中二病という言葉があるが、この前後数年間は、”生きづらい”タイプの人にとっては、本格的な試練が始まる時期だ。同時に、自分の中に眠る固有のセンサーが、いっきに拡張し、世界がキラキラと輝きを放ちはじめる時節でもある。阿部共実『月曜日の友達』は、そんなかけがえのない瞬間をとらえた一編。
 
                                                                                 
        
        
         
                         
                エディットツアースペシャル(以下、ETS)福島のテーマは「セレンディピティな編集術」。会場の郡山市民交流プラザ第一会議室には、飛び入り参加の2名を加え、14名が集った。主宰の鈴木康代は43[守]学匠である。
ETSを企画し、全国展開へと導いた鈴木は「福島を元気に」を旗印に日ごろ福島県内を飛び回る。まさにその御膝元での開催とあって、安達太良山より気高く、阿武隈川よりも流麗に情熱を注いだ。
当日は地元の小学校の教頭先生、山形大学の学生、農家、郡山への転勤族など参加者は多彩な顔触れ。自己紹介ワークの「おかしなわたし」からスタートし、「目次読書法」を挟んで、さらにメインの「福島をカタル」へと展開していく。
                            
池澤祐子
編集的先達:エディット・ピアフ。21守破エディット・ピラフ教室師範代で、ステージネーム アラ♪ピラフと名乗るシャンソン歌うたい師範。松丸本舗エディターのあと児童指導員に転身。子どもにイッケと親しまれる。登場はいつも「ボンジュール♪~」。
マダム池澤の汁ヴ・プレ♪ レンオンハルモニア狂想曲 44[守]
「トレモロ―ン♪」とハルモニアする鐘の音。2020年2月2日(日)、編集工学研究所の学林堂にて細田陽子師範代(時鐘連音教室)と、橋本高志師範代(事代ハルモニア教室)の合同汁講が行われた。 細田 […]
【特集】ETS群島リレー13@福島 水も滴(したた)るいい故郷
今夏のエディットツアースペシャルを牽引し、郡山開催を主宰したのは鈴木康代([守]学匠)。郡山会場でも全体進行を指揮した。 サブロールで場をしつらえ、テーブルコーチとナビゲーターを務めたのは、42[守]師 […]
コメント
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2025-10-29
 
                                                                                中二病という言葉があるが、この前後数年間は、”生きづらい”タイプの人にとっては、本格的な試練が始まる時期だ。同時に、自分の中に眠る固有のセンサーが、いっきに拡張し、世界がキラキラと輝きを放ちはじめる時節でもある。阿部共実『月曜日の友達』は、そんなかけがえのない瞬間をとらえた一編。
2025-10-28
 
                                                                                松を食べ荒らす上に有毒なので徹底的に嫌われているマツカレハ。実は主に古い葉を食べ、地表に落とす糞が木の栄養になっている。「人間」にとっての大害虫も「地球」という舞台の上では愛おしい働き者に他ならない。
2025-10-20
 
                                                                                先人の見立て力にひれ伏すしかないと思って来た「墨流し」。戯れに、Chatさんに「蝶のスミナガシを別の見立てで改名するにはどんな名前がいいですか?」と尋ねてみて、瞬時に現れた名答に打ち拉がれております。