飲む葡萄が色づきはじめた。神楽鈴のようにシャンシャンと音を立てるように賑やかなメルロー種の一群。収穫後は樽やタンクの中でプツプツと響く静かな発酵の合唱。やがてグラスにトクトクと注がれる日を待つ。音に誘われ、想像は無限、余韻を味わう。

イシスの講座は群で動いている。現在、45[守]講座には、21人の師範代と9人の師範がいる。師範1人と、2人ないし3人の師範代でチームを組み、チームラウンジでは日夜、相談、励まし、差し入れ、たまに息抜きの対話が交わされている。そこに時々、学匠や番匠も出入りする。
それぞれのチームには、世界にひとつだけの教室名や師範代のキャラクターに肖って、師範が名づけたネーミングがある。チーム名は指南の拠り所にもターゲットにも永遠のQにもなっていく。
45[守]の9チームはどんな名前なのか。師範のチーム名語りをよすがにクッキングで表した。レシピのポイントは、スーパーで買える材料ですぐにできること。
「おやつ篇」のトリはチーム「わんだ輪!」だ。
★チーム名「わんだ輪!」
……………………………………………………………………………
世界の給水塔をぐるり巡ってWander~ (さすらい・ウロウロ)
アフレルおさなごころのWonder~ (不思議・わあぁ~!)
こんな寄り道上等・発見三昧!な多量の「わんだ~成分」に反応し
て、それもWanderingでWonderingと進行形が似合う!
ぐるぐるワンダーなリング。
師範 江野澤由美
まるごと給水塔教室 高橋陽一師範代
アフロル・テクノ教室 西村慧師範代
わんだータワー
あま~いドーナツにしょっぱさをプラス。のりはアフロ、タワーは塔。かなりまんまの形状的見立て。色の使い手、江野澤師範を想起しカラースプレーを添えた。
●レシピ
《わんだータワー》
[材料]
・ドーナツ各種 お好みで適量
・とろけるチーズ 1/2枚
・きざみのり ひとつまみ
・アザラン、ミックスカラースプレー等 少々
(ゴマやきなこ等お好みで)
[ダンドリ]
1.とろけるチーズをちぎってドーナツにのせ、オーブントースターでとろける程度に温める。
2.とろけたチーズの上にきざみのりを散らす。
3.アザランやカラースプレーはお好みでドーナツにのせる(まぶしてもよい)。
4.お皿の上にドーナツを積み上げる。
●師範の感想いただきました!
海苔のふわっとアフロに痺れつつ、教室もチームも劇的に盛り上がりそう!ダンドリを教室模様と重ねて見ても、また面白いですね~(江野澤由美師範)
石井梨香
編集的先達:須賀敦子。懐の深い包容力で、師範としては学匠を、九天玄氣組舵星連としては組長をサポートし続ける。子ども編集学校の師範代もつとめる律義なファンタジスト。趣味は三味線と街の探索。
クラウドファンディングで出版へのご協力を!-九州の千夜千冊vol.5-
イシス編集学校九州支所「九天玄氣組」は今年20周年。発足会を行った秋をめざし、周年事業を進めている。軸となるのは「九州の千夜千冊」を冠した書籍の発行だ。松岡正剛の千夜千冊から選んだキーブック1冊ごとに33冊のグループをつ […]
方師もBSEもアレゴリアンも。選者の顔ぶれ-九州の千夜千冊vol.4-
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8年近く続いた黒潮大蛇行終息の兆しが報じられる中、イシス界隈に、これまでにない潮流がおこっている。 松岡正剛の「千夜千冊」をキーブックとし、「九州の千夜千冊」を冠した雑誌づくりが動き出したのだ。 イシス編集学校の九州支所 […]
コメント
1~3件/3件
2025-08-16
飲む葡萄が色づきはじめた。神楽鈴のようにシャンシャンと音を立てるように賑やかなメルロー種の一群。収穫後は樽やタンクの中でプツプツと響く静かな発酵の合唱。やがてグラスにトクトクと注がれる日を待つ。音に誘われ、想像は無限、余韻を味わう。
2025-08-14
戦争を語るのはたしかにムズイ。LEGEND50の作家では、水木しげる、松本零士、かわぐちかいじ、安彦良和などが戦争をガッツリ語った作品を描いていた。
しかしマンガならではのやり方で、意外な角度から戦争を語った作品がある。
いしいひさいち『鏡の国の戦争』
戦争マンガの最極北にして最高峰。しかもそれがギャグマンガなのである。いしいひさいち恐るべし。
2025-08-12
超大型巨人に変態したり、背中に千夜をしょってみたり、菩薩になってアルカイックスマイルを決めてみたり。
たくさんのあなたが一千万の涼風になって吹きわたる。お釈迦さまやプラトンや、世阿弥たちと肩組みながら。