『キャラ者』は、”マンガ家”だった頃の江口寿史の、(まとまった作品としては)ほぼ最後の仕事。恐るべきクオリティの高さで、この才能が封印されてしまったのはもったいない。
「来年こそはマンガ家に戻ります!」と言ったのは、2016年の本の帯(『江口寿史KING OF POP SideB』)。そろそろ「来年」が来てもいいだろう。

チームラウンジ。学校を【地】にすれば「部室」、アメフトなら「ハドル」、家庭で言えば「食卓」。「今日はこんなことがあったよ!」の声が響く。折り返しを迎えた45[守]には9人の師範と21人の師範代がいる。師範1人と師範代2~3人で1つのチームを結成、計9つのチームが動いている。
校長に名付けられた教室名や師範代のキャラクターに肖り、それぞれのチームには師範が名づけた名前がある。そのチーム名は指南の拠り所にもターゲットにも永遠のQにもなっていく。
45[守]の9チームを、師範のチーム名語りをよすがにクッキングで表す連載企画「リカちゃん・クッキング」。「昼ごはん篇」のあいだを取り持つのはチーム「モーデル」だ。
★チーム名「モーデル」
……………………………………………………………………………
実は、ひょんなことから全員が、「伊勢型紙」とつながって
いることがわかりました。偶然は編集の原石。「詣でる」
「モデル(型)」… ”方法”へのときめきをたっぷり込めて
この名にだどりつきました。
師範 山根尚子
くるまがくれ教室 川島司師範代
型紙みえけん教室 佐藤玲子師範代
おまたせ再会教室 古野伸治師範代
伊勢モーデうどん
たたみいわしは「伊勢型紙」。ちくわぶは車輪。
ふんわり色白、コシのあるうどんは師範っぽい。
「おまたせ」と言いながら出てくる伊勢うどん。
●レシピ
《伊勢モーデうどん》
[材料]
・ゆでうどん 1袋
・たたみいわし 1枚
・ちくわぶ 1個
・かまぼこ(ピンク)2切れ
・小松菜 2枚ぐらい
・出し汁 500㏄ぐらい
・たれ だし汁 大2
しょうゆ 大2
みりん 大2
砂糖 小1
[ダンドリ]
1.小松菜は洗っておく。かまぼこは切っておく。
2.鍋を二つ用意する。一つの鍋でだし汁をつくる。市販の顆粒だし一袋を指定量の水に溶かして温める。(かつお、煮干しなどお好みで)
3.もう一つの鍋でうどんのたれをつくる。2のだし汁大さじ2をとりわけ、調味料を加えてひと煮たちさせておく。
4.だし汁の入った鍋にちくわぶを入れて戻す。だしを吸って戻ったら皿などに取り出す。
5.だし汁の入った鍋を火にかけ、うどんをゆでる。ゆだったら箸をつかってザルにとりだし、水切りをして器に盛る。
6.うどんを取り出しただし汁で小松菜をゆでる。ゆであがったら取り出して水にさっとさらし、食べやすい長さに切る。
7.たたみいわしは好みのサイズに切って、菜箸などでつまんで、コンロの火であぶる。
8.5のうどんの上に具を並べ、3のたれをかける。
●師範の感想いただきました!
今日はどんな気分でモーデようかしらと楽しくなって編集力が湧きますぅどん♪羅針盤となるは目にも鮮やか芯が通る小松菜!
●バックナンバー
石井梨香
編集的先達:須賀敦子。懐の深い包容力で、師範としては学匠を、九天玄氣組舵星連としては組長をサポートし続ける。子ども編集学校の師範代もつとめる律義なファンタジスト。趣味は三味線と街の探索。
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コメント
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