{[(ゴミムシぽいけどゴミムシではない分類群に属している)黒い星をもつテントウムシに似た種]のように見えるけど実はその偽物}ことニセクロホシテントウゴミムシダマシ。たくさんの虫且つ何者でもない虫です。
本楼に校長の喝が飛んだ。そこにいたのは突破直後の学衆だ。第78回感門之盟の放伝式では、[破]を終えたばかりの3名の学衆
「悩むな。選ばれたんだからやるんだよ」
今宵、選ばれた者が36[花]から49[守]へ放たれた。
2021年6月。47[守]別院では、全教室参加のイベント、「
I番:極性アンバンドル教室の「パイセン」こと大塚信子さんもすごいんですよ。勧学会で、みんなの番ボー回答にコメント。見方が的確で、元気にするコメントなんですよね。
K番:これは将来の師範代候補かな。パイセン楽しみにしてますよ。
大塚信子は極性アンバンドル教室の学衆だ。45[守][破]を終え、再び[守]を受講しにやってきた。編集学校の先輩は、クラスメートに“パイセン”と呼ばれた。
彼女の第2の師範代っぷりは、番ボーに始まったことではない。001番回答の冒頭から教室仲間の回答にコメントを返すと、師範
番匠達は、47[守]学衆182名の中から、師範代候補として「
今宵、遅くは雨だった。
雨降りお月さん 雲の蔭
お嫁にゆくときゃ 誰とゆく
ひとりで傘(からかさ) さしてゆく
傘(からかさ)ないときゃ 誰とゆく
シャラシャラ シャンシャン 鈴つけた
お馬にゆられて ぬれてゆく
「極性アンバンドル教室」のパイセンは、36[花]の門をたたき
記事:中村裕美(47[破]泉カミーノ教室)
編集:師範代 山口イズミ、師範 新井陽大(47[破]泉カミーノ教室)
▼番記者梅澤コメント
記者・中村さんは、47[守]極性アンバンドル教室(桑田惇平師範代)の出身。「大塚師範代の誕生をひそかに楽しみにしていたので」と遊刊エディストというメディアを通し、同じ教室の仲間であった大塚信子新師範代にエールを贈ってくださいました。この記事は感門当日のシーンから、過去の出来事まで遡る時間の重層性が魅力です。
まずは、78感門の「花伝所インタビュー」コーナーから始まります。「校長の檄が飛んだ」とポッと出で読者を惹きつけます。そこからこのコーナーの紹介が始まるかと思いきや、なぜか中村さんは、半年前に時間をさかのぼり、47[守]番ボーでの石井番匠・景山番匠の発言を引用。
これが何につながるのかといえば、パイセンと呼ばれた大塚信子新師範代の紹介へ。具体例を持ち出しながら、大塚師範代の学衆時代を描写。このあたりのイキイキとした筆致は、物語編集術での稽古を感じさせます。そして最後には、「じつは大塚師範代も学衆時代に花伝所指導陣からスカウトされていた」ということを明かして、冒頭の伏線を回収。この記事の主人公は、松岡校長でも、78感門の花伝所コーナーに登場した3名の突破者でもなく、大塚信子新師範代だったわけです。
読者の心を掴む中村さんの手腕について、山口イズミ師範代は「時空を自在に動くカット編集の手さばきに、感じ入りました」「『大塚信子』が“選ばれし者”だったという検証と読み解
「今宵、遅くは雨だった」春雨の感門にそっと傘をさしかけ、選ばれし者への餞を叙情的に綴ってくださいました。たしかな筆力をもつ中村裕美さんの春からの進路に期待が高まります。
エディスト編集部
編集的先達:松岡正剛
「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。
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コメント
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2025-12-02
{[(ゴミムシぽいけどゴミムシではない分類群に属している)黒い星をもつテントウムシに似た種]のように見えるけど実はその偽物}ことニセクロホシテントウゴミムシダマシ。たくさんの虫且つ何者でもない虫です。
2025-11-27
マンガに限った話ではないが、「バカ」をめでる文化というものがある。
猪突猛進型の「バカ」が暴走するマンガといえば、この作品。市川マサ「バカビリーバー」。とにかく、あまりにもバカすぎて爽快。
https://yanmaga.jp/comics/
2025-11-25
道ばた咲く小さな花に歩み寄り、顔を近づけてじっくり観察すると、そこにはたいてい、もっと小さな命がきらめいている。この真っ赤な小粒ちゃんたちは、カベアナタカラダニ。花粉を食べて暮らす平和なヴィランです。