井ノ上シーザー、45[守]に“遊刊エディストの歩き方”を語る

06/04(木)14:45
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「遊刊エディストの歩き方を守学衆に語ってください」。
番匠・景山和浩のリクエストを受けて、井ノ上シーザーが2020年5月26日、45[守]別院に登場した。タイトルは「遊刊エディストの歩き方」。「イシスと遊刊エディスト」「コロナの時代と数寄」を守学衆に語る試みを、以下の通り紹介する。

 

「遊刊エディスト」は、イシス学林局の吉村堅樹林頭を編集長とし。50名以上のイシス関係者がライターとして登録されているメディアです。
「時にぶっちぎり、時に悩ましく」との松岡校長からの“らしい”要望を受け、「意外な切り口と高速の新奇性をもって、コンプライアンスの時代に際を攻める。
いつでも、どこでも、なんでもイシスを記事にする。」という野心的な編集方針のもとに、2019年9月に発動しました。

 

各記事は“~st”で構成されています。

「JUST」(今起こっていることを実況)、「POST」(起こったことをレポート)
「PAST」(過去のイベントを蔵出し)、「GUEST」(イシスご来場のお客様と)
「CAST」(イシス関係者のプロフィール)、「DUST」(どうでもよいゴシップ)
「LIST」(イシスで起こったことのスコアリング)、「NEST」(編集コラム)

といった具合です。
気になる記事から追うもよし、ライターに着目するもよしです。

 

そこで今回は、なじみが深い“イシスな面々“と“コロナな日々”を、『遊刊エディスト』で読んでみましょうかね。
まずは、スターな師範代と師範のご紹介です。

 

★CAST:
今のわたしがいちばん若い 45[守]新師範代・野住智恵子の心意気
   → 野住智恵子師範代(すみれの花咲く教室)のたどった編集道が明かされます。

 

45[守]師範代 佐土原太志が起こした集団絶句
   → オンラインミーティング中での、佐土原太志師範代(優作うつる教室)の目力に注目。

 

★LIST:
44[守]リカちゃんのミメロギア・クッキング 絹なオムレツ 食してみたら?
   → リカちゃんって、石井梨香師範なんです!ミメロギアという編集稽古の回答を、料理で実証するとはチャーミングですねー。この記事自体も、編集力に富んでいるところ、さすがです。

 

松岡校長とイシス周りの記事です。

 

★PAST:
松岡校長だけが知らないこと 感門之盟
  → 後藤由加里師範が向ける松岡校長へ愛のまなざし。文章のハコビがキレキレで、伏せ開けも巧みです。

 

★GUEST:
田中優子さんインタビュー(1)ISISデビュー:広げるほど深くなる  
  → 法政大学総長で、イシス編集学校学衆でもある田中優子さんへのイシスインタビューです。松岡校長とは数十年来の交誼ですね。7回にわたって「知」のおすそ分けをいただけますので、ご賞味を下さい。

 

コロナな日々を意識しつつです。

 

★POST:
松岡正剛が語る、2020年に突出するための五箇条
  → 2020年の年初、松岡校長は「編集工学の時熟」を予感していました。校長が述べている「やっておくべき五箇条」は、今のコロナ時代に響くがごとくです。みなさん、ぜひともご一読を。

 

★JUST:
HCU松岡塾長講義「『稽古と本番』を『平時と有事』によみかえる方法」
  → パンデミック渦巻く4月25日、HCU(ハイパーコーポレートユニバーシティ)向けの、松岡校長の講演の実況です。場所は本楼、「非自己を平時から織り込まないからこそ、パンデミック下でみんな同じことをしてしまう」という言葉が突き刺さります。編集稽古って、非自己を取りこむようなところもありませんか?
  
★NEST:
おしゃべり病理医 編集ノート - 「何がわからないのかがわからない」に対する編集の効能
  → コロナ時代の情報編集について、病理医の小倉加奈子師範のコラムです。桂師範と45守の模様も紹介されています。医師としての知見と編集的方法の折り込み方が絶妙です。

 

なお、NESTでは平野師範の連載が始まりました。イシス界隈で脚光を浴びている質の高い読み物ですね。

 

パンとわたし。隷属ではない関係(前篇)~発酵エトランゼVol.1

 

 

ほか、NESTは実力派による連載が目白押しです。ことごとく、ご賞味ください。

 


さて、最後はDUST記事です。
こちらは堀江純一さんと井ノ上シーザーの二系列があります。編集方針は「どうでもいいことをいかにして面白く書くか」に向かっています。

堀江さんは名作漫画を自分で模写をして、その特徴とつかみ出す―スコア化(用法2)するー、という方法をとっています。自分自身を実験台にする凄味がありますが、マニアックなまでの技法に対するこだわりが、清々しい域にまで入っています。

 

★DUST:
マンガのスコア LEGEND04 近藤ようこ 中世説話ものから現代ものまで

 

この記事は、近藤ようこさん自身が注目をされているようです。

一方、井ノ上シーザーのDUST記事は、些細などうでもいいことを言葉にする試みです。「人に着目している」といわれるゆえんです。

 

なぜ、あま~い福澤美穂子が斬ったのか

 

用法4では『21世紀枕草子』という編集稽古がありまして、実はその方法を用いています。

 


『遊刊エディスト』の歩き方、いかがでしたか?
ねがわくば、45守のみなさんが、個の突出により記事になれば、うれしいです。
過去にはこんな記事もありましたよ。

 

44守に紛れ込んだ失意のダーティーハリー

 

はたまた、45守の中から『遊刊エディスト』の同僚ライターが誕生したら、これまた愉快ですね。

ともに、イシスという場で遊び倒す同志を、お待ちしています。
まずは、番ボーがんばれ~


では。

井ノ上シーザー 拝

 

 

 

 

(シーザー一門の弟子と、人相の悪い井ノ上シーザー。後ろには松岡校長と吉村林頭)


  • 井ノ上シーザー

    編集的先達:グレゴリー・ベイトソン。湿度120%のDUSTライター。どんな些細なネタも、シーザーの熱視線で下世話なゴシップに仕立て上げる力量の持主。イシスの異端者もいまや未知奥連若頭、守番匠を担う。