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コメント

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堀江純一

2025-09-18

宮谷一彦といえば、超絶技巧の旗手として名を馳せた人だが、物語作家としては今ひとつ見くびられていたのではないか。
『とうきょう屠民エレジー』は、都会の片隅でひっそり生きている中年の悲哀を描き切り、とにかくシブイ。劇画の一つの到達点と言えるだろう。一読をおススメしたい(…ところだが、入手困難なのがちょっと残念)。

川邊透

2025-09-16

「忌まわしさ」という文化的なベールの向こう側では、アーティスト顔負けの職人技をふるう蟲たちが、無垢なカーソルの訪れを待っていてくれる。
このゲホウグモには、別口の超能力もあるけれど、それはまたの機会に。

川邊透

2025-09-09

空中戦で捉えた獲物(下)をメス(中)にプレゼントし、前脚二本だけで三匹分の重量を支えながら契りを交わすオドリバエのオス(上)。
豊かさをもたらす贈りものの母型は、私欲を満たすための釣り餌に少し似ている。

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【多読SP 杉浦康平を読む読了式】 多 【多読SP 杉浦康平を読む読了式】

多読SP「杉浦康平を読む」読了式が9月14日に本楼にて開催されました。

杉浦康平をディープに読む多読プログラムを完遂した読衆(受講生)へ、指導陣より一人一人に丁寧な講評が手渡され、修了を讃えました。
また、武蔵野美術大学美術館・図書館「杉浦康平デザインアーカイブ」に携わる村井威史氏(武蔵野美術大学美術館・図書館)も駆けつけて、杉浦康平さんの編集の骨法を手渡します。

本楼には時おり、杉浦康平さんと松岡正剛校長の声が響き渡り、杉浦×松岡の気配と息遣いでいっぱいになりました。

多読SPコース第6回「杉浦康平を読む」
受講期間:2025年6月28日(土)~8月10日(日)<6週間>
受講資格:イシス編集学校 [破]応用コース修了者
指導陣:木村久美子月匠、大音美弥子冊匠、金宗代代将
    冊師 浅羽登志也、野嶋真帆、吉野陽子、渡會眞澄

photo: Yukari Goto

#イシス編集学校 
#読書
#多読 
#多読SP
#杉浦康平
#松岡正剛
【第88回感門之盟 遊撃ブックウェア】

イシス編集学校の54期[破]コースと43期[ISIS花伝所]の修了を祝う感門之盟が昨日本楼にて開催されました。

今回掲げたテーマは「遊撃ブックウェア」。ブックウェアとは松岡正剛校長の造語で「本にまつわる関係世界のいっさい」を意味します。本と人、本と本、本と場を多様に関係づけながら、編集稽古を全うした指導陣と学衆を大いに言祝ぎました。
式典のラストは田中優子学長による学長校話。ちえなみき(敦賀)と松岡校長の言葉を巡りながら、稽古とは何かについて語り、次の門に向かう学衆の背中を押しました。

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感門之盟で贈られた本
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◎総合司会 澁谷菜穂子(錬成師範)が選んだ3冊
『やばい老人になろう』さだまさし/PHP研究所
『銀河食堂の夜』さだまさし/幻冬舎
『さだまさし解体新書』ターヘル・サダトミア/大和書房

