発声の先達、赤ん坊や虫や鳥に憑依してボイトレしたくなりました。
写真は、お尻フリフリしながら演奏する全身楽器のミンミンゼミ。思いがけず季節に先を越されたセミの幼虫たちも、そろそろ地表に出てくる頃ですね。

イシス編集学校で予定されている活動をご案内する短信「イシスDO-SAY(ドウ-セイ)」。
8月、夏休みといえば「こども編集学校」! 8月も活動していきます。さらに、イシス編集学校がお届けする編集の祭典ISISフェスタがぞくぞくと開催、夏は編集工学に触れるチャンス。そして、千夜千冊エディション20冊突破記念フェアが、全国の書店で引き続き展開中。[守]の卒門、[破]の突破も目前です。今月も皆さんとともに、アレコレDOしてSAYしていきます。それでは8月の「イシスDO-SAY」をどうぞ。
【2021年8月】
2021年8月1日(日) 第35期 ISIS花伝所 敢談儀
花伝所演習の締めくくりを飾るのが「敢談儀」。入伝生たちがこれまでの演習を振り返り、過剰や逸脱を恐れず「敢えて言葉にする」場です。
▶関連情報 「編集のライトセーバーを取れ イシスのジェダイが飛び立つ35花敢談儀」
▶関連情報 「花目付が放伝生に託した「型」と「志」【35[花]敢談儀】」
★8月はISISフェスタ開催!
大好評のISIS FESTA エディットツアー・スペシャル、2021夏もオンラインで開催いたします!
テーマも多彩、ぜひご参加ください。詳細・お申し込みはこちら
2021年8月7日(土) ISISフェスタ:こども編集学校presents読んだら書こう!『よみかき編集ワーク』 オンライン・ツアー
イシス編集学校が子ども向け・学校向けに提供しているプログラムが体験できる、特別企画オンラインツアーを開催します。
▶関連情報 「子ども向け編集ワークを体験!夏休み特別企画」
2021年8月8日(日) 46[破] 突破の日
[破]応用コースは、4カ月の編集稽古をすべて終え修了します。関連情報は、今回、初バンキシャロールとして初密着取材した梅澤奈央さんの記事より。
2021年8月10日(火) ISISフェスタ:こども編集学校presents [読み方・書き方・問い方]が変わる『探究型読書 Book Up !』体験オンライン・ツアー
イシス編集学校が子ども向け・学校向けに提供しているプログラムが体験できる、特別企画オンラインツアーを開催します。
▶関連情報 「子ども向け編集ワークを体験!夏休み特別企画」
2021年8月15日(日) ISISフェスタ:「物語編集の秘密」〜破エディットツアー
[破]応用コースの方法に迫る-物語編集の秘密を先取り!/野嶋真帆、新井陽大、原田淳子がナビゲート。
※お申し込みはこちら
2021年8月21日(土) ISISフェスタ:プランニング編集:新たな発見を生む
2021年8月22日(日) ISISフェスタ:「ISIS式指南」〜花伝エディットツアー
※お申し込みはこちら
2021年8月25日(水) ISISフェスタ インタビュー編集
2021年8月28日(土) ISISフェスタ:プレゼンテーションからリプリゼンテーションへ『表象力と編集』講座
発想や思考を加速し「情報編集力」を引き出すシリーズの体験版です。編集工学の考え方を知り、いままでと違う発案をしたい、プランを形にしたい、表現の力を身につけたい、という方におすすめです。今回は、プレゼンテーションをテーマに、ワークショップを楽しみながら「編集術」を学びます。
※お申し込みはこちら
2021年8月22日(日) オンライン学校説明会
イシス編集学校の秋開講に向けて入門をご検討のみなさまや「編集」にご興味のある方など、どなたでもご参加いただけます。「イシス編集学校で学べることとは?」「編集稽古、「教室」のしくみ」を中心にお話します。Q&Aも心行くまでどうぞ。
▶関連情報 「おもてなしが倍返し 学校説明会がリニューアル!」
2021年8月22日(日) 第47期[守] 卒門
4ヶ月38題の全てに回答することが卒門条件。卒門を果たすと破講座に進む資格を得ることができます。
▶ 関連記事「学匠の知られざる「伝習座お題」【47[守]week6】」
2021年8月29日(日) 輪読座 第五輪
日本哲学シリーズ今季のテーマは「柳田國男を読む」。第5回となる今回は「神と家と女と死」です。
▶関連情報 【輪読座】21世紀にもつながる柳田國男の方法とは?(「柳田國男を読む」第一輪)
▶関連情報【輪読座】蝸牛となる覚悟はあるか?(「柳田国男を読む」第二輪)
▶関連情報【輪読座】農業政策から民俗学へと辿る柳田の思いとは(「柳田國男を読む」第二輪)
▶関連情報【輪読座】21世紀の先取りだった!? 柳田という方法(「柳田国男を読む」第三輪)
▶関連情報 【輪読座】21世紀にもつながる柳田國男の方法とは?(「柳田國男を読む」第一輪)
