土曜の昼はテレビ前に集合! 松岡校長レギュラー出演の「関口宏の一番新しい古代史」、いよいよ明日放映

2022/04/01(金)19:20 img
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日本について語るならまずルーツに立ち返ること。そのことを常に重視してきた松岡校長がついに沈黙を破る。それもテレビで、である。

 

BS‐TBSの新番組「関口宏の一番新しい古代史」(毎週土曜日・ひる12:00~12:54)に松岡校長がレギュラー出演することが決定し、初回放送が明日に迫ってきた。

 

第1回目のラインナップは「人類はどうやって日本へやって来たのか」「DNA解析によって分かった日本人のルーツ」「縄文時代、日本にはアートの心があった?」。日本の古代史は、架空の8人の天皇「欠史八代」や邪馬台国の所在をめぐる議論など、いまだに多くの謎に満ちている。しかし近年の調査や研究により、新しい発見が次々となされてきているという。そのような「古代史の今」について、ナビゲーターの関口宏さんの進行のもと、歴史学者の吉村武彦さんの最新の知見もふまえた解説に、松岡校長がコメンテーターとして古代社会や文化について新しい見方や切り口で読み解いていく。

 

ちなみにこの3名は、生まれが1943年・1944年・1945年とほぼ同世代。あわせて齢230を超える面々は、これまでの歴史学の枠を超えた「日本古代史」をどのように解き明かすのか。土曜の昼は、テレビ前で刮目されたし。

 

歴史学者の吉村さん(右)の解説を受けてコメントを寄せる松岡校長。「日曜美術館」や「情熱大陸」「オデッサの階段」「爆笑問題のニッポンの教養」「100分de名著」など、これまで多くのゲスト出演をしてきたが、意外なことにテレビのレギュラー出演は今回が初となる。

 

【番組情報】

・BS‐TBS「関口宏の一番新しい古代史

・2022年4月2日(土)スタート
 毎週土曜日 ひる12:00~12:54

・キャスト

 関口宏

 松岡正剛(編集工学研究所所長)

 吉村武彦(明治大学名誉教授)

 

(写真提供:松岡正剛事務所

  • 上杉公志

    編集的先達:パウル・ヒンデミット。前衛音楽の作編曲家で、感門のBGMも手がける。誠実が服をきたような人柄でMr.Honestyと呼ばれる。イシスを代表する細マッチョでトライアスロン出場を目指す。エディスト編集部メンバー。

コメント

1~3件/3件

山田細香

2025-06-10

 この日、セイゴオはどこから私達を見つめてくれていただろう。活け花の隙間、本楼の桟敷、編工研の屋根の上、地上15m付近の鳥の背中。低い所か、高い所か、感じ方は人それぞれだろうけど、霊魂がどこに遍在しているかを考えることと、建築物の高さは深く関係している。
 建築家・藤森照信はいろんな高さに茶室を造ってきた。山から伐り出した栗の木を柱にした《高過庵》の躙口は地上6m。その隣には地面に埋まった竪穴式の《低過庵》がある。この「高過ぎ」「低過ぎ」と言えるその基準は何なのか。

山田細香

2025-06-10

 藤森は人間の生と死のプロセスをノートに書きつけ、霊がどこに行くかをずっと考えてきた。そして人間が死ぬ場所としてドンピシャの高さを見つけ出している。それが檜の1本柱の上に建つ地上4mの《徹》だ。春になると満開の桜の中に茶室が浮かび上がる。桜は死を連想させる。この高さの絶妙さを目の当たりにすると、美しさだけでなく恐怖さえも感じてしまうのだ。

堀江純一

2025-06-06

音夜會の予習には『愛は愛とて何になる』(小学館)が是非ともおススメ。松岡校長も寄稿しています。
さらに、あがた森魚さんの映画監督第一作「僕は天使ぢゃないよ」は、なかなかの怪作なのでご興味のある方は是非どうぞ。
監督・脚本・主演・歌唱あがた森魚で、他にも横尾忠則、大瀧詠一、緑魔子、桃井かおり、山本コウタロー、泉谷しげる、鈴木慶一などなど無駄に豪華キャストなのに、なぜかヒロイン役が一般人(たぶん...)で、びっくりするほどのセリフ棒読み。さすがにこれはダメだろうと思いながら観ているうちに、だんだんこの子がいい感じに見えてくるから不思議。あがたさんの「愛の理想形」を結晶化させたような作品です。