発声の先達、赤ん坊や虫や鳥に憑依してボイトレしたくなりました。
写真は、お尻フリフリしながら演奏する全身楽器のミンミンゼミ。思いがけず季節に先を越されたセミの幼虫たちも、そろそろ地表に出てくる頃ですね。

イシス編集学校で予定されている活動をご案内する短信「イシスDO-SAY(ドウ–セイ)」。
先月から全国の書店で、千夜千冊エディション20冊突破記念フェアがはじまっています。みなさんぜひお近くの書店でお楽しみください。ハッシュタグは #知祭り 、皆さんのご参加で祭りが盛り上がります。店頭に足を運んだり、SNSで情報を楽しんだり、千夜千冊エディションを端から読み進めたり、関連本を手に取ったり、関連グッズを手に入れたり、どうぞお楽しみください。
今月も皆さんとともに、アレコレDOしてSAYしていきます。それでは7月の「イシスDO-SAY」をどうぞ。
【2021年7月】
2021年7月3日(土)、4日(日) 第35期 ISIS花伝所 キャンプ開催
編集コーチ養成講座である花伝所の終盤、指南編集 トレーニングである「キャンプ」が行われます
▶関連情報 [週刊花目付#18] 「ネガティブ・ケイパビリティ」
2021年7月4日(日) 七夕エディッツの会
イシス子どもフィールド主催。七夕をテーマに、暮らしの中の「お題」=「エディッツ」を、大人も子どももワイワイ一緒に楽しむワークショップです。
▶関連情報 イシスの綺羅星による七夕三冊ブックリスト付! 【七夕エディッツの会】申込受付中
2021年7月8日(木) 第77回 感門之盟 IDEA会議
次回の感門之盟に向けて、サポートするメンバーが体が集いキックオフとなるIDEA会議を開催。
2021年7月12日(月) 多読ジムSeason7 開始
早くもSeason7となります。お申込みはお急ぎください。読書筋を刺激して、読書筋を大きくしていきましょう。6月には、多読ジムに参加する読衆への多読ジム冊師によるインタビュー【冊師が聞く】シリーズがEdistに登場しました。
▶関連情報 新企画【冊師が聞く01】妻と娘と仕事と読書(松井路代)
▶関連情報 【冊師が聞く】シリーズ 01~07
2021年7月17日(土)、18日(日) 実香連ベーシック講座
編集工学をワークショップするための研鑽の場。少数精鋭の選抜講座が、いよいよ開催。編集語りのプロ育成へ、寺田充宏師範がナビゲート。修了者はそのままISISフェスタでデビューいただくプログラムです。
▶関連情報 編集ビタミンが利くぜ!寺田充宏のエディット檸檬ツアー
2021年7月18日(日) AT賞選評会議
[破]で開催される「アリスとテレス賞」(AT賞)の第2回選評会議が行われます。
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2021年7月24日(土) オンライン学校説明会
イシス編集学校へ入門をご検討のみなさまや「編集」にご興味のある方など、どなたでもご参加いただけます。「イシス編集学校で学べることとは?」「編集稽古、「教室」のしくみ」を中心にお話します。Q&Aも心行くまでどうぞ。
▶ 関連情報 「おもてなしが倍返し 学校説明会がリニューアル!」
2021年7月25日(日) 輪読座 第四輪
日本哲学シリーズ今季のテーマは「柳田國男を読む」。第4回となる7月は、「口承文芸への拡張」です。今期は、輪読座の様子を宮原由紀師範、上杉公志師範代がエディストしています。
▶関連情報 【輪読座】21世紀にもつながる柳田國男の方法とは?(「柳田國男を読む」第一輪)
▶関連情報【輪読座】蝸牛となる覚悟はあるか?(「柳田国男を読む」第二輪)
▶関連情報【輪読座】農業政策から民俗学へと辿る柳田の思いとは(「柳田國男を読む」第二輪)
▶関連情報【輪読座】21世紀の先取りだった!? 柳田という方法(「柳田国男を読む」第三輪)
2021年7月27日(火) 第1回 間会 開催
ハイパーエディティングプラットフォーム[AIDA]からうまれた新プログラム、田中優子氏が庵主をつとめる「日本文化サロン 間庵」の第1回「間会」が開催されます。
▶関連情報 サステイナブルの矛盾 AIDA第一講 10shot
2021年7月31日(土) 第35期花伝所 敢談儀 開催
花伝所演習の締めくくりを飾るのが「敢談儀」。入伝生たちがこれまでの演習を振り返り、過剰や逸脱を恐れず「敢えて言葉にする」場です。
▶関連情報 変異するのは新型コロナウイルスだけではない【34[花]敢談儀】
★まだまだ続く「千夜千冊エディション20周年突破記念フェア」
全国の書店でお楽しみください。
▶関連情報 各地のフェア、このエディションフェアがすごい!シリーズ
過去のDO-SAY
エディスト編集部
編集的先達:松岡正剛
「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。
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コメント
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2025-07-01
発声の先達、赤ん坊や虫や鳥に憑依してボイトレしたくなりました。
写真は、お尻フリフリしながら演奏する全身楽器のミンミンゼミ。思いがけず季節に先を越されたセミの幼虫たちも、そろそろ地表に出てくる頃ですね。
2025-06-30
エディストの検索窓に「イモムシ」と打ってみたら、サムネイルにイモムシが登場しているこちらの記事に行き当たりました。
家庭菜園の野菜に引き寄せられてやって来る「マレビト」害虫たちとの攻防を、確かな観察眼で描いておられます。
せっかくなので登場しているイモムシたちの素性をご紹介しますと、アイキャッチ画像のサトイモにとまる「夜行列車」はセスジスズメ(スズメガ科)中齢幼虫、「少し枯れたナガイモの葉にそっくり」なのは、きっと、キイロスズメ(同科)の褐色型終齢幼虫です。
添付写真は、文中で目の敵にされているヨトウムシ(種名ヨトウガ(ヤガ科)の幼虫の俗称)ですが、エンドウ、ネギどころか、有毒のクンシラン(キョウチクトウ科)の分厚い葉をもりもり食べていて驚きました。なんと逞しいことでしょう。そして・・・ 何と可愛らしいことでしょう!
イモムシでもゴキブリでもヌスビトハギでもパンにはえた青カビでも何でもいいのですが、ヴィランなものたちのどれかに、一度、スマホレンズを向けてみてください。「この癪に触る生き物をなるべく魅力的に撮ってやろう」と企みながら。すると、不思議なことに、たちまち心の軸が傾き始めて、スキもキライも混沌としてしまいますよ。
エディスト・アーカイブは、未知のお宝が無限に眠る別銀河。ワードさばきひとつでお宝候補をプレゼンしてくれる検索窓は、エディスト界の「どこでもドア」的存在ですね。
2025-06-28
ものづくりにからめて、最近刊行されたマンガ作品を一つご紹介。
山本棗『透鏡の先、きみが笑った』(秋田書店)
この作品の中で語られるのは眼鏡職人と音楽家。ともに制作(ボイエーシス)にかかわる人々だ。制作には技術(テクネ―)が伴う。それは自分との対話であると同時に、外部との対話でもある。
お客様はわがままだ。どんな矢が飛んでくるかわからない。ほんの小さな一言が大きな打撃になることもある。
深く傷ついた人の心を結果的に救ったのは、同じく技術に裏打ちされた信念を持つ者のみが発せられる言葉だった。たとえ分野は違えども、テクネ―に信を置く者だけが通じ合える世界があるのだ。