すごい比喩で見慣れた世界をブレイク―[破]応用コースの方法に迫る!  【ツアー@破】

2021/02/27(土)08:00
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イシス編集学校の[破]では、3000字の物語を書くことが大きな山場となります。フィクションなんて書いたことないよ…という人でも、「型」を使えば、あら不思議! 書けてしまうのが編集学校の「方法」です。

 

[破]指導陣がお送りするエディットツアーでは、物語づくりのエッセンスを体験。小さな形式に、大きなドラマが詰まっている短歌に肖るという趣向です。

 

ワークを担当するのは、天野陽子師範代(45[破]分針タンブール教室)。歌よみ師範代が、汁講のために考案したお題「すごい比喩の歌」をひっさげての登場です。ワキを固めるのは、イシス全講座に精通する相部礼子[破]番匠、校長の信頼も厚い知性派・井田昌彦師範。

 

平日夜の開催となります。お題は難しくありません、持ち物は遊び心と冒険心。お気軽にご参加ください。

 

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 イシスフェスタ・オンラインツアー
 「すごい比喩で見慣れた世界をブレイク―

  [破]応用コースの方法に迫る」

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  ■日時:2021年3月2日(火)19:30-21:00

  ■会場: Zoomを利用します
      お申込の方に参加用URL、パスワードをお送りします。
  ■定員:先着15名
 
    インターアクター: 
    天野陽子(師範代/公共図書館館長)
    相部礼子(師範/番匠/富士通勤務)
    井田昌彦(師範/富士電機勤務)

    原田淳子([破]学匠/図書館流通センター勤務)
    
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    →申込みはこちらから

 

  • 原田淳子

    編集的先達:若桑みどり。姿勢が良すぎる、筋が通りすぎている破二代目学匠。優雅な音楽や舞台には恋慕を、高貴な文章や言葉に敬意を。かつて仕事で世にでる新刊すべてに目を通していた言語明晰な編集目利き。

コメント

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山田細香

2025-06-10

 この日、セイゴオはどこから私達を見つめてくれていただろう。活け花の隙間、本楼の桟敷、編工研の屋根の上、地上15m付近の鳥の背中。低い所か、高い所か、感じ方は人それぞれだろうけど、霊魂がどこに遍在しているかを考えることと、建築物の高さは深く関係している。
 建築家・藤森照信はいろんな高さに茶室を造ってきた。山から伐り出した栗の木を柱にした《高過庵》の躙口は地上6m。その隣には地面に埋まった竪穴式の《低過庵》がある。この「高過ぎ」「低過ぎ」と言えるその基準は何なのか。

山田細香

2025-06-10

 藤森は人間の生と死のプロセスをノートに書きつけ、霊がどこに行くかをずっと考えてきた。そして人間が死ぬ場所としてドンピシャの高さを見つけ出している。それが檜の1本柱の上に建つ地上4mの《徹》だ。春になると満開の桜の中に茶室が浮かび上がる。桜は死を連想させる。この高さの絶妙さを目の当たりにすると、美しさだけでなく恐怖さえも感じてしまうのだ。

堀江純一

2025-06-06

音夜會の予習には『愛は愛とて何になる』(小学館)が是非ともおススメ。松岡校長も寄稿しています。
さらに、あがた森魚さんの映画監督第一作「僕は天使ぢゃないよ」は、なかなかの怪作なのでご興味のある方は是非どうぞ。
監督・脚本・主演・歌唱あがた森魚で、他にも横尾忠則、大瀧詠一、緑魔子、桃井かおり、山本コウタロー、泉谷しげる、鈴木慶一などなど無駄に豪華キャストなのに、なぜかヒロイン役が一般人(たぶん...)で、びっくりするほどのセリフ棒読み。さすがにこれはダメだろうと思いながら観ているうちに、だんだんこの子がいい感じに見えてくるから不思議。あがたさんの「愛の理想形」を結晶化させたような作品です。