イシスをDAN ZENにする7人【iGen001】穂積晴明 外郎売りからDJまで 多芸多才のデザイナー

2021/09/18(土)09:16
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■イシスをDAN ZENにする iGenセブン

 

松岡正剛をして「きっと次代のスターになるだろう」と言わしめたイシスiGen7人衆がいる。

その活躍は目覚ましく、師範講義遊刊エディストエディットツアーなど編集学校のあちこちで頭角を現し、新しいメディエーションの方法を築き始めている。そんなiGenとは一体何者なのか? 

 

青春時代をポケベルとプリクラとルーズソックスで過ごしたロスジェネ世代の、感門之盟タブロイド紙「Editor ship」編集長後藤由加里がiGenたちが日頃感じていることから、編集学校のこれからを訊いた。

遊刊エディスト紙上でも、7回に分けて特別転載してお届けする。

 

▲イシスのiGenは、千夜千冊1764夜『ホモ・デジタリスの時代』に登場した。

 


iGen No.1 穂積晴明(学林局デザイナー)

 

生誕年:1997年3月8日
編集学校歴:

41[守]想像ジャケット教室(景山卓也師範代/石澤麻子師範)

41[破]花組アイベ教室(相部礼子師範代/渡辺高志師範)

13[離]絃燈院(小坂真菜美別当師範代/福田容子別番/寺田充宏右筆)

 

ラジオDJにドラマー、外郎売の口上までこなす多芸多才の若きデザイナー。エディションフェアのポスターやEditorShipをはじめ、編集学校のあらゆるものをデザインする。

 

 

Q1.密かにこだわっているフェチな雑品は?
赤のグラスコード。視界の端っこをふいにチラチラするのがとても良い。思いがけず赤が飛び込んでくると興奮してスイッチがりますし、なんだか新しい器官が生えたような、オーガニック・サイボーグな感覚に陥れます。

Q2.家から最寄り駅の間でなぜかどうしても気になっちゃうことは?

道中、縄文の遺跡群が出土しているので、よく気を取られてしまいます。たまに見かける発掘隊に焦がれつつ自転車を転がせば、ブラタモリよろしく、通勤路が新石器時代に早変わりです。


Q3.『情報の歴史21』で自分の生誕年以降の歴象で一番注目しているものは?
「#MeToo(2017)」。この運動がもたらしたのは、もはや主義主張に苦労は不要という考えでした。数枚の写真に「#」さえあれば、誰だって活動家になれてしまう。しかし、このような主張の安易さこそが、スタイルや文化を貧困にしているようにも感じています。

Q4.編集学校でこれまでに誰かに言われて印象に残った一言は?
吉村林頭の「生命を地に」という言葉は、ぼくのニヒルなスタンスを変えてくれました。静止した(死んだ)見方が優位にある科学文明の中で、生き生きするにはどうするか。イシスの編集には生命的自己という与件が絶必です。

Q5.編集学校で新しい講座やプロジェクトを立ち上げるなら?
「読んで書く」と同じくらい「聞いて話す」稽古の可能性を考えたい。ぼくは活動中に音楽やラジオを聴くことが多いのですが、耳は「ながら」に向いている。編集が音声的になったら、稽古はより深く日常に浸透するはずです。


 

■iGen穂積をもっと知るなら!

 

感門之盟の「デザイン知」 穂積晴明の挑戦 /丸洋子

【速報!】 十三[離]特別賞発表 第72回感門之盟 /上杉公志

六十四編集技法【43補加(append)】エヘン、エヘン。マスクぜよ。/しみずみなこ

松岡正剛が語る、2020年に突出するための五箇条 /穂積晴明

【オツ千vol.6】肖りベイコンで、イシスゲイしちゃお/吉村堅樹

 

■シリーズiGen〜イシスをDAN ZENにする7名〜 順次公開予定

 

001:穂積晴明 外郎売りからDJまで 多芸多才のデザイナー

002:中村麻人 

003:梅澤光由

004:網口渓太

005:梅澤奈央

006:加藤めぐみ

007:上杉公志

 

 

iGenロゴデザイン:穂積晴明


  • エディスト編集部

    編集的先達:松岡正剛
    「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。