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村田沙耶香賞はいったい誰が手にするのか…!?
本日、多読ジムSP村田沙耶香篇の読了式が豪徳寺・本楼でおこなわれた。
読了式では、修了作品に対してアワードが贈呈された。アワードは、村田沙耶香さんご本人が選出する村田沙耶香賞、そしてメッセージ賞、メソッド賞、メディア賞の四賞だ。
メディア・メソッド・メッセージは、編集学校のメディエーションの型である3M(Media・Method・Message)からとられている。メッセージ賞は木村久美子月匠、メソッド賞は小倉加奈子析匠、メディア賞は金宗代代将が選出した。
3Mが重視された理由は、今回の修了作品の制作ルールの自由度にある。修了制作は、村田さんの希望もあり、漫画でも写真でも詩歌でも絵画でも書評でもなんでもあり、というきわめて自由度の高いルールが設定された。そのため、実際に提出された作品も、漫画、写真、詩歌、絵本、エッセイ等、編集学校史上、稀に見る豊かなバリエーションのメディエーションが出揃った。そのぶん、個人のメディエーションの力が問われたというわけだ。そこで3M三賞の授与が決定した。
村田沙耶香賞、メッセージ賞、メソッド賞、メディア賞の受賞者には、それぞれの賞の選出者から賞品として本が贈呈される。気になる村田沙耶香賞の賞品とは…。
◆メッセージ賞 村山明日香さん◆
賞品:『アホウドリの迷信』
◆メソッド賞 山田細香さん◆
賞品:『植物は<未来>を知っている』
◆メディア賞 山本春奈さん◆
賞品:『誰も知らないレオ・レオーニ』
賞品:村田沙耶香さん所蔵の『文學界』
村田沙耶香賞は山田細香さんが受賞した。山田さんはメソッド賞も同時受賞し、ダブル受賞となった。
授賞式後には、村田沙耶香さんからサプライズ特別賞の発表もあり、山田細香さん、山本春奈さん、村山明日香さん、上杉公志さんにクリスマスプレゼントとして、キャンドルが贈られた。
金 宗 代 QUIM JONG DAE
編集的先達:夢野久作
最年少《典離》以来、幻のNARASIA3、近大DONDEN、多読ジム、KADOKAWAエディットタウンと数々のプロジェクトを牽引。先鋭的な編集センスをもつエディスト副編集長。
photo: yukari goto
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