「ピキッ」という微かな音とともに蛹に一筋の亀裂が入り、虫の命の完結編が開幕する。
美味しい葉っぱをもりもり食べていた自分を置き去りにして天空に舞い上がり、自由自在に飛び回る蝶の“初心”って、いったい…。

中原洋子
編集的先達:ルイ・アームストロング。リアルでの編集ワークショップや企業研修もその美声で軽やかにこなす軽井沢在住のジャズシンガー。渋谷のビストロで週一で占星術師をやっていたという経歴をもつ。次なる野望は『声に出して歌いたい日本文学』のジャズ歌い。
【軽井沢別想フロンティア】浅羽米プロジェクト2025 Vol.03
八月は別名「秋風月」という異名を持つ。 夏の暑さが和らぎ、秋風が吹き始める頃であるからだ。 軽井沢も例年なら朝夕は肌寒さを感じ、長袖のカーデガンを身にまとう時期だが、今年はいまだに出番がない。 毛皮を身に纏ったペットたち […]
【2025秋募集★軽井沢別想フロンティア】浅羽米プロジェクト2025 Vol.02
2025年の夏は、関東では40℃越えの日々が続いた。 軽井沢も33℃という暑さを記録し、冷房設備のない家では購入計画が練られた。 この暑さの中、浅羽米はどのように育っていくのだろうか。 &nb […]
【軽井沢別想フロンティア】浅羽米プロジェクト2025 稼働!
軽井沢追分は、江戸時代に中山道と北国街道の分岐宿として栄えた宿場町だ。作家の堀辰雄が愛した土地である。また、民謡に多く見られる追分節の発祥の地でもある。 そんな軽井沢追分にKBF(軽井沢別 […]
【多読アレゴリア:軽井沢別想フロンティア倶楽部】軽井沢のトポスを編む旅へ。
あなたは、軽井沢と聞いて何を想像する? 森の静寂、別荘地の古い門、文豪の残した一行、それとも、朝靄に浮かぶ小径の、名もない風景? 軽井沢は、ただの避暑地ではない。 そこには、歴史と自然が織りなす無数の「 […]
【多読アレゴリア:軽井沢別想フロンティア倶楽部】別想の軽井沢で自分だけのトポスを深掘りしてみる
こんにちは 軽井沢別想フロンティアの守り人モリーナです。 私たちの倶楽部は、軽井沢をリアルにもヴァーチャルにも徹底的に愉しもうというコンセプトのもと生まれました。目指すのは別荘開拓ならぬ「別想開拓」です。   […]
コメント
1~3件/3件
2025-10-07
「ピキッ」という微かな音とともに蛹に一筋の亀裂が入り、虫の命の完結編が開幕する。
美味しい葉っぱをもりもり食べていた自分を置き去りにして天空に舞い上がり、自由自在に飛び回る蝶の“初心”って、いったい…。
2025-10-02
何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)
2025-09-30
♀を巡って壮絶バトルを繰り広げるオンブバッタの♂たち。♀のほうは淡々と、リングのマットに成りきっている。
日を追うごとに活気づく昆虫たちの秋季興行は、今この瞬間にも、あらゆる片隅で無数に決行されている。