昆虫の巨大な複眼は、360度のあらゆる斜め目線を担保する無数の個眼の集積。
それに加えて、頭頂には場の明暗を巧みに感じ取る単眼が備わっている。
学衆の目線に立てば、直視を擬く偽瞳孔がこちらを見つめてくる。

編集は対話から生まれる。
<久野美奈子からのメッセージ>
新しいことを始める。新しい環境に身を置く。そんな変化が訪れやすい春。
改めて、自分の強みや活かし方、周りとのコミュニケーションについて考える方も多いのではないでしょうか。
誰かに想いを伝えたい。誰かの想いを受け取りたい。
人が社会の中で生きる上で、避けては通れない願い。
だからこそ人は悩んだり傷ついたり迷ったりします。
ナビゲーターを務める久野は日々起業支援の現場でたくさんの方と「コミュニケーション」をしていますが、イシス編集学校で学んでよかったと思っていることの一つが、「目の前の人にまっすぐに興味関心を持ち、面白がるまなざしを持つことができたこと」。
気合や根性やテクニック、そんなところをふわりと超えて、「編集」というモノサシをコミュニケーションにあててみる。
自分と相手の「あいだ」に着目する。
自分や他者を「ひとつの情報」と捉えて自由に動かしたとき、新しいコミュニケーションのあり方が見えてくるのかもしれません。
編集的コミュニケーション、ご一緒に考えてみませんか?
エディスト編集部
編集的先達:松岡正剛
「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。
田中優子の酒上夕書斎|第三夕『雨月物語』上田秋成(2025年7月29日)
学長 田中優子が一冊の本をナビゲートするYouTube LIVE番組「酒上夕書斎(さけのうえのゆうしょさい)」。書物に囲まれた空間で、毎月月末火曜日の夕方に、大好きなワインを片手に自身の読書遍歴を交えながら […]
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コメント
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2025-07-29
昆虫の巨大な複眼は、360度のあらゆる斜め目線を担保する無数の個眼の集積。
それに加えて、頭頂には場の明暗を巧みに感じ取る単眼が備わっている。
学衆の目線に立てば、直視を擬く偽瞳孔がこちらを見つめてくる。
2025-07-27
ただ今フランスのマルシェあちらこちらで縦縞の赤肉メロンが山盛りだ。自然界が生んだデザインはじつに美しい。赤肉にくるりと生ハムを巻けば、口福ともいうべき大人の欲望が満たされる。
2025-07-25
九州出身のマンガ家は数多いが、”九州男児”っぽさを前面に押し出している作家といえば、松本零士に小林よしのり、そして長谷川法世ということになるだろう(みんな福岡だが…)。なかでも長谷川法世『博多っ子純情』は、その路線の決定版!
これこれこの感じ。まさにこれが九州男児バイ!(…と、よそ者の目には見える…)