発声の先達、赤ん坊や虫や鳥に憑依してボイトレしたくなりました。
写真は、お尻フリフリしながら演奏する全身楽器のミンミンゼミ。思いがけず季節に先を越されたセミの幼虫たちも、そろそろ地表に出てくる頃ですね。

イシス編集学校で予定されている活動をご案内する短信「イシスDO-SAY(ドウ-セイ)」。今月も皆さんとともに、アレコレDOしてSAYしていきます。9月の「イシスDO-SAY」をどうぞ。
編集の秋。イベントも目白押しです。
【2021年9月】
2021年9月4-5日(土日) 第77回 感門之盟
「DANZEN ISIS」をテーマに行われた感門之盟(講座修了式)のドラマを、記事を通して思い出してみませんか。
▶関連情報 第77回感門之盟 関連記事
2021年9月18日(土) オンライン学校説明会
10月から開講する[守]をご検討のみなさまや「編集」にご興味のある方など、どなたでもご参加いただけます。「イシス編集学校で学べることとは?」「編集稽古、「教室」のしくみ」を中心にお話します。Q&Aも心行くまでどうぞ。
▶関連情報 「おもてなしが倍返し 学校説明会がリニューアル!」
★9月も、ISISフェスタ開催!
大好評のISIS FESTA エディットツアー・スペシャル、2021夏もオンラインで開催いたします!
テーマも多彩、ぜひご参加ください。詳細・お申し込みはこちら
2021年9月18日(土) ISISフェスタ:軽井沢オンライン・ツアー「つながる読書の方法伝授」
4月にオンライン開催したワークショップ「ツンドク三冊屋」に続く第2弾。編集読書のメカニックをわかりやすく紐解き、共読ゾーンへとナビゲートするのは、中原洋子師範代、浅羽登志也師範のお二人です。
▶関連情報 「イシスフェスタ◎軽井沢 「9.18 爽快共読ワークショップ」のお誘い」
2021年9月23日(木) ISISフェスタ:横浜・鎌倉「9.23 肖り語るたくさんの私★ワークショップ」
4回目となる「横浜・鎌倉エディットツアー」は、[破]の物語編集術を使うワークにチャレンジします。ナビゲーターは、小川玲子師範、大塚宏師範代、そして、「さかえdeつながるアート」代表の岩上百合子さんの3人。
▶関連情報 「イシスフェスタ◎横浜・鎌倉「9.23 肖り語るたくさんの私★ワークショップ」開催」
2021年9月25日(土) 47[破]伝習座、48[守]伝習座
当期の指導陣が集合して行う研鑽の機会である伝習座が行われます。10月開講の[守][破]にむけて、指導陣がチューンナップ、学衆たちを教室へ迎える準備が着々と進んでいます。
▶関連情報 「学匠の知られざる「伝習座お題」【47[守]week6】」
▶関連情報 相槌と藤井聡太と卓袱台と――46[破]伝習座レポート
2021年9月26日(日) 輪読座 第6回
4月から始まった日本哲学シリーズ「柳田國男を読む」の最終講。テーマは『海に囲まれた日本国と「新しい国の学」』。
▶関連情報【輪読座】21世紀にもつながる柳田國男の方法とは?(「柳田國男を読む」第一輪)
▶関連情報【輪読座】蝸牛となる覚悟はあるか?(「柳田国男を読む」第二輪)
▶関連情報【輪読座】農業政策から民俗学へと辿る柳田の思いとは(「柳田國男を読む」第二輪)
▶関連情報【輪読座】21世紀の先取りだった!? 柳田という方法(「柳田国男を読む」第三輪)
▶関連情報【輪読座】「群盲、”柳田”を撫でる」に陥らぬために(「柳田国男を読む」第四輪)
▶関連情報【輪読座】柳田、「口承文芸」なる方法をブルターニュより取り入れる(「柳田国男を読む」第四輪)
2021年9月26日(日) 多読ジムSeason7申し込み締め切り日
応用コース[破]修了者の方は、ぜひ多読ジムで読書筋を育ててください。まずは金代匠からの問診票で適性をチェックしてみてはいかがですか。
▶ 関連情報「受けるべきか、せぬべきか ≪多読ジム問診表≫」
2021年9月28日(火) Hyper Editing Platform [AIDA] 間会 開催
ハイパーエディティングプラットフォーム[AIDA]からうまれた新プログラム、田中優子氏が庵主をつとめる「日本文化サロン 間庵」にて、参加メンバーが一堂に会し、日本文化を深め重ねる「間会」が開催されます。
▶関連情報 サステイナブルの矛盾 AIDA第一講 10shot
★まだまだ続く「千夜千冊エディション20周年突破記念フェア」