◎花伝師範に贈られた師範選書
『アナーキスト人類学のための断章』デヴィッド・グレーバー/以文社

◎P1グランプリ優勝者への贈呈本
『松丸本舗主義』松岡正剛/青幻社

◎破師範代に贈られた先達文庫
儀三武桐子師範代(はばたけ御伽衆教室)へ
『人質の朗読会』小川洋子/中公文庫
『小川洋子の陶酔短篇箱』小川洋子/河出文庫
 
関博一師範代(サルサかかりっきり教室)へ
『そこにある山 人が一線を越えるとき』角幡唯介/中公文庫
『地図のない場所で眠りたい』 高野秀行・角幡唯介/講談社文庫
 
北川周哉師範代(夕刊ちぐはぐ教室)へ
『老荘と仏教』森三樹三郎/講談社学術文庫
『荘子と遊ぶ 禅的思考の源流へ』玄侑宗久/ちくま文庫

小林美穂師範代(カオスの縁子さん教室)へ
『その日の墨』篠田桃紅/河出文庫
『一〇五歳、死ねないのも困るのよ』篠田桃紅/幻冬舎文庫
 
名部惇師範代(夜にさやげ教室)へ
『小説の森散策』ウンベルト・エーコ/岩波文庫
『歴史が後ずさりするとき』ウンベルト・エーコ/岩波現代文庫
 
飯田泰興師範代(風月踊詠教室)へ
『うたげと孤心』大岡信/岩波文庫
『あなたに語る日本文学史』大岡信/角川ソフィア文庫
 
榎田智子師範代(半可タトゥー教室)へ
『芸 秘伝伝授の世界』西山松之助/講談社学術文庫
『男装の天才琵琶師 鶴田錦史の生涯』佐宮圭/朝日文庫
 
木村昇平師範代(うごめきDD教室)へ
『M/D 上・下』菊地成孔・大谷能生/河出文庫

本城慎之介師範代(風土粋粋教室)へ
『鬼とはなにか まつろわぬ民か、縄文の神か』戸矢学/河出文庫
『諏訪の神 縄文の<血祭り>を解き明かす』戸矢学/河出文庫
 
竹内哲也師範代(讃岐兄弟社教室)へ
『日本賭博史』紀田順一郎/ちくま学芸文庫
『わかっちゃいるけど、ギャンブル! ひりひり賭け事アンソロジー』ちくま文庫編集部編/ちくま文庫

photo: Yukari Goto

#イシス編集学校 
#読書
#ブックウェア 
#松岡正剛
#田中優子
【こまつ座「父と暮せば」をイシス編集学校の師範が観てみました #005】

こまつ座「戦後"命"の三部作」の第一弾「父と暮せば」(井上ひさし作/鵜山仁演出)が現在公演中です。時空を超えて言葉を交わし合う父と娘の物語。こまつ座がライフワークとして大切な人をなくしたすべての人に捧げる「父と暮せば」。舞台を観劇したイシス編集学校の師範による感想をお届けします。

▼“切実”が呼び出す死者に生かされる私たち

 舞台に放たれた言葉は言霊だ。井上文学を身体で受信し想いを巡らせ、何度でも揺さぶられる時間がこまつ座での時間だ。『父と暮らせば』は、23歳のミツエと3年前の原爆投下で死んだ父の二人芝居で、『母と暮らせば』とともに井上文学の真骨頂ではないかと思う。
 父は、娘で図書館司書のミツエと、利用者で大学の助手のヤマシタの恋を成就させようとミツエの前に現れるようになった。底抜けに明るい父の台詞に、この井上ひさしの意図と切実が込められている。
 父は「わしが現れるようになったのは先週の金曜日。その日図書館にやってきた山下さんをみて珍しいことにおまえの胸は一瞬ときめいた。そうじゃったな?」と語りだし、「山下さんを一目みたときのおまえのトキメキでわしの胴体ができ、そーっとついたおまえのため息からわしの手足が、自分の窓口へ来るようにとの願いでわしの心臓ができておる」と娘に伝える。
 ミツエが地域の昔話を聞かせるお話会の練習をしているシーンがある。父はその話の結末が面白くないといい、こんな風に変えてはどうかとアイデアを出すが、ミツエは「話の筋を変えてはならない」と反発する。でも聴衆は父のアイデアはすでにミツエのもう一つの心の声と感じる。別のある日、父はミツエが山下さんから預かった原爆の遺留品の包みを開いみる。箱には一瞬の爆風で全体が剣山のように棘を帯びた原爆瓦、被爆者の身体に食い込んだガラスの破片、高熱で捻じ曲がった薬瓶が入っていた。父はそれらを使ってミツエに桃太郎の話をしてみせる。このシーンはこの物語の、そして演者にとっても見せ場の一つだ。松角洋平のそれは、近頃出色の演技だった。
 井上ひさしは、自身の物語の函に、言霊としての “方言”、魂としての “切実” を周到に収めている。『父と暮らせば』は全編にわたって広島弁のセリフだが、本番を共に観た広島の友人は舞台進行のままにさまざまな亡き人とのシーンが引き出されていったと言う。これこそが、こまつ座が引き継ぐ舞台仕掛けだ。

