発声の先達、赤ん坊や虫や鳥に憑依してボイトレしたくなりました。
写真は、お尻フリフリしながら演奏する全身楽器のミンミンゼミ。思いがけず季節に先を越されたセミの幼虫たちも、そろそろ地表に出てくる頃ですね。

森山智子
編集的先達:和泉式部。SE時代にシステムと着物は似ていることに気づき開眼。迷彩柄の帯にブーツを合わせる、洋服生地を帯に仕立てる等、大胆な着こなしをはんなり決める。イシスにも森山ファンは数多い。
2025年春の多読アレゴリアのクラブ開講に向けて準備中。
【着物コンパ倶楽部】vol.4 2025夏からの新規会員を募集します★
こころあらむ 人に見せばや 津の国の 難波わたりの 春のけしきを 能因法師(後拾遺和歌集) みなさーん、こんにちわ。 多読アレゴリア:着物コンパ倶楽部の部長・森山智子です! 「夏 […]
Kimono話#03 アンティーク着物と細雪ごっこ(2/23)【着物コンパ倶楽部】
1月に続いて2月の最後の日曜日にもバジラ高橋さんの輪読座の裏で「モリヤマ流・きもの編集体験会」を開催しました。今回のテーマは「アンティーク着物と細雪ごっこ」。わたしも昭和の戦前のものと思われる祖母の着物を着 […]
【多読アレゴリア:着物コンパ倶楽部】vol.3 部外活動と春夏秋冬はこんなことをします
こんにちわ!2025春から始まる着物コンパ倶楽部(多読アレゴリア)の森山智子です。 先にお届けした 【多読アレゴリア:着物コンパ倶楽部】New! 2025春に始まります~(vol.1) 【多読アレゴリア:着 […]
Kimono話#02 トーク会「男の襟と同伴」(2/4 Tue)のこぼれ話【着物コンパ倶楽部】
デニムの着物のステッチとマーチンのステッチの糸の色がリンクしてる。って見つけて目付けもの(めっけもの) 集合は本番開始の90分前。 洒落羽織に黒革の手提げ姿で現れた中村さん、いかにも若旦那な風情で終始ニコニ […]
【多読アレゴリア*新クラブ】着物コンパ倶楽部のプレイベント*2月23日(日)「モリヤマ流・きもの編集体験会」
2月の「モリヤマ流・きもの編集体験会」のご案内です。今回のテーマは「アンティーク着物と細雪ごっこ」。12:00-14:00(壱の会)と15:00-17:00(弐の会)をご用意しています(壱の会、弐の会は同じ内容です)。今 […]
コメント
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2025-07-01
発声の先達、赤ん坊や虫や鳥に憑依してボイトレしたくなりました。
写真は、お尻フリフリしながら演奏する全身楽器のミンミンゼミ。思いがけず季節に先を越されたセミの幼虫たちも、そろそろ地表に出てくる頃ですね。
2025-06-30
エディストの検索窓に「イモムシ」と打ってみたら、サムネイルにイモムシが登場しているこちらの記事に行き当たりました。
家庭菜園の野菜に引き寄せられてやって来る「マレビト」害虫たちとの攻防を、確かな観察眼で描いておられます。
せっかくなので登場しているイモムシたちの素性をご紹介しますと、アイキャッチ画像のサトイモにとまる「夜行列車」はセスジスズメ(スズメガ科)中齢幼虫、「少し枯れたナガイモの葉にそっくり」なのは、きっと、キイロスズメ(同科)の褐色型終齢幼虫です。
添付写真は、文中で目の敵にされているヨトウムシ(種名ヨトウガ(ヤガ科)の幼虫の俗称)ですが、エンドウ、ネギどころか、有毒のクンシラン(キョウチクトウ科)の分厚い葉をもりもり食べていて驚きました。なんと逞しいことでしょう。そして・・・ 何と可愛らしいことでしょう!
イモムシでもゴキブリでもヌスビトハギでもパンにはえた青カビでも何でもいいのですが、ヴィランなものたちのどれかに、一度、スマホレンズを向けてみてください。「この癪に触る生き物をなるべく魅力的に撮ってやろう」と企みながら。すると、不思議なことに、たちまち心の軸が傾き始めて、スキもキライも混沌としてしまいますよ。
エディスト・アーカイブは、未知のお宝が無限に眠る別銀河。ワードさばきひとつでお宝候補をプレゼンしてくれる検索窓は、エディスト界の「どこでもドア」的存在ですね。
2025-06-28
ものづくりにからめて、最近刊行されたマンガ作品を一つご紹介。
山本棗『透鏡の先、きみが笑った』(秋田書店)
この作品の中で語られるのは眼鏡職人と音楽家。ともに制作(ボイエーシス)にかかわる人々だ。制作には技術(テクネ―)が伴う。それは自分との対話であると同時に、外部との対話でもある。
お客様はわがままだ。どんな矢が飛んでくるかわからない。ほんの小さな一言が大きな打撃になることもある。
深く傷ついた人の心を結果的に救ったのは、同じく技術に裏打ちされた信念を持つ者のみが発せられる言葉だった。たとえ分野は違えども、テクネ―に信を置く者だけが通じ合える世界があるのだ。