発声の先達、赤ん坊や虫や鳥に憑依してボイトレしたくなりました。
写真は、お尻フリフリしながら演奏する全身楽器のミンミンゼミ。思いがけず季節に先を越されたセミの幼虫たちも、そろそろ地表に出てくる頃ですね。

松岡正剛が校長をつとめるイシス編集学校で予定されている毎月の活動をご案内する短信「イシスDO-SAY(ドウ-セイ)」。
基本コース[守]は開講から2カ月を迎え、7月2日には社会学者 大澤真幸氏による特別講義が開催されます。編集について、学びを進めるためのさらなる「問い」に出会える機会になりそうです。
7月も皆さんとともに、アレコレDOしてSAYしていきます。「イシスDO-SAY」 7月号をどうぞ。
(今月のカバー写真は、7月の季語「メロン」)
【2023年7月】
2023年7月2日(日)大澤真幸 特別講義「大澤真幸の編集宣言」
社会学者、AIDAボードの大澤真幸氏が、特別講義を実施。
▶関連情報 7月2日、大澤真幸が本楼に現る。【51守特別講義】
2023年7月6日(木) オンライン学校説明会
イシス編集学校のオンライン学校説明会を開催。
お申し込みはこちら
▶ 関連記事 【無料・オンライン】7/6(木)19時30分〜イシス編集学校・学校説明会を開催します!
2023年7月9日(日)『多読ジムスペシャルコース 今福龍太を読む』 修了日
6月4日に開講した『多読ジムスペシャルコース 今福龍太を読む』が修了。8月5日には読了式が開催され、今福龍太氏と松岡正剛校長が登壇予定。こちらは受講者以外も参加可。
お申し込みはこちら
(進行具合によりお時間延長の可能性がございます)
松岡正剛(イシス編集学校校長)
1)読了式
2)今福龍太さんによる「特別賞」発表・講評
3)今福龍太×松岡正剛校長【スペシャル・セッション】
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▶ 関連情報 【募集◆定員30名】「今福龍太を読む」 多読スペシャル第3弾
▶ 関連情報 【まだ間に合う!】「今福龍太を読む」篇 多読スペシャル第3弾
▶ 関連情報 【オツ千SP.7】今福龍太とこれからの言語をクレオうる
2023年7月10日(月)多読ジムSeason15開始
読書筋を刺激して、読書筋を大きくする「多読ジム」通常コースがスタート。
▶関連情報 【多読ジム募集】映画で痛快・物語で爽快 season15・夏
2023年7月13日(木)ISIS Festa:情報の歴史21を読む ゲスト:吉川浩満 氏
驚異の世界同時年表『情報の歴史21』の読み方を知識人が次々語るトークシリーズ。今回は、文筆家であり編集者である吉川浩満さん。
お申し込みはこちら
▶ 関連記事 お待たせしました!『情歴21』を読む 第八弾 「吉川浩満編」開催決定【ISIS FESTA SP】
2023年7月16日(日) 2023夏 こどもエディッツの会
「エディッツの会」は、アイディアがわき表現がひろがる「情報編集の型」を使って遊ぶ、おやこ参加型のオンライン・ワークショップ。「こどももおとなも本気で遊ぶ」をコンセプトに季節ごとに開催している。2023年夏のテーマは、「字遊(じゆう)時間」。字を「感じる」「知る」「遊ぶ」ワーク、ぜひご参加ください。
お申し込みはこちら
▶ 関連記事 イドバタイムズissue.23 絵から字へ。7/16(日)開催!エディッツの会「字遊(じゆう)時間」
2023年7月16日(日) [破] AT賞〆切
[破]で開催される「アリスとテレス賞」(AT賞)の締め切り日。
▶ 関連情報 編集用語辞典 04 [アリスとテレス大賞]
2023年7月22日(土) オンライン学校説明会
イシス編集学校のオンライン学校説明会を開催。
お申し込みはこちら
▶ 関連記事 【無料・オンライン】7/6(木)19時30分〜イシス編集学校・学校説明会を開催します!
