【イシス祭@島根】引き算の美学「ないもの」編集は島根が発祥だった!

2020/08/22(土)12:00
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 第1位  遊びにいくところが少ない 38.9%(148票)
 第2位  若い人が少ない 25.5%(97票)
 第3位  アピールが下手だと感じる 22.1%(84票)
 第4位  人口が少ない 21.6%(82票)
 第5位  県外から訪れるのが大変 21.1%(80票)
 第6位  民放のテレビ局(地上波)が少ない 20.3%(77票)
 第7位  地味である 20.0%(76票)
 第8位  島根県自体があまり知られていない 18.9%(72票)
 第9位  日本のどこにあるか知られていない 15.5%(59票)
 第10位  鳥取県と間違えられる 12.9%(49票)

 

 これは、とある企業が集計した「島根の残念なところランキング」です。


 全体的に知名度が低く、「地味」な印象が強いのが島根県。遊びに行く場所が無くて、東京で話題のテレビ番組も映らない。
日照時間が日本一少なくていつも曇り空。「島根?ああ、砂丘があるところよね~」と、お隣の鳥取県と間違えられがち。

 

 それでも島根っ子がネガティブでないのはなぜ?

 実は、日本中で“だいこくさま”として慕われ、多くの地域で祀られている大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)は島根の出雲大社が本拠地。11月(旧暦10月)には出雲へ日本全国から神様が集う「神在月」がありますが、その間、島根以外の地域からは神様がいなくなります。これを島根県以外では「神無月」と呼んでいるのです。

 

 

 

 

 

 地味だ地味だといわれる島根。
 ないもの尽くしの島根。

 その実態は他県にないものを持つほど、「神った土地」なのでした。


「ないもの」や「手に入らないもの」から「なりたいもの」に想像を働かせてみることは、イシス編集学校で学ぶ編集術の基本です。

 

 編集ワークショップで「なりたいもの」を探してみませんか?

 出雲の神様がちょっこし、そのお手伝いをしてくれるでしょう。

 

 最後に…島根の魅力的なところランキングも紹介します!

 

 第1位  のんびりとしていて、落ち着いた空気 50.8%(193票)
 第2位  海、山など自然が多い 36.8%(140票)
 第3位  食べ物(海の幸)が美味しい 33.2%(126票)
 第4位  海がきれい 15.5%(59票)
 第5位  水道水が美味しい 15.5%(59票)
 第6位  出雲大社がある 15.0%(57票)
 第6位  人が優しい 15.0%(57票)
 第8位  お米が美味しい 13.4%(51票)
 第9位  神話も多く歴史的に面白い 12.6%(48票)
 第10位  神社仏閣・遺跡が多い 8.4%(32票)

 

 


【EX島根】ちょっこし遊んで 出雲神在だんだん編集祭
ナビ/上杉公志、景山和浩、増岡麻子

9月2日(水)19:30-21:00

https://shop.eel.co.jp/products/detail/227

 

ランキング参照
https://www.homes.co.jp/cont/press/report/report_00159/


  • 増岡麻子

    編集的先達:野沢尚。リビングデザインセンターOZONEでは展示に、情報工場では書評に編集力を活かす。趣味はぬか漬け。野望は菊地成孔を本楼DJに呼ぶ。惚れっぽく意固地なサーチスト。