 […]
50期[守]に入門した先輩たちから贈りものが届いた。しかも2つもだ。 2023年2月19日に卒門した50[守]の学衆たちの多くは、そのまま50[破]へと進んだ。[守]基本コースと[破]応用コースを一対で受講してはじめて、 […]
【特別企画】4/23(日)、あの「本楼」に行けるエディットツアーあります!
世の中には体験してみなければ分からないことがたくさんある。 松岡正剛が校長をつとめるインターネット上の学校、イシス編集学校がそのひとつだ。 イシス編集学校には、秘密基地があります。それが、東京・世田谷の住宅 […]
編集稽古は学衆だけのものではない。 師範代はもちろん教室を見守る師範もだ。校長の松岡正剛でさえ編集稽古をしている。 イシス編集学校では、ネーミングを重視する。 その最たるものが「教室名」だ。この世に初めて誕 […]
48から49[守]へ イシスのカブキもの─花盛りイシス浮世語り
イシス編集学校は、花盛りだ。 48[破]コースは一番ダッシュでスタート、ただいま賑わいの春である。 49[守]は定常コース満員御礼にていよいよ4/25(月)に出航する。 師範代養成講座の37[花]はGW明け […]
コメント
1~3件/3件
2025-07-02
連想をひろげて、こちらのキャビアはどうだろう?その名も『フィンガーライム』という柑橘。別名『キャ
ビアライム』ともいう。詰まっているのは見立てだけじゃない。キャビアのようなさじょう(果肉のつぶつぶ)もだ。外皮を指でぐっと押すと、にょろにょろと面白いように出てくる。
山椒と見紛うほどの芳香に驚く。スパークリングに浮かべると、まるで宇宙に散った綺羅星のよう。
2025-07-01
発声の先達、赤ん坊や虫や鳥に憑依してボイトレしたくなりました。
写真は、お尻フリフリしながら演奏する全身楽器のミンミンゼミ。思いがけず季節に先を越されたセミの幼虫たちも、そろそろ地表に出てくる頃ですね。
2025-06-30
エディストの検索窓に「イモムシ」と打ってみたら、サムネイルにイモムシが登場しているこちらの記事に行き当たりました。
家庭菜園の野菜に引き寄せられてやって来る「マレビト」害虫たちとの攻防を、確かな観察眼で描いておられます。
せっかくなので登場しているイモムシたちの素性をご紹介しますと、アイキャッチ画像のサトイモにとまる「夜行列車」はセスジスズメ(スズメガ科)中齢幼虫、「少し枯れたナガイモの葉にそっくり」なのは、きっと、キイロスズメ(同科)の褐色型終齢幼虫です。
添付写真は、文中で目の敵にされているヨトウムシ(種名ヨトウガ(ヤガ科)の幼虫の俗称)ですが、エンドウ、ネギどころか、有毒のクンシラン(キョウチクトウ科)の分厚い葉をもりもり食べていて驚きました。なんと逞しいことでしょう。そして・・・ 何と可愛らしいことでしょう!
イモムシでもゴキブリでもヌスビトハギでもパンにはえた青カビでも何でもいいのですが、ヴィランなものたちのどれかに、一度、スマホレンズを向けてみてください。「この癪に触る生き物をなるべく魅力的に撮ってやろう」と企みながら。すると、不思議なことに、たちまち心の軸が傾き始めて、スキもキライも混沌としてしまいますよ。
エディスト・アーカイブは、未知のお宝が無限に眠る別銀河。ワードさばきひとつでお宝候補をプレゼンしてくれる検索窓は、エディスト界の「どこでもドア」的存在ですね。