2023年7月23日(日) [破] AT賞選評会議
[破]で開催される「アリスとテレス賞」(AT賞)の選評会議が行われる。
2023年7月23日(日) ワークショップ・エディター基礎講座(実香連)
イシス編集学校の外部へ編集を伝えるための場を創出する実香連のメンバーのための講座が行われる。師範代養成講座・花伝所を修了したのち実香連に加わったメンバーが、集合する。
▶関連記事 ワークショップエディターが日本イシス化の先陣を切る!【実香連】
2023年7月29日、30日(土、日) 第39期 花伝所 敢談儀
花伝所の最後を締めくくるオンライン講座&面談。これまでの演習を振り返り、師範からの評価とアドバイスを携えて、師範代になるための最後のプログラムが開催される。
▶関連記事 型を伝える師範代が「乱世の現代」に求められている理由【37[花]敢談儀】
▶関連記事 【別紙花伝】「5M」と「イシスクオリティ」
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2023年7月30日(日) 輪読座 日本哲学シリーズ 輪読座「幸田露伴を読む」第四輪
4月からはじまった今期の輪読座のテーマは、「幸田露伴」。第4回は、「志那小説研究による小説『運命』」を取りあげる。
輪読座は、今からでも途中参加が可能。ご参加希望の方はお問い合わせください。
詳細・お申し込みはこちら
▶関連記事 <速報>図解発表レポート【輪読座「幸田露伴を読む」第二輪】
▶関連記事 5/21(日)開催-今からでも間に合う!幸田露伴ゆかりの地を巡るツアー(輪読座「幸田露伴を読む」)
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過去のDO-SAY
エディスト編集部
編集的先達:松岡正剛
「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。
イシス編集学校で予定されている毎月の活動をご案内する短信「イシスDO-SAY(ドウ-セイ)」。 梅雨があけた地域も出てきました、いよいよ日本列島に夏到来ですね!イシス編集学校でも熱い夏が始まります。7月のス […]
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コメント
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2025-07-01
発声の先達、赤ん坊や虫や鳥に憑依してボイトレしたくなりました。
写真は、お尻フリフリしながら演奏する全身楽器のミンミンゼミ。思いがけず季節に先を越されたセミの幼虫たちも、そろそろ地表に出てくる頃ですね。
2025-06-30
エディストの検索窓に「イモムシ」と打ってみたら、サムネイルにイモムシが登場しているこちらの記事に行き当たりました。
家庭菜園の野菜に引き寄せられてやって来る「マレビト」害虫たちとの攻防を、確かな観察眼で描いておられます。
せっかくなので登場しているイモムシたちの素性をご紹介しますと、アイキャッチ画像のサトイモにとまる「夜行列車」はセスジスズメ(スズメガ科)中齢幼虫、「少し枯れたナガイモの葉にそっくり」なのは、きっと、キイロスズメ(同科)の褐色型終齢幼虫です。
添付写真は、文中で目の敵にされているヨトウムシ(種名ヨトウガ(ヤガ科)の幼虫の俗称)ですが、エンドウ、ネギどころか、有毒のクンシラン(キョウチクトウ科)の分厚い葉をもりもり食べていて驚きました。なんと逞しいことでしょう。そして・・・ 何と可愛らしいことでしょう!
イモムシでもゴキブリでもヌスビトハギでもパンにはえた青カビでも何でもいいのですが、ヴィランなものたちのどれかに、一度、スマホレンズを向けてみてください。「この癪に触る生き物をなるべく魅力的に撮ってやろう」と企みながら。すると、不思議なことに、たちまち心の軸が傾き始めて、スキもキライも混沌としてしまいますよ。
エディスト・アーカイブは、未知のお宝が無限に眠る別銀河。ワードさばきひとつでお宝候補をプレゼンしてくれる検索窓は、エディスト界の「どこでもドア」的存在ですね。
2025-06-28
ものづくりにからめて、最近刊行されたマンガ作品を一つご紹介。
山本棗『透鏡の先、きみが笑った』(秋田書店)
この作品の中で語られるのは眼鏡職人と音楽家。ともに制作(ボイエーシス)にかかわる人々だ。制作には技術(テクネ―)が伴う。それは自分との対話であると同時に、外部との対話でもある。
お客様はわがままだ。どんな矢が飛んでくるかわからない。ほんの小さな一言が大きな打撃になることもある。
深く傷ついた人の心を結果的に救ったのは、同じく技術に裏打ちされた信念を持つ者のみが発せられる言葉だった。たとえ分野は違えども、テクネ―に信を置く者だけが通じ合える世界があるのだ。