ネイルアートの秘密が明らかになった。
第78回感門之盟、2日目の司会の若林牧子48[守]番匠が、日頃はしないネイルをばっちりキメていたのは、昨年末に亡くなったマダム池澤祐子師範への「恩返し」だった。
「マダムはいつも、輝いていました。好んで身につけていたトリコロールカラーにならって、今日はこんなネイルにしてみました」
この日、身に纏っていた赤いドレスも、マダムからの形見分けだ。
「これから先もマダム池澤師範の軽快なふるまい・もてなし・しつらいをまなびたい」といっていた若林は、感門之盟で実践してみせたのだ。
めでたい場だからこそ、故人を語る。故人に肖る。イシスの歴史が、マダムの遺志が、若林の姿にREMIXされた。
▲赤いドレスが映える。
角山祥道(ジャイアン)
編集的先達:藤井聡太。「松岡正剛と同じ土俵に立つ」と宣言。花伝所では常に先頭を走り感門では代表挨拶。師範代登板と同時にエディストで連載を始めた前代未聞のプロライター。ISISをさらに複雑系(うずうず)にする異端児。
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