イドバタイムズ issue.4 「よみかき編集ワーク」ナビメソッドを全国に!体験申込受付中(2/24まで)

2022/02/19(土)09:00
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編集学校の方法を子どもたちのために外へつなぐ。
「イドバタイムズ」は子どもフィールドからイシスの方法を発信するメディアです。

 

 情報を扱う基本の型を「好きな本」を通して、子どもたちに手渡してきた子ども編集学校の人気プログラム「よみかき編集ワーク」が体験できるエディットツアー、申込受付中です!

 本を読んだ後の、言葉にならないワクワクやザワザワをどうやって「伝える形」にできるだろう?  
 小学校3年生から使える「よみかき編集」メソッドは、キーワードやカット編集術を使い、「読む」から「書く」へのプロセスをゲーム感覚で進める。共読しながら、本のポップや紹介文づくりといったアウトプットへつなげていく。
 情報をひろげてまとめる型に加えて、学校や図書館でワークをファシリテーションする時のポイントまでお伝えする、めったにないツアーだ。
 学びの場に関わっている方、これから場を作ろうと考えている方、どうぞお見逃しなく。
 
 ナビゲーターを務めるのは、リアルとオンラインの両方で経験豊富な子ども支局の得原藍。家庭での読書感想文の教え方にお悩みの方、とにかく子ども編集学校に興味のある方の参加も歓迎だ。気になったら、いますぐお申込みを!


<概要>

■よみかき編集ワーク体験ツアー(学習支援者向け)@オンライン
2022年2月27日(日) 10:00~12:00

全国の図書館や学校で、読書感想文の指導などで導入されている編集ワークを体験いただけるツアーです。
学校やご家庭で学習支援される方のためのガイドもお伝えします。

 

■会場:Zoomを利用します。

 

■対象:学校関係者 図書館関係者
    本プログラムを使ったワークショップ、学習支援、コーチングにご関心のある方(親子での参加も可能です)

■持物:好きな本、筆記具(太めのペン、白い紙)


■参加費:2200円

▶︎申込みはこちらから (2/24まで)
 https://shop.eel.co.jp/products/detail/373

・お子様1名まで無料でご一緒に体験いただけます(小学校中学年以上推奨)
 お申込みの際「お問合せ欄」にお子様の名前・学年を入力してください。
・お申込後に、参加用URL、パスワード、ワークシート、付箋等の資料をお送りします。

お問い合わせ
子ども編集学校:kodomo@eel.co.jp

 

 

  • イドバタ瓦版組

    「イシス子どもフィールド」のメディア部。「イドバタイムズ」でイシスの方法を発信する。内容は「エディッツの会」をはじめとした企画の広報及びレポート。ネーミングの由来は、フィールド内のイドバタ(井戸端)で企画が生まれるのを見た松岡正剛校長が「イドバタイジング」と命名したことによる。

コメント

1~3件/3件

川邊透

2025-06-30

エディストの検索窓に「イモムシ」と打ってみたら、サムネイルにイモムシが登場しているこちらの記事に行き当たりました。
家庭菜園の野菜に引き寄せられてやって来る「マレビト」害虫たちとの攻防を、確かな観察眼で描いておられます。
せっかくなので登場しているイモムシたちの素性をご紹介しますと、アイキャッチ画像のサトイモにとまる「夜行列車」はセスジスズメ(スズメガ科)中齢幼虫、「少し枯れたナガイモの葉にそっくり」なのは、きっと、キイロスズメ(同科)の褐色型終齢幼虫です。
 
添付写真は、文中で目の敵にされているヨトウムシ(種名ヨトウガ(ヤガ科)の幼虫の俗称)ですが、エンドウ、ネギどころか、有毒のクンシラン(キョウチクトウ科)の分厚い葉をもりもり食べていて驚きました。なんと逞しいことでしょう。そして・・・ 何と可愛らしいことでしょう!
イモムシでもゴキブリでもヌスビトハギでもパンにはえた青カビでも何でもいいのですが、ヴィランなものたちのどれかに、一度、スマホレンズを向けてみてください。「この癪に触る生き物をなるべく魅力的に撮ってやろう」と企みながら。すると、不思議なことに、たちまち心の軸が傾き始めて、スキもキライも混沌としてしまいますよ。
 
エディスト・アーカイブは、未知のお宝が無限に眠る別銀河。ワードさばきひとつでお宝候補をプレゼンしてくれる検索窓は、エディスト界の「どこでもドア」的存在ですね。

堀江純一

2025-06-28

ものづくりにからめて、最近刊行されたマンガ作品を一つご紹介。
山本棗『透鏡の先、きみが笑った』(秋田書店)
この作品の中で語られるのは眼鏡職人と音楽家。ともに制作(ボイエーシス)にかかわる人々だ。制作には技術(テクネ―)が伴う。それは自分との対話であると同時に、外部との対話でもある。
お客様はわがままだ。どんな矢が飛んでくるかわからない。ほんの小さな一言が大きな打撃になることもある。
深く傷ついた人の心を結果的に救ったのは、同じく技術に裏打ちされた信念を持つ者のみが発せられる言葉だった。たとえ分野は違えども、テクネ―に信を置く者だけが通じ合える世界があるのだ。

山田細香

2025-06-22

 小学校に入ってすぐにレゴを買ってもらい、ハマった。手持ちのブロックを色や形ごとに袋分けすることから始まり、形をイメージしながら袋に手を入れ、ガラガラかき回しながらパーツを選んで組み立てる。完成したら夕方4時からNHKで放送される世界各国の風景映像の前にかざし、クルクル方向を変えて眺めてから壊す。バラバラになった部品をまた分ける。この繰り返しが楽しくてたまらなかった。
 ブロックはグリッドが決まっているので繊細な表現をするのは難しい。だからイメージしたモノをまず略図化する必要がある。近くから遠くから眺めてみて、作りたい形のアウトラインを決める。これが上手くいかないと、「らしさ」は浮かび上がってこない。