「忌まわしさ」という文化的なベールの向こう側では、アーティスト顔負けの職人技をふるう蟲たちが、無垢なカーソルの訪れを待っていてくれる。
このゲホウグモには、別口の超能力もあるけれど、それはまたの機会に。

「イシスの21世紀の女といえばこの人」。『情歴21』編集長の吉村堅樹林頭の隣に姿を現したのは加藤めぐみだ。加藤はいわば吉村林頭の編集女房。いや、『情歴』というオシリスを再生する女神イシスと言っても過言ではない。この人がいなければ、『情歴21』の書籍版も電子版も無かった…と言ってもいいくらいのキーマンである。その加藤と吉村が語る、「いよいよ電子化!」の情歴のレシピとは? 電子化の何がすごいのか?
(1)検索できる!
これまで切望されながらなかなか実現されることのなかった、一つ一つの歴史事象の検索が、電子PDF版では、ついに可能になった。情報の海にダイブして、至福の情歴サーフィン・ライフを堪能したい。
(2)「2021年」ページがある!
書籍版の『情歴21』には掲載されていない「2021年」の見開きページが新たに追加されている。2021年、何があった? 「米国議事堂乱入事件」「イカゲーム」「宇宙旅行」…。
(3)予約特典がすごい!
事前予約するととんでもないお宝がついてくる。かつて『情歴』のダイアグラムの手書き原稿のスキャンデータが手に入る。ここには、松岡正剛作のダイアグラム案を伝説のデザイナー戸田ツトムさんがデザインしていくプロセスがありありと刻まれている。
豪華予約特典!『情報の歴史21』電子版12月販売開始。2021年のページも追加
「情歴21」は電子化だけではありません。リアルイベントの「『情歴21』を読む」プロジェクトも絶賛進行中! 次回ゲストはヤマザキマリさんです!
9/13 ISIS FESTA スペシャル『情報の歴史21』を読む 第七弾!ヤマザキマリ×松岡正剛
エディスト編集部
編集的先達:松岡正剛
「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。
イシス編集学校のアドバイザリー・ボード「ISIS co-mission」(イシス・コミッション)に名を連ねる9名のコミッション・メンバーたちが、いつどこで何をするのか、編集的活動、耳寄りニュースなど、予定されている動静を […]
第88回感門之盟「遊撃ブックウェア」(2025年9月6日)が終了した。当日に公開された関連記事の総覧をお送りする。 なお、今回から、各講座の師範陣及びJUSTライターによる「感門エディストチーム」が始動。多 […]
6月9日に開講した「多読ジムClassic25夏」も、夏らしい熱気をまといながら、無事に幕を下ろしました。 タドクラの本を読む筋肉=読筋(どくきん)を鍛える3つの読相術トレーニングは、なかなかにハード。すべ […]
イシス編集学校で予定されている毎月の活動をご案内する短信「イシスDO-SAY(ドウ-セイ)」。 早いもので、9月を迎えます。今月は、多読アレゴリアの秋シーズン開講もあれば、コース修了を祝う感門之盟や、多読ス […]
田中優子の酒上夕書斎|第四夕『童謡画集』川上四郎(2025年8月26日)
学長 田中優子が一冊の本をナビゲートするYouTube LIVE番組「酒上夕書斎(さけのうえのゆうしょさい)」。書物に囲まれた空間で、毎月月末火曜日の夕方に、大好きなワインを片手に自身の読書遍歴を交えながら […]
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2025-09-16
「忌まわしさ」という文化的なベールの向こう側では、アーティスト顔負けの職人技をふるう蟲たちが、無垢なカーソルの訪れを待っていてくれる。
このゲホウグモには、別口の超能力もあるけれど、それはまたの機会に。
2025-09-09
空中戦で捉えた獲物(下)をメス(中)にプレゼントし、前脚二本だけで三匹分の重量を支えながら契りを交わすオドリバエのオス(上)。
豊かさをもたらす贈りものの母型は、私欲を満たすための釣り餌に少し似ている。
2025-09-04
「どろろ」や「リボンの騎士」など、ジェンダーを越境するテーマを好んで描いてきた手塚治虫が、ド直球で挑んだのが「MW(ムウ)」という作品。妖艶な美青年が悪逆の限りを尽くすピカレスクロマン。このときの手塚先生は完全にどうかしていて、リミッターの外れたどす黒い展開に、こちらの頭もクラクラしてきます。