全国の書店でお楽しみください。
▶関連情報 各地のフェア、このエディションフェアがすごい!シリーズ
過去のDO-SAY
エディスト編集部
編集的先達:松岡正剛
「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。
イシス編集学校で予定されている毎月の活動をご案内する短信「イシスDO-SAY(ドウ-セイ)」。 梅雨があけた地域も出てきました、いよいよ日本列島に夏到来ですね!イシス編集学校でも熱い夏が始まります。7月のス […]
編集部が選ぶ2025年5月に公開した注目のイチオシ記事9選+α
公開されるエディスト記事は、毎月30本以上!エディスト編集部メンバー&ゲスト選者たちが厳選した、注目の”推しキジ” をお届けしています。見逃した方はぜひこちらの記事でキャッチアップを。 今回は、2025年5月に公開さ […]
田中優子の酒上夕書斎|第二夕『S/Z バルザック『サラジーヌ』の構造分析』ロラン・バルト(2025年6月24日)
学長 田中優子が一冊の本をナビゲートするYouTube LIVE番組「酒上夕書斎(さけのうえのゆうしょさい」。書物に囲まれた空間で、毎月月末火曜日の夕方に、大好きなワインを片手に自身の読書遍歴を交えながら語 […]
イシス編集学校のアドバイザリー・ボード「ISIS co-mission」(イシス・コミッション)に名を連ねる9名のコミッション・メンバーたちが、いつどこで何をするのか、編集的活動、耳寄りニュースなど、予定されている動静を […]
田中優子の酒上夕書斎|第一夕『普賢』石川淳(2025年5月27日)
学長 田中優子が一冊の本をナビゲートするYouTube LIVE番組「酒上夕書斎(さけのうえのゆうしょさい」。書物に囲まれた空間で、毎月月末火曜日の夕方に、大好きなワインを片手に自身の読書遍歴を交えながら語 […]
コメント
1~3件/3件
2025-07-01
発声の先達、赤ん坊や虫や鳥に憑依してボイトレしたくなりました。
写真は、お尻フリフリしながら演奏する全身楽器のミンミンゼミ。思いがけず季節に先を越されたセミの幼虫たちも、そろそろ地表に出てくる頃ですね。
2025-06-30
エディストの検索窓に「イモムシ」と打ってみたら、サムネイルにイモムシが登場しているこちらの記事に行き当たりました。
家庭菜園の野菜に引き寄せられてやって来る「マレビト」害虫たちとの攻防を、確かな観察眼で描いておられます。
せっかくなので登場しているイモムシたちの素性をご紹介しますと、アイキャッチ画像のサトイモにとまる「夜行列車」はセスジスズメ(スズメガ科)中齢幼虫、「少し枯れたナガイモの葉にそっくり」なのは、きっと、キイロスズメ(同科)の褐色型終齢幼虫です。
添付写真は、文中で目の敵にされているヨトウムシ(種名ヨトウガ(ヤガ科)の幼虫の俗称)ですが、エンドウ、ネギどころか、有毒のクンシラン(キョウチクトウ科)の分厚い葉をもりもり食べていて驚きました。なんと逞しいことでしょう。そして・・・ 何と可愛らしいことでしょう!
イモムシでもゴキブリでもヌスビトハギでもパンにはえた青カビでも何でもいいのですが、ヴィランなものたちのどれかに、一度、スマホレンズを向けてみてください。「この癪に触る生き物をなるべく魅力的に撮ってやろう」と企みながら。すると、不思議なことに、たちまち心の軸が傾き始めて、スキもキライも混沌としてしまいますよ。
エディスト・アーカイブは、未知のお宝が無限に眠る別銀河。ワードさばきひとつでお宝候補をプレゼンしてくれる検索窓は、エディスト界の「どこでもドア」的存在ですね。
2025-06-28
ものづくりにからめて、最近刊行されたマンガ作品を一つご紹介。
山本棗『透鏡の先、きみが笑った』(秋田書店)
この作品の中で語られるのは眼鏡職人と音楽家。ともに制作(ボイエーシス)にかかわる人々だ。制作には技術(テクネ―)が伴う。それは自分との対話であると同時に、外部との対話でもある。
お客様はわがままだ。どんな矢が飛んでくるかわからない。ほんの小さな一言が大きな打撃になることもある。
深く傷ついた人の心を結果的に救ったのは、同じく技術に裏打ちされた信念を持つ者のみが発せられる言葉だった。たとえ分野は違えども、テクネ―に信を置く者だけが通じ合える世界があるのだ。