楽しみ方はいろいろあるが、ねぐらもたまには覗いて欲しい。
遊刊エディストにアクセスするとまず目に入るのは「NEWS 新着記事」。ここから新しい記事をチェックする読者が多いのではないだろうか。
見落としがちなのが「NEST」。最新のNEST記事がアップされても「ニュース」に並んでこないからだ。その横の「NEST edit」に控えめに顔を出す。だからと言って、”知る人ぞ知る”のコーナーではない。
「NEST」は遊刊エディストの中でも読み応えのある編集コラムが並ぶ。特に4人の連載記事には注目されたい。
◆『髪棚の三冊』
美容師である花伝師範 深谷もと佳が、三冊のキーブックをつなぎ合わせヘアデザインの現場で雑読乱考する編集問答録。
◆『OTASIS』
松岡正剛事務所ディレクター、そして[離]総匠の太田香保が、音楽、文章編集、松岡校長などについて気ままに綴るコラム。
SEにして着物エディターである師範・森山智子が和装に忍んだシステム編集を紐解く着物エッセイ。
病理医として、二児の母として、[離]右筆の小倉加奈子が編集工学×医療×母をインタースコアする骨太編集記。
ねぐら(NEST)といっても一休みはさせてくれない。読者を知の香り漂う編集の世界へ誘ってくれるねじろ(NEST)といった方が良いだろう。
遊刊エディストを開いたら「NEST edit」もお忘れなく。
後藤由加里
編集的先達:小池真理子。NARASIA、DONDENといったプロジェクト、イシスでは師範に感門司会と多岐に渡って活躍する編集プレイヤー。フレディー・マーキュリーを愛し、編集学校のグレタ・ガルボを目指す。
あれから525日が経ちました。遊刊エディストがオープンしたのは2019年9月3日のこと。この1年5ヶ月、毎日記事を更新しています。公開記事も970を超えて、ついに1000間近となってきました。来るべき1000記事目はど […]
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史上初 松岡火元校長オンライン講評会14[離] 10shot
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物語というのは、ある生理的な人間の生き方、暮らし方の中でどうしても最低必要な函、パッケージ、フレームだろうと僕は確信しています。認知科学的にも、文化史的にも、様々な表象の歴史にとっても物語ほど重要なフレームはない。 […]
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