飲む葡萄が色づきはじめた。神楽鈴のようにシャンシャンと音を立てるように賑やかなメルロー種の一群。収穫後は樽やタンクの中でプツプツと響く静かな発酵の合唱。やがてグラスにトクトクと注がれる日を待つ。音に誘われ、想像は無限、余韻を味わう。

松岡正剛が校長をつとめるイシス編集学校で予定されている毎月の活動をご案内する短信「イシスDO-SAY(ドウ-セイ)」。今月も皆さんとともに、アレコレDOしてSAYしていきます。
それでは2022年7月の「イシスDO-SAY」をどうぞ。
【2022年7月】
2022年7月2日(土) 学校説明会
10月に開講する[守]にむけて、本楼での学校説明会が始まっている。7月2日は、「ざくざく短冊*学校説明会」と題して、吉村林頭とバックトリップ教室の黒澤朋子師範代が3年ぶりのペア・ナビゲーション。
▶ 関連情報 7/2ざくざく短冊*学校説明会 本楼で林頭と黒澤と七夕編集ワーク
10月までに開催される学校説明会スケジュールはこちらからご覧ください。
2022年7月9日~10日(土・日) 第37期 花伝所キャンプ
指南編集トレーニングキャンプの開催。7週間を終えて、師範代認定をかけた最後のトレーニングがオンラインで開かれる。
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2022年7月9日(土) 「子ども編集学校 よみかき編集ワーク」
今回のテーマは「好きな本をひとに伝えよう」。子ども編集学校の肝入りとして、本楼や図書館、学校や地域の交流施設などでこれまで何度も行われてきた「本と親しむ」ワークショップだ。
▶関連情報 イドバタイムズ issue.10 7/9開催◆「よみかき編集ワーク」参加者募集! 好きな本をひとに伝えよう。
2022年7月11日(月) 多読ジムSeason11 開始
読書筋をきたえる[多読ジム]のSeason11、夏のトレーニングがスタート。今回は、多読ジムが出版社とコラボする「”版元読み”エディストチャレンジ」第二弾は、「工作舎」。
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2022年7月16日(土) 第15季 [離] 別当会議
6月11日にスタートした第十五季[離]の指導人たちが集まり、別当会議が行われる。
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▶田母神方師のコラム一覧
▶倉田方師によるコラム一覧
▶小坂方師のコラム一覧
2022年7月24日(日) 間庵 開座
[AIDA]アドバイザリー・ボードメンバーでもあり、イシス編集学校でも学ばれた田中優子さんが庵主をつとめ、松岡座長と場を共にする[間庵(まあん)]が開座する。松岡正剛の「方法日本」を極める全3回の講座だ。
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2022年7月30日、31日(土・日) 第37期 花伝所 敢談儀
花伝所の最後を締めくくるオンライン講座&面談。これまでの演習を振り返り、師範からの評価とアドバイスを携えて、師範代になるための最後のプログラムが開催される。
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2022年7月31日(日) 輪読座 第4輪
2022年春からはじまった今期の輪読座のテーマは、初めての湯川秀樹。7月開催の『日本哲学シリーズ「湯川秀樹を読む」』第4輪は、「東洋の鋳型を用いる」。輪読座は、今からでも途中参加が可能です。ご参加希望の方はお問い合わせください。
詳細・お申し込みはこちら
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過去のDO-SAY
エディスト編集部
編集的先達:松岡正剛
「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。
ISIS co-mission対談|「きらめく星座」音楽の力 こまつ座代表井上麻矢×イシス編集学校学長田中優子
こまつ座の舞台「きらめく星座」を巡る、ISIS co-missionの井上麻矢(こまつ座代表 )と田中優子(イシス編集学校学長 )による特別対談がイシスチャンネルで公開されました。 太平洋戦争を舞台に、さま […]
エディットリアリティーの森【松岡正剛 revival 03】
2024年8月12日、イシス編集学校校長の松岡正剛が逝去した。エディスト編集部では、直後に約1カ月にわたる追悼コラム連載を実施。編集学校内外から多数寄せられた松岡校長の面影は、1年経ってもなお鮮明だ。まるでその存在が読む […]
2024年8月12日、イシス編集学校校長の松岡正剛が逝去した。エディスト編集部では、直後に約1カ月にわたる追悼コラム連載を実施。編集学校内外から多数寄せられた松岡校長の面影は、1年経ってもなお鮮明だ。まるでその存在が読む […]
2024年8月12日、イシス編集学校校長の松岡正剛が逝去した。エディスト編集部では、直後に約1カ月にわたる追悼コラム連載を実施。編集学校内外から多数寄せられた松岡校長の面影は、1年経ってもなお鮮明だ。まるでその存在が読む […]
【プレスリリース】編集工学研究所、「松岡正剛 Re-Edit Project」始動。未公開講義録の集成など、知の再編集プロジェクトを一周忌に発表。
編集工学の創始者・松岡正剛の一周忌を迎える2025年8月12日、編集工学研究所(東京都世田谷区/代表取締役社長 安藤昭子)は、「松岡正剛 Re‑Edit Project」を始動します。このプロジェクトは、松岡が遺した文章 […]
コメント
1~3件/3件
2025-08-16
飲む葡萄が色づきはじめた。神楽鈴のようにシャンシャンと音を立てるように賑やかなメルロー種の一群。収穫後は樽やタンクの中でプツプツと響く静かな発酵の合唱。やがてグラスにトクトクと注がれる日を待つ。音に誘われ、想像は無限、余韻を味わう。
2025-08-14
戦争を語るのはたしかにムズイ。LEGEND50の作家では、水木しげる、松本零士、かわぐちかいじ、安彦良和などが戦争をガッツリ語った作品を描いていた。
しかしマンガならではのやり方で、意外な角度から戦争を語った作品がある。
いしいひさいち『鏡の国の戦争』
戦争マンガの最極北にして最高峰。しかもそれがギャグマンガなのである。いしいひさいち恐るべし。
2025-08-12
超大型巨人に変態したり、背中に千夜をしょってみたり、菩薩になってアルカイックスマイルを決めてみたり。
たくさんのあなたが一千万の涼風になって吹きわたる。お釈迦さまやプラトンや、世阿弥たちと肩組みながら。