発声の先達、赤ん坊や虫や鳥に憑依してボイトレしたくなりました。
写真は、お尻フリフリしながら演奏する全身楽器のミンミンゼミ。思いがけず季節に先を越されたセミの幼虫たちも、そろそろ地表に出てくる頃ですね。

イシス編集学校で予定されている活動をご案内する短信「イシスDO-SAY(ドウ–セイ)」。
この6月は、イシス編集学校の松岡正剛校長が書き綴る『千夜千冊エディション』が20冊を突破した記念として、全国の書店でフェアが始まりました。ハッシュタグは #知祭り 。みなさんぜひお近くの書店でフェアを探してみてください。最新の書店情報はこちらに掲載しております。
さあ、今月も皆さんとともに、アレコレDOしてSAYしていきます。それでは6月の「イシスDO-SAY」をどうぞ。
【2021年6月】
2021年6月5日(土) 第47期 [守] 伝習座
当期の指導陣が集合して行う研鑽の機会である伝習座が行われます。学びは指導陣になっても終わりません。
▶関連情報 「学匠の知られざる「伝習座お題」【47[守]week6】」
2021年6月8日(火) クロスボード会議
春にスタートした各講座ディレクターが集合。今期の方針やNEXT ISISの取り組みについて話し合います。
2021年6月13日(日) オトナのための千夜千冊共読会@子どもES
4/11にオープンしたイシス子どもフィールドが主催。4月時点で、オープンの呼びかけに、60人を超える卒門、突破生、放伝生、師範、師範代が集まっています。
▶ 関連情報 「イシス子どもフィールドオープン!」
2021年6月20日(日) 大音美弥子「千夜千冊エディション」トライアスロン・ワークショップ@ジュンク堂書店・池袋本店
6月から全国の書店で開催が始まった千夜千冊エディション20冊突破記念フェアと連動し、大音美弥子冊匠がワークショップを行います。
※お申し込み方法:事前のご予約が必要です。1階サービスコーナーもしくはお電話にてご予約下さい。
▶ 詳細はこちら https://honto.jp/store/news/detail_041000053393.html?shgcd=HB300
▶ 参考情報 「ゴジラVSホンヤ この夏、本は地球を救う」
2021年6月22日(火) 番期選考委員会
番期選考委員(学林局、学匠)が集い、さまざまなプロジェクトのキャスティングを検討します。組み合わせで個を超える機会を大編集。
2021年6月25日(金) *千夜千冊ワークショップ@ブックファースト新宿
20日の池袋に続いて、ブックファースト新宿店で、千夜千冊エディション20冊突破記念フェアにあわせたワークショップを行います。
▶ 関連情報 【このエディションフェアがすごい!01】ブックファースト新宿店
2021年6月26日(土) オンライン学校説明会
イシス編集学校へ入門をご検討のみなさまや「編集」にご興味のある方など、どなたでもご参加いただけます。「イシス編集学校で学べることとは?」「編集稽古、「教室」のしくみ」を中心にお話します。Q&Aも心行くまでどうぞ。
▶ 関連情報 「おもてなしが倍返し 学校説明会がリニューアル!」
過去のDO-SAY
エディスト編集部
編集的先達:松岡正剛
「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。
イシス編集学校で予定されている毎月の活動をご案内する短信「イシスDO-SAY(ドウ-セイ)」。 梅雨があけた地域も出てきました、いよいよ日本列島に夏到来ですね!イシス編集学校でも熱い夏が始まります。7月のス […]
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コメント
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2025-07-01
発声の先達、赤ん坊や虫や鳥に憑依してボイトレしたくなりました。
写真は、お尻フリフリしながら演奏する全身楽器のミンミンゼミ。思いがけず季節に先を越されたセミの幼虫たちも、そろそろ地表に出てくる頃ですね。
2025-06-30
エディストの検索窓に「イモムシ」と打ってみたら、サムネイルにイモムシが登場しているこちらの記事に行き当たりました。
家庭菜園の野菜に引き寄せられてやって来る「マレビト」害虫たちとの攻防を、確かな観察眼で描いておられます。
せっかくなので登場しているイモムシたちの素性をご紹介しますと、アイキャッチ画像のサトイモにとまる「夜行列車」はセスジスズメ(スズメガ科)中齢幼虫、「少し枯れたナガイモの葉にそっくり」なのは、きっと、キイロスズメ(同科)の褐色型終齢幼虫です。
添付写真は、文中で目の敵にされているヨトウムシ(種名ヨトウガ(ヤガ科)の幼虫の俗称)ですが、エンドウ、ネギどころか、有毒のクンシラン(キョウチクトウ科)の分厚い葉をもりもり食べていて驚きました。なんと逞しいことでしょう。そして・・・ 何と可愛らしいことでしょう!
イモムシでもゴキブリでもヌスビトハギでもパンにはえた青カビでも何でもいいのですが、ヴィランなものたちのどれかに、一度、スマホレンズを向けてみてください。「この癪に触る生き物をなるべく魅力的に撮ってやろう」と企みながら。すると、不思議なことに、たちまち心の軸が傾き始めて、スキもキライも混沌としてしまいますよ。
エディスト・アーカイブは、未知のお宝が無限に眠る別銀河。ワードさばきひとつでお宝候補をプレゼンしてくれる検索窓は、エディスト界の「どこでもドア」的存在ですね。
2025-06-28
ものづくりにからめて、最近刊行されたマンガ作品を一つご紹介。
山本棗『透鏡の先、きみが笑った』(秋田書店)
この作品の中で語られるのは眼鏡職人と音楽家。ともに制作(ボイエーシス)にかかわる人々だ。制作には技術(テクネ―)が伴う。それは自分との対話であると同時に、外部との対話でもある。
お客様はわがままだ。どんな矢が飛んでくるかわからない。ほんの小さな一言が大きな打撃になることもある。
深く傷ついた人の心を結果的に救ったのは、同じく技術に裏打ちされた信念を持つ者のみが発せられる言葉だった。たとえ分野は違えども、テクネ―に信を置く者だけが通じ合える世界があるのだ。