発声の先達、赤ん坊や虫や鳥に憑依してボイトレしたくなりました。
写真は、お尻フリフリしながら演奏する全身楽器のミンミンゼミ。思いがけず季節に先を越されたセミの幼虫たちも、そろそろ地表に出てくる頃ですね。

松岡正剛が校長をつとめるイシス編集学校で予定されている毎月の活動をご案内する短信「イシスDO-SAY(ドウ-セイ)」。
秋の基本コース[守]は、今回で50期目を迎えます。節目を祝しコース開講前には、師範による「スペシャル・エディットツアー」が行われる予定。ぜひお誘いあわせの上、ご友人とご同僚とともにご参加ください。さあ、いよいよ秋学期のはじまりです。
それでは、いつもにまして賑わいを見せる10月の「イシスDO-SAY」をどうぞ。今月も皆さんとともに、アレコレDOしてSAYしていきます。
【2022年10月】
祝!50期目の[守]
秋のエディットツアーSPECIAL、ぞくぞく開催
イシス編集学校のユニークな編集エクササイズを体験できるオンライン・ワークショップを、師範たち自らの専門性を活かして連続開催。さまざまな分野の課題・リクエストにお応えするスペシャル限定版。
★2022年10月5日(水) 20:00-21:30 【無料】
「ジョギングからフルマラソンまで!ランナーズのための編集ワールド・ツアー」
ナビゲーター:イシス編集学校 師範
佐藤健太郎(専門学校教師)、堀田幸義(デジタルマーケティング)
参考記事:【無料開催!】仮装派もガチ勢も集まれ!10/5(水)編集ランナーズのマラソン語りエディットツアー
★2022年10月7日(金) 19:00-20:30 【無料】
「組織のカゼに編集術! 新しいアイディアを見つける編集ツアー」
ナビゲーター:イシス編集学校 師範 阿部幸織(企業別労働組合 専従)
参考記事:【無料開催!】組織のカゼに編集術 10/7(金)新しいアイディアを見つける編集ツアー
★2022年10月9日(日) 14:00-15:30 【参加費:税別1,000円】
「人材開発と編集力 ニューノーマルの羅針盤、編集学校に学ぶ発想力とコミュニケーション力」
ナビゲーター:イシス編集学校 師範 戸田由香(企業人事)
★2022年10月11日(火) 20:00-21:30 【無料】
「自分と世界がつながる!社会・公益・地域活動のためのコミュニケーション編集1・2・3」
ナビゲーター:イシス編集学校 師範・番匠 石井梨香(生協職員・環境問題研究)
詳細・お申込はこちらから▶https://es.isis.ne.jp/news/event/5482
会場:オンライン(ZOOMを使用します)
2022年10月1日(土) 50[守]伝習座 / 49[破]伝習座 開催
伝習座とは、指導陣たちが集い、指南の腕を磨き、編集工学を深める学びの機会。10月の開講を目前に、守・破、それぞれの伝習座が行われる。
▶ 関連記事 「歴史的現在」を生きるために【50守・49破伝習座 学匠メッセージ】
2022年10月2日(日) 【一日限定】6万冊の本楼 編集術&多読術ツアー
本屋でもなければ、図書館でもない。世田谷豪徳寺にある6万冊のブックスペースを開放し、一日限定で編集術&多読術ツアーを開催。ナビゲートするのは、『情報の歴史21』編集長で、イシス編集学校林頭の吉村堅樹。
▶ 関連情報 【一日限定!】10/2 <2万冊の本楼ツアー>で編集を体験する
2022年10月8日(土) 学校説明会(オンライン、豪徳寺・本楼)
10月に開講する[守]にむけて、本楼での学校説明会が始まっている。編集術のワークを体験して、イシス編集学校をもっと知る機会。どうぞご参加ください。
※詳細・お申し込みはこちら: https://es.isis.ne.jp/admission/briefing
▶ 関連情報 8月6日開催!編集盆踊り・学校説明会
▶ 関連情報 初潜入!ISIS編集学校 学校説明会 10shot
2022年10月10日(月) 第50期[守] 申込締め切り日
記念すべき50期目の基本コース[守]への参加締め切りは、10月10日。お間違えの無いようお申し込みください。
※詳細・お申込はこちらから:https://es.isis.ne.jp/course/syu
2022年10月10日(月) 物語講座 第15綴 開講
応用コース[破]修了者が参加できる物語講座は、14期目にお題をリニューアル。充実の新課題で、さらなる物語的冒険をお楽しみください。
※詳細・お申し込みはこちらから: https://es.isis.ne.jp/course/yu-narrative
▶ 関連情報 本から本へ、未知へ誘う「物語講座」&「多読ジム」【79感門】
▶ 関連情報 異端で異質。物語講座 14綴から、新たな冒険がはじまる
2022年10月10日(月) 多読ジムSeason12 開始
読書筋をきたえる[多読ジム]のSeason12がスタート。出版社と多読ジムがコラボする「”版元読み”エディストチャレンジ」第三弾は「春秋社」。
▶関連情報 【多読ジム×春秋社】北斎も摩多羅神もベートーヴェンも 出版コラボ企画「エディストチャレンジ」
▶関連情報 【多読ジム×工作舎】第二弾は虫、蟲、ムッシッシ! 出版コラボ企画「エディストチャレンジ」
▶関連情報 【太田出版×多読ジム】阿部洋一インタビュー01 「それチン大賞」篇
詳細はこちら →【予告!】本まみれの読書の秋へ season12・秋
2022年10月15日(土) Hyper editing platform[AIDA] Season3開講
次世代リーダーの研鑽と共創の場、Season3が開講。2020年、15年の歴史を誇ったHyper-Corporate University [AIDA]が、座組を一新して、「Platform」として誕生。3月までの半年間、合宿を含む全6回のリアルセッションと、イシス編集学校のメソッドを取り入れたオンライン稽古とで構成される。
