巣の入口に集結して、何やら相談中のニホンミツバチたち。言葉はなくても、ダンスや触れ合いやそれに基づく現場探索の積み重ねによって、短時間で最良の意思決定に辿り着く。人間はどこで間違ってしまったのだろう。
みなさん! 突然ですが、クイズです。
下の二つの言葉をつなぐものは何か考えてみましょう。
<本部(もとぶ)>と<中土佐>。
前者は沖縄北部の、後者は高知中西部の海に面した町です。それぞれの言葉の周辺に広がる情報を掬い、イメージをグーンと広げ、そこからさらにさらに奥に入ってみましょう。
わかりましたか?
答えは、魚の「カツオ」。
意外かもしれませんが、実は沖縄はカツオ節の消費量が日本一なのです。その沖縄でカツオの町と言えば本部。
一方、「カツオのたたき」は高知の代名詞で消費量は日本一。なかでも中土佐は漫画「土佐の一本釣り」の舞台となった漁師町として知られています。
近海と遠洋の違いはありますが、沖縄も高知もどちらも一本釣りで漁師がカツオを釣り上げるのは同じ。こんな風に意外なところにつながりがあるんです。
もちろん、つながりはこれだけではありません。
8月29日の「黒潮エディット、なんごくさま祭」では、もっと多くの思わぬつながりの発見やそこから見える差異の際だちを楽しめる編集学校名物目ミメロギアを用意して皆さまをお待ちしています!
連想や対比が南国を地に花開き、黒潮に乗ってアタマ中を回遊すること間違いなし!?
【イシス祭@沖縄&高知】黒潮エディット、なんごくさま祭
8月29日(土)14:00-15:30
ナビ:真武信一、渡會眞澄、萩原雄三、清水伺名子
しみずみなこ
編集的先達:宮尾登美子。さわやかな土佐っぽ、男前なロマンチストの花伝師範。ピラティスでインナーマッスルを鍛えたり、一昼夜歩き続ける大会で40キロを踏破したりする身体派でもある。感門司会もつとめた。
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コメント
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2025-12-16
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