プラン5:遍在する見立て【45[破] ハイパープランINFORM】

2021/03/05(金)09:00
img

 いきなり始まった45[破]「ハイパープランINFORM」プランニング編集術アワード予選。第75回感門之盟 INFORM共読区「P1グランプリ」本戦出場をめざし、師範が援軍となって応援編集を繰り広げる。あなたの琴線に響くのはどのプランだろうか?

 

◆リアルの漂泊

 このプランは、コロナ禍で授業がオンラインとなり、学生がいなくなった大学のキャンパスをミュージアムに見立てて、「見立ての日本」を探ります。

 古事記の「其嶋天降坐而。見立天之御柱。見立八尋殿」から始まり、能舞台、枯山水、四季造物趣向種、つくりもんまつり、ご当地銀座、ゆるきゃらまで、過去から現在に至る日本に脈々と流れるあわせ・かさね・ずらしという方法を様々な角度で知り、体験することで、その方法を次の世代へとつないでいくことを目指しています。
 ただ、コロナ終息後、学生が戻ってくると、画像のようなことになってしまうので、新たに「見立て」ミュージアムに見立てられる場へと旅立ちます。例えば、リモートワークが定着して、空室になったオフィス、大型ショッピングセンターの出店で寂れてしまったシャッター商店街、閑散期のお寺、等々。リアルなミュージアムは、日本中、そして世界中の空き空間五十三次を漂泊するのです。
 
◆バーチャルの永続

 沢山の人々を集めることができない今、このミュージアムは、空き教室とオンラインの空間をつなげ、リアル/バーチャルな自空間をゆるやかにうつろいます。バーチャルがリアルに貫入し、見立てるものと見立てられるものをあわせ・かさね・ずらすことで、見立てのための方法を明らかにし、共有できるものにします。見立ての共有知を蓄えるバーチャルな収蔵庫と、リアルと双方向に接続できるプラットフォームを永続的に運営することで、リアルな見立てミュージアムの浮遊性はさらに高まっていくのです。

 

◆そして、遍在するMITATE

 リアルなミュージアムをすぐに出現させることができるようになることで、見立てという日本の方法は、やがてMITATEとなっていくでしょう。
 
 では、見立てミュージアムでは、どのような企画が展開されるのでしょうか。
 それをみなさんにお伝えするために、ぜひこのプランへ一票を!!

 

▼投票はこちら
45[破] ハイパープランINFORM
・投票締め切り:2021年3月6日(土)午前9時

→ 5)語りなザナドゥ教室/見立ての日本ミュージアム

    日本のおくの花道
    ~あわせ・かさね・ずらし道五十三次~

 




  • きたはらひでお

    編集的先達:ミハイル・ブルガーコフ
    数々の師範代を送り出してきた花伝所の翁から破の師範の中核へ。創世期からイシスを支え続ける名伯楽。リュックサック通勤とマラソンで稽古を続ける身体編集にも余念がない、書物を愛する読豪で三冊屋エディストでもある。

  • プラン5:Road to MICHI 【46[破]DAN ZEN ISIS P-1 Grand Prix】

    46[破]DAN ZEN ISIS P-1 Grand Prix、『遊刊エディスト』誌上で予選を開催中。第77回感門之盟での本選出場をかけて、各教室から短期決戦の応援合戦だ。 さあ、あなたも心惹かれるプランに投票を! ─ […]

  • プラン6:からだと対話する【45[破] ハイパープランINFORM】

    いきなり始まった45[破]「ハイパープランINFORM」プランニング編集術アワード予選。第75回感門之盟 INFORM共読区「P1グランプリ」本戦出場をめざし、師範が援軍となって応援編集を繰り広げる。あなたの琴線に響く […]

  • 44[破]AT物語・アリス大賞受賞対談―別院で自分の名前を見つけて―

    44[破]物語AT賞のアリス大賞に選ばれたのは、『黒い恐怖と白い手』。作者の一等ピノコロジー教室のMさんは、『エイリアン』を翻案し、東アフリカのある村を舞台にした物語を創り上げた。子供たちを犠牲にする施設に連れ込まれた […]

  • 44[破]汁講レポ:八田律師も思わずもらい泣き

    ”思わず、ウルッときてしまいました。”八田英子律師が声を詰まらせた。汁講後半に、編集のおさな心に触れるこんなに嬉しい展開が待っていることを全く想像していなかった6名の学衆も画面の向こうで、大きくうなずいた。  ピノコロ […]

  • 44[破]汁講レポ:姉妹そろい踏みの勧進帳

    定式幕を背景に勘亭流で記された”図夢汁講”の文字。勧進帳が流れる中、時間になると5名の学衆と師範代、学匠、律師、師範、そしてゲスト参加の花目付が、続々と画面に登場する。半七捕物帳を書いた岡本綺堂は新歌舞伎の作者としても […]