発声の先達、赤ん坊や虫や鳥に憑依してボイトレしたくなりました。
写真は、お尻フリフリしながら演奏する全身楽器のミンミンゼミ。思いがけず季節に先を越されたセミの幼虫たちも、そろそろ地表に出てくる頃ですね。

イシス編集学校で予定されている活動をご案内する短信「イシスDO-SAY(ドウ-セイ)」。今月も皆さんとともに、アレコレDOしてSAYしていきます。
コロナウィルスの感染拡大を受けて、自宅待機や活動自粛、リモートワークの日々をおくられている方も多いと思います。このような不急の事態では、ネットの学校「イシス編集学校」では、自粛でも強行突破でもない、新しい編集を目指していきたいと思います。
それでは、4月の「イシスDO-SAY」をどうぞ。
【2020年4月】
2020年4月2日(木)エディットツアー オンライン開催 navigated by 吉村堅樹
昨年10月は台風のためにZoom初開催となった。今年4月のエディットツアーも外出を控えたい方にもおすすめのオンライン実施。吉村林頭自らがナビゲート。
▶関連記事「台風どうなる?エディットツアー史上初の試みへ」
2020年4月4日(土)エディットツアー・オンライン 開催 / 学校説明会
基本コース[守]の申し込み締め切りは、4月13日(月)!
▶関連記事「10/12開催 思い立ったらイマ!未来を創る編集ツアー」
2020年4月5日(日)[破]伝習座オンライン開催
2019年10月から始まった第15期「稽古と本番のAIDA」の最終講。[守]の伝習座に続き、[破]の伝習座も初のオンライン開催へ。
▶関連記事「第149回伝習座速報 林頭メッセージ「有事こそ『未生の模様』をうみだす契機に」
2020年4月5日(日)エディットツアー オンライン開催 navigated by 上杉公志
▶関連記事「「月」をおともに エディット・ツアー」
2020年4月11日(土)学校説明会/33花ボード会議
▶関連記事「ニューヨークの夜明けまで 32[花]師範ボード会議」
2020年4月13日(月)多読ジムS2開始/44[破]・45[守] 受付締切
多読ジムSeason2がいよいよ開始。44[破]・45[守]に挑戦する方はお急ぎください。
▶関連記事「松岡正剛が語る「多読」の極意──多読ジム第二回工冊會」
2020年4月20日(月)44[破]開講 /45[守]開講
イシス編集学校はオンライン上でのラーニングなので、4月に予定通り開講いたします。師範代・師範たちを要チェック!
▶関連記事「伝説の73感門コレクション 春の雪舞う百花繚乱」
2020年4月26日(日)輪読座 第1回 開催
イシス20周年記念となる今年の輪読座のテーマは「世阿弥を読む」!第1回は『風姿花伝』を読みます。
▶関連記事「今こそ日本を考える!吠えるバジラの輪読座」
お申し込みはこちら
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過去のDO-SAYをチェック!
エディスト編集部
編集的先達:松岡正剛
「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。
イシス編集学校で予定されている毎月の活動をご案内する短信「イシスDO-SAY(ドウ-セイ)」。 梅雨があけた地域も出てきました、いよいよ日本列島に夏到来ですね!イシス編集学校でも熱い夏が始まります。7月のス […]
編集部が選ぶ2025年5月に公開した注目のイチオシ記事9選+α
公開されるエディスト記事は、毎月30本以上!エディスト編集部メンバー&ゲスト選者たちが厳選した、注目の”推しキジ” をお届けしています。見逃した方はぜひこちらの記事でキャッチアップを。 今回は、2025年5月に公開さ […]
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コメント
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2025-07-01
発声の先達、赤ん坊や虫や鳥に憑依してボイトレしたくなりました。
写真は、お尻フリフリしながら演奏する全身楽器のミンミンゼミ。思いがけず季節に先を越されたセミの幼虫たちも、そろそろ地表に出てくる頃ですね。
2025-06-30
エディストの検索窓に「イモムシ」と打ってみたら、サムネイルにイモムシが登場しているこちらの記事に行き当たりました。
家庭菜園の野菜に引き寄せられてやって来る「マレビト」害虫たちとの攻防を、確かな観察眼で描いておられます。
せっかくなので登場しているイモムシたちの素性をご紹介しますと、アイキャッチ画像のサトイモにとまる「夜行列車」はセスジスズメ(スズメガ科)中齢幼虫、「少し枯れたナガイモの葉にそっくり」なのは、きっと、キイロスズメ(同科)の褐色型終齢幼虫です。
添付写真は、文中で目の敵にされているヨトウムシ(種名ヨトウガ(ヤガ科)の幼虫の俗称)ですが、エンドウ、ネギどころか、有毒のクンシラン(キョウチクトウ科)の分厚い葉をもりもり食べていて驚きました。なんと逞しいことでしょう。そして・・・ 何と可愛らしいことでしょう!
イモムシでもゴキブリでもヌスビトハギでもパンにはえた青カビでも何でもいいのですが、ヴィランなものたちのどれかに、一度、スマホレンズを向けてみてください。「この癪に触る生き物をなるべく魅力的に撮ってやろう」と企みながら。すると、不思議なことに、たちまち心の軸が傾き始めて、スキもキライも混沌としてしまいますよ。
エディスト・アーカイブは、未知のお宝が無限に眠る別銀河。ワードさばきひとつでお宝候補をプレゼンしてくれる検索窓は、エディスト界の「どこでもドア」的存在ですね。
2025-06-28
ものづくりにからめて、最近刊行されたマンガ作品を一つご紹介。
山本棗『透鏡の先、きみが笑った』(秋田書店)
この作品の中で語られるのは眼鏡職人と音楽家。ともに制作(ボイエーシス)にかかわる人々だ。制作には技術(テクネ―)が伴う。それは自分との対話であると同時に、外部との対話でもある。
お客様はわがままだ。どんな矢が飛んでくるかわからない。ほんの小さな一言が大きな打撃になることもある。
深く傷ついた人の心を結果的に救ったのは、同じく技術に裏打ちされた信念を持つ者のみが発せられる言葉だった。たとえ分野は違えども、テクネ―に信を置く者だけが通じ合える世界があるのだ。