細田陽子
編集的先達:上橋菜穂子。綿密なプランニングで[守]師範代として学衆を全員卒門に導いた元地方公務員。[離]学衆、[破]師範代、多読ジム読衆と界隈を歩み続けるも、ならぬ鐘のその先へ編集道の旅はまだまだ続く。
【三冊筋プレス】取り替えて ちぐはぐ開く 色んな私(細田陽子)
<多読ジム>Season10・春の三冊筋のテーマは「男と女の三冊」。今季のCASTは中原洋子、小路千広、松井路代、若林信克、増岡麻子、細田陽子の面々だ。男と女といえば、やはり物語。ギリシア神話、シェイクスピア、メリメ、ド […]
▼闇の音を聴く 大学生の頃、西武の池袋コミュニティ・カレッジで語りのワークショップに通ったことがある。そのテクストが「小栗判官・照手姫」だった。講師は、仮面劇団横浜ボートシアター代表の遠藤琢朗。この説教節 […]
【三冊筋プレス】ほらそこにキミを動かす子どもたち(細田陽子)
◆ただいま、「あのときのワタシ」◆ はじめて読んだ函入りの本は、講談社の児童文学全集「世界の名作図書館」でした。 ある日のこと、その頃出会った物語を読み返していると、実家の玄関の上がり框で本を開 […]
時の流れに消えゆくこの想いを誰かに伝えたい。 ずっと遠くへ、その先へ。できるだけ美しいままに。 想いを載せる器を求め、人はいつも手探りでその答えを求めていた。 湯川秀樹の食指が動いたのは随筆であった […]