発声の先達、赤ん坊や虫や鳥に憑依してボイトレしたくなりました。
写真は、お尻フリフリしながら演奏する全身楽器のミンミンゼミ。思いがけず季節に先を越されたセミの幼虫たちも、そろそろ地表に出てくる頃ですね。

20周年記念感門初日、近畿大学の配信チームを紹介しよう。
曼名伽組二代目組長から奇内花伝組の鬼参謀、はたまた13[守]師範代、学林局エースに、感門芸人。
そして名古屋でコーヒーを買ったらなぜか大阪で感門之盟に巻き込まれていたというイシス未関係のプロフェッショナルまで多士済々。
▼テクニカル担当:面影座
(右から、小島伸吾、小島貴子、我妻活恵、土井新二朗)
名古屋を拠点にする曼名伽組からは、実働部隊「面影座」の精鋭たちがテクニカルを一手に引き受ける。
この三連休の書き入れどき、「店を閉めてやってきた」という覚悟の小島伸吾。
貴ボーこと小島貴子は、13[守]全禅おしゃま教室師範代。小島伸吾とはイシス婚だ。
残る二人は、小島の営むヴァンキコーヒーロースターの常連客。
スイッチングや音声を一手に引き受ける土井新二朗は、あいちトリエンナーレ2019の音楽プログラムの技術監督も務めるプロフェッショナル。我妻活恵とともに、コーヒーを買いに来たら、なぜか編集学校に巻き込まれた一人。
▼スチール担当:木藤良沢
近大会場も2日間カメラマンが密着。
マグロのしぶきさえ写真に焼き付けるのは、曼名伽組・面影座所属かつ、大阪在住というこの日最強の属性をもつ木藤良沢(師範)。
Editorshipにも登場した感門芸人「藤木藤(ふじきとう)」の右側、今日もしゃべらない。
▼進行:福田容子・梅澤奈央
橋本英人(参丞)に蹴りをくらわせながら、カメラワークからモノのやり取りまで鬼の進行をかためていく福田容子(師範)。奇内花伝の鬼参謀が、丸投げされた白紙の式次第を配信用コンテンツに仕立てあげる。
その後ろ姿に学び、せこせことエディストで暴露する梅澤奈央(師範代)。
▼統括:橋本英人(学林局)
学林局からは、橋本が出張中。
「もう無理なにそれどういうこと」
各方面から無理難題を課せられても、もちまえのフレキシブルさでさばきたおす。
以上のメンバーで、あと6時間の配信を担当する。
(写真・福田容子、木藤良沢、梅澤奈央)
梅澤奈央
編集的先達:平松洋子。ライティングよし、コミュニケーションよし、そして勇み足気味の突破力よし。イシスでも一二を争う負けん気の強さとしつこさで、講座のプロセスをメディア化するという開校以来20年手つかずだった難行を果たす。校長松岡正剛に「イシス初のジャーナリスト」と評された。
イシス編集学校メルマガ「編集ウメ子」配信中。
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2025-07-01
発声の先達、赤ん坊や虫や鳥に憑依してボイトレしたくなりました。
写真は、お尻フリフリしながら演奏する全身楽器のミンミンゼミ。思いがけず季節に先を越されたセミの幼虫たちも、そろそろ地表に出てくる頃ですね。
2025-06-30
エディストの検索窓に「イモムシ」と打ってみたら、サムネイルにイモムシが登場しているこちらの記事に行き当たりました。
家庭菜園の野菜に引き寄せられてやって来る「マレビト」害虫たちとの攻防を、確かな観察眼で描いておられます。
せっかくなので登場しているイモムシたちの素性をご紹介しますと、アイキャッチ画像のサトイモにとまる「夜行列車」はセスジスズメ(スズメガ科)中齢幼虫、「少し枯れたナガイモの葉にそっくり」なのは、きっと、キイロスズメ(同科)の褐色型終齢幼虫です。
添付写真は、文中で目の敵にされているヨトウムシ(種名ヨトウガ(ヤガ科)の幼虫の俗称)ですが、エンドウ、ネギどころか、有毒のクンシラン(キョウチクトウ科)の分厚い葉をもりもり食べていて驚きました。なんと逞しいことでしょう。そして・・・ 何と可愛らしいことでしょう!
イモムシでもゴキブリでもヌスビトハギでもパンにはえた青カビでも何でもいいのですが、ヴィランなものたちのどれかに、一度、スマホレンズを向けてみてください。「この癪に触る生き物をなるべく魅力的に撮ってやろう」と企みながら。すると、不思議なことに、たちまち心の軸が傾き始めて、スキもキライも混沌としてしまいますよ。
エディスト・アーカイブは、未知のお宝が無限に眠る別銀河。ワードさばきひとつでお宝候補をプレゼンしてくれる検索窓は、エディスト界の「どこでもドア」的存在ですね。
2025-06-28
ものづくりにからめて、最近刊行されたマンガ作品を一つご紹介。
山本棗『透鏡の先、きみが笑った』(秋田書店)
この作品の中で語られるのは眼鏡職人と音楽家。ともに制作(ボイエーシス)にかかわる人々だ。制作には技術(テクネ―)が伴う。それは自分との対話であると同時に、外部との対話でもある。
お客様はわがままだ。どんな矢が飛んでくるかわからない。ほんの小さな一言が大きな打撃になることもある。
深く傷ついた人の心を結果的に救ったのは、同じく技術に裏打ちされた信念を持つ者のみが発せられる言葉だった。たとえ分野は違えども、テクネ―に信を置く者だけが通じ合える世界があるのだ。