▶関連情報 【Archive】[AIDA]が描く「編集的社会像」
2022年10月17日(月) 応用コース[破] 第49期 開講
応用コース[破]が開講日を迎える。
▶関連情報 【Archive】イシスの[破]がよくわかる!【番記者レポートまとめ】
2022年10月17日(月) 世界読書奥義伝[離] 第15季 閉院
2022年10月19日(水) 世界読書奥義伝[離] 第15季 離論の提出締切
春から始まった世界読書奥義伝[離]は、10月17日に閉院。その後、離の卒業論文に当たる「離論」の提出を行い、認定されるかどうかが決まる。離の内容は門外不出とされるなか、遊刊エディストでは、指導陣の一人として日記を綴り続けた小倉加奈子さんの連載を、あらためてご覧いただきたい。
▶ 関連情報 離の「破」から離の「離」へ【十五季[離]表沙汰まもなく】
▶ 関連情報 をぐら離 文巻第12週 ─「伝統と革新のあいだ」
2022年10月21日(土)学校説明会(オンライン)
10月開講の[守]にあわせた最後のオンライン学校説明会。編集術のワークを体験して、イシス編集学校をもっと知る機会としていただきたい。
▶ 関連情報 8月6日開催!編集盆踊り・学校説明会
▶ 関連情報 初潜入!ISIS編集学校 学校説明会 10shot
※詳細・お申し込みはこちら: https://es.isis.ne.jp/admission/briefing
2022年10月22日(土) 第38期花伝所 入伝式
ISIS花伝所では、道場で師範の指導を受けながら、インタースコア編集力を身につけるための5つのMを徹底的に鍛錬していく。開講日には全員が集う入伝式が行われる。
▶ 関連情報 「[週刊花目付#001] 解釈の冒険、あるいは表象の発見」
▶ 関連情報 <編集力>は共読で開花する!【花伝エディットツアー】
▶ 関連情報 二次会に行く?花伝所に行く? 37[花]放伝式【79感門】
▶ 関連情報 人はどうして学ぶのか?「わかる」の先にあるものは 33[花]入伝式
2022年10月24日(月) 第50期 基本コース[守] 開講
記念すべき50期目の[守]がいよいよ開講。
▶ 関連情報 「歴史的現在」を生きるために【50守・49破伝習座 学匠メッセージ】
▶ 関連情報「ああ、それでもジャイアンは歌う――46[守]新師範代登板記 ♯1」
※かつて、46[守]には、師範代とEdistライターを同時に引き受けた師範代が誕生した。ジャイアン師範代の奮闘記は↑こちらから
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過去のDO-SAY
エディスト編集部
編集的先達:松岡正剛
「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。
イシス編集学校で予定されている毎月の活動をご案内する短信「イシスDO-SAY(ドウ-セイ)」。 梅雨があけた地域も出てきました、いよいよ日本列島に夏到来ですね!イシス編集学校でも熱い夏が始まります。7月のス […]
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コメント
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2025-07-01
発声の先達、赤ん坊や虫や鳥に憑依してボイトレしたくなりました。
写真は、お尻フリフリしながら演奏する全身楽器のミンミンゼミ。思いがけず季節に先を越されたセミの幼虫たちも、そろそろ地表に出てくる頃ですね。
2025-06-30
エディストの検索窓に「イモムシ」と打ってみたら、サムネイルにイモムシが登場しているこちらの記事に行き当たりました。
家庭菜園の野菜に引き寄せられてやって来る「マレビト」害虫たちとの攻防を、確かな観察眼で描いておられます。
せっかくなので登場しているイモムシたちの素性をご紹介しますと、アイキャッチ画像のサトイモにとまる「夜行列車」はセスジスズメ(スズメガ科)中齢幼虫、「少し枯れたナガイモの葉にそっくり」なのは、きっと、キイロスズメ(同科)の褐色型終齢幼虫です。
添付写真は、文中で目の敵にされているヨトウムシ(種名ヨトウガ(ヤガ科)の幼虫の俗称)ですが、エンドウ、ネギどころか、有毒のクンシラン(キョウチクトウ科)の分厚い葉をもりもり食べていて驚きました。なんと逞しいことでしょう。そして・・・ 何と可愛らしいことでしょう!
イモムシでもゴキブリでもヌスビトハギでもパンにはえた青カビでも何でもいいのですが、ヴィランなものたちのどれかに、一度、スマホレンズを向けてみてください。「この癪に触る生き物をなるべく魅力的に撮ってやろう」と企みながら。すると、不思議なことに、たちまち心の軸が傾き始めて、スキもキライも混沌としてしまいますよ。
エディスト・アーカイブは、未知のお宝が無限に眠る別銀河。ワードさばきひとつでお宝候補をプレゼンしてくれる検索窓は、エディスト界の「どこでもドア」的存在ですね。
2025-06-28
ものづくりにからめて、最近刊行されたマンガ作品を一つご紹介。
山本棗『透鏡の先、きみが笑った』(秋田書店)
この作品の中で語られるのは眼鏡職人と音楽家。ともに制作(ボイエーシス)にかかわる人々だ。制作には技術(テクネ―)が伴う。それは自分との対話であると同時に、外部との対話でもある。
お客様はわがままだ。どんな矢が飛んでくるかわからない。ほんの小さな一言が大きな打撃になることもある。
深く傷ついた人の心を結果的に救ったのは、同じく技術に裏打ちされた信念を持つ者のみが発せられる言葉だった。たとえ分野は違えども、テクネ―に信を置く者だけが通じ合える世界があるのだ。