イシス編集学校の編集コーチ<師範代>を語るなら、「しつらえ、もてなし、ふるまい」で伝えたい。しつらえは調度、もてなしは所作、ふるまいは場に示す好意のあらわし。稽古場を趣向をもって整え、方法と段取りを気遣い、回答に新しさを呼びこみながらふわりとイマジネーションを広げていく。テキストで交わす稽古だからこそ際立つモダリティがそれぞれにあります。
イシス編集学校では、どんな仕事や専門分野を持つ人も「編集」を学ぶことができる。[守][破]の講座を修了した人には<師範代>になる資格がある。学び手が師範代となり、師範代が学び手にもなる。師範代との番稽古は「方法の型」を身につけるにとどまらず、人と社会を躍動させるエディティングスタイル、ISIS(Interactive System of Interscores)を体験する機会となっています。
そんな編集学校のしくみごと師範代の編集力にふれてもらおうと、花伝所の師範たちが3つのワークショップを準備しました。師範代の多様なモードや編集指南のメトリックをキャッチしながら、「編集稽古」の愉快の一端を感じてください。
師範代を目指している人、編集学校そのものに関心がある人、もちろん入門前の方も大歓迎です。振るってご参加あれ!
■日時:2023年2月5日(日)14:00 – 16:00
(質疑応答時間もあります)
■費用:1,100円(税込み)
■会場:オンライン(Zoomを使用)
■人数:先着20名様まで
詳細・お申込み ▶花伝エディットツアー
イシス編集学校 [花伝]チーム
編集的先達:世阿弥。花伝所の指導陣は更新し続ける編集的挑戦者。方法日本をベースに「師範代(編集コーチ)になる」へと入伝生を導く。指導はすこぶる手厚く、行きつ戻りつ重層的に編集をかけ合う。さしかかりすべては花伝の奥義となる。所長、花目付、花伝師範、錬成師範で構成されるコレクティブブレインのチーム。
「即応指南」スペシャル、オンライン稽古が行われた。巷はバレンタインの夜だが、先日行われたエディットツアーを丸ごとリバースしようと、先峰吉井優子花伝師範が乗り出した。花伝所を放伝したあとも新師範代は次期51[守]へ向けて研 […]
節分明けの2月5日、未入門者も含む17名がイシス編集学校のマザーシップ、花伝所のエディットツアーに参集した。38[花]を修了したばかりの放伝生も新師範代として駆けつけた。田中晶子所長以下、林朝恵花目付に花伝師範ら総勢8名 […]
瀬戸際に立つ入伝生に師範代認定を出すか否か。 2022年の年の瀬、キャンプを終えた38[花] 花伝所では指導陣が集い、熱く、けれども繊細な交し合いが行われた。効率性、コスパ、スキル、資格の有無といった一定の […]
日本ではまるでこの歌でしか正月が祝えないかのように、「年の初めのためしとて、終わりなき世のまでたさよ」と歌う。「年の初めのためし」の「ためし」とは何か。「ためし」は験しで、修験の験、経験の験、効験の験である。 千夜千冊4 […]
達成感や無力感、労いや悔い、希望や不安が、「言葉」となってはすぐに炎に包まれる。2022年12月18日の夜。「指南編集トレーニングキャンプ」のラストプログラムである「キャンプファイヤー」も、これまでの演習と同じく「言葉」 […]