マンガに限った話ではないが、「バカ」をめでる文化というものがある。
猪突猛進型の「バカ」が暴走するマンガといえば、この作品。市川マサ「バカビリーバー」。とにかく、あまりにもバカすぎて爽快。
https://yanmaga.jp/comics/
第74回感門之盟の2日目。午前の部では、風韻講座 第18座 夕星座の韻去式が行われた。
風韻講座とは、編集の型を使いながら日本の定型詩を学ぶ・遊ぶ講座である。申し込み開始から、ほぼ一晩、おそくても二晩で埋まってしまう、突破者だけが受講できる”イシスの温泉”。癒しのコースだ。
ステージをナビゲートした木村久美子月匠は、直前の「こども編集学校」のコーナーを受けて、千夜千冊第1219夜「ささめごと・ひとりごと」をひいて、中学生になったばかりの松岡正剛少年が詠った句を紹介した。
「 赤い水のこして泳ぐ金魚かな 」
続いて、風韻講座の師範である小池純代宗匠がオンラインで登壇し、韻去された方々へメッセージを送った。
「今期は、コロナ禍ではございましたが、唯一集う仄明書屋も、皆様のおかげですべてオンラインでの実施ができました。オンライン吟行というもの以上のものとなり、コロナによっても新しいものが生み出されるのだと実感いたしました。
実際にはお一人ずつ大変なこともあったと思いますが、座閉じの前日には、全員がすべての回答を終えているという、“艱難汝を玉にす”とはこういうことかというような、たいへん立派な座となりました。韻去、おめでとうございます。」
最後に、風韻3賞のアワード発表が行われ、小池宗匠からお一人ずつに、小池宗匠が詠った句の色紙が贈られた。
受賞された皆様、おめでとうございました。
◆雨四光 宮本千鶴さん

◆四光 脇ゆかりさん

◆ポケット太夫 米田奈穂さん

エディスト編集部
編集的先達:松岡正剛
「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。
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コメント
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2025-11-27
マンガに限った話ではないが、「バカ」をめでる文化というものがある。
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https://yanmaga.jp/comics/
2025-11-25
道ばた咲く小さな花に歩み寄り、顔を近づけてじっくり観察すると、そこにはたいてい、もっと小さな命がきらめいている。この真っ赤な小粒ちゃんたちは、カベアナタカラダニ。花粉を食べて暮らす平和なヴィランです。
2025-11-18
自ら編み上げた携帯巣の中で暮らすツマグロフトメイガの幼虫。時おり顔を覗かせてはコナラの葉を齧る。共に学び合う同志もなく、拠り所となる編み図もなく、己の排泄物のみを材料にして小さな虫の一生を紡いでいく。