結婚飛行のために巣内から出てきたヤマトシロアリの羽アリたち。
配信の中で触れられているのはハチ目アリ科の一種と思われるが、こちらはゴキブリ目。
昆虫の複数の分類群で、祭りのアーキタイプが平行進化している。

山口イズミ
編集的先達:イタロ・カルヴィーノ。冬のカミーノ・デ・サンティアゴ900kmを独歩した経験を持ち、「上から目線」と言われようが、feel溢れる我が道を行き、言うべきことははっきり言うのがイズミ流。14[離]でも稽古に爆進。典離を受賞。
【三冊筋プレス】グルマンディーズからの愛と勇気(山口イズミ)
SUMMARY 海亀のスープと熟成した琥珀色のシェリー酒はごく自然に融けあい、わたしたちの体液にしっとりと馴染む。キラキラ光るシャンパーニュの泡とキャビアの粒々が口の中で跳ね回る。鶉のパイ詰めの旨味とブルゴーニュワインの […]
弱さの逆襲 昨年3月末、名古屋のヴァンキコーヒーに寄り合った面影座の面々はさっそくイメージマップを描き始めた。2022年度の「やっとかめ文化祭」に出展する『ナゴヤ面影座』言語芸術シリーズ第3弾に向けての作戦会議である。い […]
【春秋社×多読ジム】大衆よ、数寄に聴き世界と交われ(山口イズミ)
多読ジム出版社コラボ企画第三弾は春秋社! お題本の山本ひろ子『摩多羅神』、マーク・エヴァン・ボンズ『ベートーヴェン症候群』、恩田侑布子『渾沌の恋人(ラマン)』だ。惜しくも『渾沌の恋人』に挑戦した読衆はエントリーに至らなか […]
<多読ジム>Season09・冬の三冊筋のテーマは「青の三冊」。今季のCASTは小倉加奈子、中原洋子、佐藤裕子、高宮光江、大沼友紀、小路千広、猪貝克浩、若林信克、米川青馬、山口イズミ、松井路代、金宗代。冊匠・大音美弥子の […]
【三冊筋プレス】地獄の沙汰から「笑い」へ向かう(山口イズミ)
迷える中年ダンテ。 裏切り者のお金持ち、嘘つきの宗教者、 みんな揃って地獄落ち。 「過去千年間の世界文学の最高傑作」とも評される大著を、阿刀田高の『やさしいダンテ〈神曲〉』は、キリスト教に馴染みのない […]
コメント
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2025-07-08
結婚飛行のために巣内から出てきたヤマトシロアリの羽アリたち。
配信の中で触れられているのはハチ目アリ科の一種と思われるが、こちらはゴキブリ目。
昆虫の複数の分類群で、祭りのアーキタイプが平行進化している。
2025-07-07
七夕の伝承は、古来中国に伝わる星の伝説に由来しているが、文字や学芸の向上を願う「乞巧奠」にあやかって、筆の見立ての谷中生姜に、物事を成し遂げる寺島ナス。いずれも東京の伝統野菜だが、「継承」の願いも込めて。
2025-07-03
私の28[花]キャンプは、吉阪隆正の建築思想【不連続統一体】の体験だった。場面ごとに異なる空間が次々と立ち現われてくる。よく分からないままに一周すると、ようやく建物を貫く原理のようなものが見えてくる。この「遅れて」やってくる全体性がたまらなかった。