昆虫観察には、空間の切り取りに加えて、時間軸を切り裂くハサミをタテヨコ自在に走らせるのもおすすめ。この天使のようなミルク色の生き物は、数十分間の期間限定。古い表皮を脱ぎ捨てたばかりのクロゴキブリです。
「いいかい、これは歴史と地理の辞典だよ」。宮澤賢治『銀河鉄道の夜』の一節だ。
未知奥連の弦主・森由佳がイシス編集学校に入門したきっかけは『情報の歴史』(松岡正剛、編集工学研究所、NTT出版)だった。ふっと谺(こだま)する「あのやさしいセロのような声」に慄いた。
エディットツアーに乗り込んだ12名の参加者は、仙台のイメージをマネージしていく稽古に挑んだ。伊達な都会の風景は星の数ほどある。みたての座、じとずの座、夏の編集大三角形、次々と生まれるイシス流星群。
新たな星座の生誕に場が湧き立つ。星影に映したのは、誇らしい広瀬川と、懐かしい路面電車と、要らない原発だった。
『銀河鉄道の夜』は「ほんとうのさいわい」を探し求める物語である。やにわに参加者一堂にとっての「やさしいセロのような声」が響く。
エピローグは森弦主の一声がやんわりと場内を包みこんだ。心に稽古の充実、口にまめいちの「言玉」、そして片手に44[守]の割引優待券を握りしめて、ジョバンニとカンパネルラのように、ゆくゆくエディット・オデッセイへ。
齋藤シゲノリ
編集的先達:三沢光晴。編工研での日雇いバイトがきっかけで”編集”に出会う。漫画『キン肉マン』を編集的聖典と呼び、編集学校イベントではプロレスTシャツで登場。学衆が師範代を娶る逆イシス婚を寝技で決めた。妻は納富師範代。
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コメント
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2026-02-24
昆虫観察には、空間の切り取りに加えて、時間軸を切り裂くハサミをタテヨコ自在に走らせるのもおすすめ。この天使のようなミルク色の生き物は、数十分間の期間限定。古い表皮を脱ぎ捨てたばかりのクロゴキブリです。
2026-02-19
棚下照生。この忘れられたマンガ家が、最近、X(ツイッター)で話題になっていた(なぜかは知らないが)。大人漫画のタッチで劇画を描くという、今となっては完全に絶滅した手法が、逆に新鮮に映るのかもしれない。代表作『めくらのお市物語』は、連載当時、大変な人気で、映画やテレビドラマにもなったのだが、現在では、タイトルに問題アリで、復刊の目途もない。もしも古本屋で見かけることがあったら絶対買いです。
2026-02-17
小川の水底での波乱万丈を生き抜き、無事に変態を遂げた後は人家の周りにもヒラヒラと飛んできてくれるハグロトンボ。「神様とんぼ」の異名にふさわしく、まるで合掌するかのように黒い翅をふんわり広げては閉じる。