ーISIS花伝所所長 田中晶子

▼YouTubeイシスチャンネルで公開中!
ISIS co-mission こまつ座代表 井上麻矢×学長 田中優子 対談動画
『父と暮せば』を交わす。方言にある「ことばの力」
https://youtu.be/mJ-k98iR4oA?si=LoogNW26ttMnGUu-

▼公演日程
https://www.komatsuza.co.jp/program/index.html#more515

こまつ座第154回公演『父と暮せば』
【作】井上ひさし 【演出】鵜山仁
【出演】松角洋平 瀬戸さおり

【公演スケジュール】 
《東京公演》
2025年7月5日(土)〜21日(月・祝) 紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA

《地方公演》
7月25日(金) 15:00開演 茨城公演 つくばカピオホール
8月2日(土) 14:30開演 山口公演 シンフォニア岩国

上演時間:約1時間30分 ※休憩なし

#こまつ座
#父と暮せば
#井上ひさし
#井上麻矢
#紀伊國屋サザンシアター
【こまつ座「父と暮せば」をイシス編集学校の師範が観てみました #004】

こまつ座「戦後"命"の三部作」の第一弾「父と暮せば」(井上ひさし作/鵜山仁演出)が現在公演中です。時空を超えて言葉を交わし合う父と娘の物語。こまつ座がライフワークとして大切な人をなくしたすべての人に捧げる「父と暮せば」。舞台を観劇したイシス編集学校の師範による感想をお届けします。

▼ひとり生き残った娘を案じて、幽霊となって現れる父。父も娘も、つい生きているときの癖でお饅頭やお茶を出したりする。そして飲もうとしてハタと気づく。そうだ、死んでいるから飲み食いできないのだ。一瞬、しんみりするが、温かい笑いに包まれて、物語は進んでいく。悲しみを越えて生きていこうとする人間のたくましさに、救われる思いがする。

娘は度々「幸せになってはいけない」という思いに囚われる。生き残ったことを申し訳なく感じ、恋心を押さえつけようとする。そんな娘を、父は励ます。自分の分まで幸せになれと。

胸が痛い。取り返しのつかない損失を抱えて、それでも人は生きていく。悲惨な目に遭っても、やがて日常は戻ってくる。恋も芽生える。戦争のむごさが語られるのは、回想の言葉。過去は、消えてなくならない。やり切れない思いが募る。

私たちにできることは、これからもう二度と戦争を起こさないという気持ちを強く持つこと。そのために、何があったのかを知ること。せめて知ろうとすること。今なお戦争が続いている地域がある。無力さに苛まれている場合ではない、と思った。
ーイシス編集学校師範 福澤美穂子

▼YouTubeイシスチャンネルで公開中!
ISIS co-mission こまつ座代表 井上麻矢×学長 田中優子 対談動画
『父と暮せば』を交わす。方言にある「ことばの力」
https://youtu.be/mJ-k98iR4oA?si=LoogNW26ttMnGUu-

▼公演日程
https://www.komatsuza.co.jp/program/index.html#more515

こまつ座第154回公演『父と暮せば』
【作】井上ひさし 【演出】鵜山仁
【出演】松角洋平 瀬戸さおり

【公演スケジュール】 
《東京公演》
2025年7月5日(土)〜21日(月・祝) 紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA

《地方公演》
7月25日(金) 15:00開演 茨城公演 つくばカピオホール
8月2日(土) 14:30開演 山口公演 シンフォニア岩国

上演時間:約1時間30分 ※休憩なし

#こまつ座
#父と暮せば
#井上ひさし
#井上麻矢
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