女性が2~3歩机に近寄った瞬間、「あっ、ダメよ」と鋭い声が飛んだ。
三階の入口にある松岡校長の書斎を木村学匠(当時)が案内していた。師範代と学衆が身を乗りだして部屋を見回しはじめたので、「触らないように」と注意された直後のことだった。
書斎には、千夜千冊執筆途中の原稿と参考文献、横の本棚にはナンバリングされた原稿ファイルが並ぶ。近づきすぎた彼女と机までの距離は約50センチ。校長本人が座っていたらもっと離れていただろう。主がいなくとも、そこは千夜千冊執筆の舞台なのだ。
空間、気配、間合いを知る体験。33破汁講でのワンシーン。
吉野陽子
編集的先達:今井むつみ。編集学校4期入門以来、ORIBE編集学校や奈良プロジェクトなど、18年イシスに携わりつづける。野嶋師範とならぶ編集的図解の女王。子ども俳句にいまは夢中。
木村月匠からバトンを受け取りました吉野です。入門は2001年9月。9・11の直後に開講した4期守で、「言葉と意味はつねに不即不離をするものだ」という原則を学ぶ日々をスタートさせました。 それまで私は言葉と意味を一対一の関 […]
「子どもにこそ編集を!」 イシス編集学校の宿願をともにする編集かあさん(たまにとうさん)たちが、 「編集×子ども」「編集×子育て」を我が子を間近にした視点から語る。 子ども編集ワークの蔵出しから、子育てお悩みQ&Aまで。 […]
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