アリストテレス賞選評会は、師範のプレゼンの場でもある。師範は選評委員であるが、担当教室のエントリー作品を解説するロールも担う。42[破]知文術ではエントリー率93.9%、62作品が寄せられた。
2019年5月18日(土)、豪徳寺イシス館で開催された選評会には5人の師範と4人の評匠、学匠、月匠の計11名が集合した。昼12時半から夜8時まで、全作品をひとつひとつ検討する。
議長の原田学匠が師範を指名してプレゼンがスタートした。稽古ぶりや創文の見どころを1作品につき5分弱で語る。その後、他の委員たちからコメントが入る。こちらは辛口が続く。
日が暮れてきたころ、入選作品がほぼ決まった。ここで再び師範が立ち上がる。担当教室の学衆が一人でも多く入賞してほしい。最後のひと推しタイムだ。ニュートラルな立場の評匠、学匠、月匠がエントリー作品の束をひっくり返しながら再チェックする。めでたく昇格する作品もあれば、どうしても入選に至らない作品もある。
午後8時、選評会議終了。学林堂に師範の安堵と無念のため息が溶けあった。
吉野陽子
編集的先達:今井むつみ。編集学校4期入門以来、ORIBE編集学校や奈良プロジェクトなど、18年イシスに携わりつづける。野嶋師範とならぶ編集的図解の女王。子ども俳句にいまは夢中。
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