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▶関連情報【輪読座】農業政策から民俗学へと辿る柳田の思いとは(「柳田國男を読む」第二輪)
▶関連情報【輪読座】21世紀の先取りだった!? 柳田という方法(「柳田国男を読む」第三輪)
▶関連情報【輪読座】「群盲、”柳田”を撫でる」に陥らぬために(「柳田国男を読む」第四輪)
2021年8月29日(日) 千夜共読会@子ども編集学校
こども編集学校のメンバーたちで定期的に千夜千冊を共読しています。
▶関連情報 「子どもも大人も、読み・書き・変わる【ツアー@子ども編集学校】」
★まだまだ続く「千夜千冊エディション20周年突破記念フェア」
全国の書店でお楽しみください。
▶関連情報 各地のフェア、このエディションフェアがすごい!シリーズ
過去のDO-SAY
エディスト編集部
編集的先達:松岡正剛
「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。
イシス編集学校で予定されている毎月の活動をご案内する短信「イシスDO-SAY(ドウ-セイ)」。 梅雨があけた地域も出てきました、いよいよ日本列島に夏到来ですね!イシス編集学校でも熱い夏が始まります。7月のス […]
編集部が選ぶ2025年5月に公開した注目のイチオシ記事9選+α
公開されるエディスト記事は、毎月30本以上!エディスト編集部メンバー&ゲスト選者たちが厳選した、注目の”推しキジ” をお届けしています。見逃した方はぜひこちらの記事でキャッチアップを。 今回は、2025年5月に公開さ […]
田中優子の酒上夕書斎|第二夕『S/Z バルザック『サラジーヌ』の構造分析』ロラン・バルト(2025年6月24日)
学長 田中優子が一冊の本をナビゲートするYouTube LIVE番組「酒上夕書斎(さけのうえのゆうしょさい」。書物に囲まれた空間で、毎月月末火曜日の夕方に、大好きなワインを片手に自身の読書遍歴を交えながら語 […]
イシス編集学校のアドバイザリー・ボード「ISIS co-mission」(イシス・コミッション)に名を連ねる9名のコミッション・メンバーたちが、いつどこで何をするのか、編集的活動、耳寄りニュースなど、予定されている動静を […]
田中優子の酒上夕書斎|第一夕『普賢』石川淳(2025年5月27日)
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コメント
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2025-07-01
発声の先達、赤ん坊や虫や鳥に憑依してボイトレしたくなりました。
写真は、お尻フリフリしながら演奏する全身楽器のミンミンゼミ。思いがけず季節に先を越されたセミの幼虫たちも、そろそろ地表に出てくる頃ですね。
2025-06-30
エディストの検索窓に「イモムシ」と打ってみたら、サムネイルにイモムシが登場しているこちらの記事に行き当たりました。
家庭菜園の野菜に引き寄せられてやって来る「マレビト」害虫たちとの攻防を、確かな観察眼で描いておられます。
せっかくなので登場しているイモムシたちの素性をご紹介しますと、アイキャッチ画像のサトイモにとまる「夜行列車」はセスジスズメ(スズメガ科)中齢幼虫、「少し枯れたナガイモの葉にそっくり」なのは、きっと、キイロスズメ(同科)の褐色型終齢幼虫です。
添付写真は、文中で目の敵にされているヨトウムシ(種名ヨトウガ(ヤガ科)の幼虫の俗称)ですが、エンドウ、ネギどころか、有毒のクンシラン(キョウチクトウ科)の分厚い葉をもりもり食べていて驚きました。なんと逞しいことでしょう。そして・・・ 何と可愛らしいことでしょう!
イモムシでもゴキブリでもヌスビトハギでもパンにはえた青カビでも何でもいいのですが、ヴィランなものたちのどれかに、一度、スマホレンズを向けてみてください。「この癪に触る生き物をなるべく魅力的に撮ってやろう」と企みながら。すると、不思議なことに、たちまち心の軸が傾き始めて、スキもキライも混沌としてしまいますよ。
エディスト・アーカイブは、未知のお宝が無限に眠る別銀河。ワードさばきひとつでお宝候補をプレゼンしてくれる検索窓は、エディスト界の「どこでもドア」的存在ですね。
2025-06-28
ものづくりにからめて、最近刊行されたマンガ作品を一つご紹介。
山本棗『透鏡の先、きみが笑った』(秋田書店)
この作品の中で語られるのは眼鏡職人と音楽家。ともに制作(ボイエーシス)にかかわる人々だ。制作には技術(テクネ―)が伴う。それは自分との対話であると同時に、外部との対話でもある。
お客様はわがままだ。どんな矢が飛んでくるかわからない。ほんの小さな一言が大きな打撃になることもある。
深く傷ついた人の心を結果的に救ったのは、同じく技術に裏打ちされた信念を持つ者のみが発せられる言葉だった。たとえ分野は違えども、テクネ―に信を置く者だけが通じ合える世界があるのだ。