発声の先達、赤ん坊や虫や鳥に憑依してボイトレしたくなりました。
写真は、お尻フリフリしながら演奏する全身楽器のミンミンゼミ。思いがけず季節に先を越されたセミの幼虫たちも、そろそろ地表に出てくる頃ですね。

松岡正剛が校長をつとめるイシス編集学校で予定されている毎月の活動をご案内する短信「イシスDO-SAY(ドウ-セイ)」。2024年3月の行事をまとめて一挙ご案内いたします。
参加できる機会をどうぞ発見して、よい“編集的弥生”をお過ごしください。今月も皆さんとともに、アレコレDOしてSAYしていきます。
(今月のカバー写真は、3月のアイテム「ぼんぼり」)
2024年3月2日(土) Hyper editing platform[AIDA] Season4 第6講 開催
次世代リーダーの研鑽と共創の場、Season4の第5講が開講。3月までの半年間、合宿を含む全6回のリアルセッションと、イシス編集学校のメソッドを取り入れたオンライン稽古とで構成。今回で最終講を迎える。
▶関連情報 編集工学研究所のFacebook、X(Twitter)、編集学校のインスタグラムで速報更新中
▶関連情報 過去最多の座衆を迎えHyper-Editing Platform[AIDA]Season4「意識と情報のAIDA」開幕!
▶関連情報 【Archive】[AIDA]が描く「編集的社会像」
2024年3月3日(日)師範代養成コース[花伝所]主催 エディットツアー特別編 ISISの宝刀、師範代の編集術
イシス編集学校 師範代養成コース[花伝所]の編集術を体験できるワークショップ。当日は実際の指導陣たちがナビゲート。ブックサロンスペース本楼での開催。未入門の方もどなたでも体験できる機会、ぜひご参加ください。
▶ 関連記事 【花伝所プレゼンツ・エディットツアー】3/3(日)師範代の編集術がわかる・コミュニケーションがかわる
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2024年3月7日(木)オンライン学校説明会
イシス編集学校の学校説明会を開催。当日は石垣島から大濱朋子師範がナビゲート。内容をご体験いただくほか、受講方法のご説明や、受講にあたって気になることなど個別のご質問にも対応。
▶ 関連記事 【無料・オンライン】何歳でも学びは楽しい!3/7(木)イシス編集学校 学校説明会を開催します
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2024年3月9日(木)スペシャルエディットツアー「本と、ワインと、編集と。」
ネットメディア編集長やブライダルマーケットの調査・企画、テレビ番組のアドバイザーやセミナー講師など幅広く活躍されてきた金井涼子さんによるスペシャル・エディットツアー開催。イシス編集学校で学ぶことができる「毎日を豊かにするヒント(編集術)」の一部を、ワークショップ形式で体験する機会。
▶ 関連記事【参加者大募集!】3/9(土)スペシャルエディットツアー「本と、ワインと、編集と。」~毎日をもっと豊かにする編集術~
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2024年3月11日(月)多読ジムSeason18 スタート
読書筋を鍛える多読ジムのSeason18は、お申し込み締め切り3月4日まで。春に新しいことを始めたい方はぜひ詳細をご覧ください。
▶ 関連記事 【多読ジム】season18春、ラインナップ決定! 本屋さんの本・資本主義問題・評伝3冊
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2024年3月12日(火)本楼エディットツアー
2万冊の蔵書を誇るイシス編集学校のブックサロン”本楼”を一般公開し、ワークショップを開催。ナビゲーターは、イシス編集学校の紀平尚子師範代。どなたでもお楽しみいただける内容です。
▶関連記事 【言いたいことをうまく相手に伝えるには?】3/12(火)本楼エディットツアー開催
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2024年3月16-17日(土・日) 第83回 感門之盟、開催
第83回 感門之盟(コース修了式)が開催。対象となるコースは、52[守]、51[破]、40[花]。
▶ 関連情報 【第82回感門之盟】エディットデモンストレーション Day1 公開記事総覧
▶ 関連情報【第82回感門之盟】エディットデモンストレーション Day2+α 公開記事総覧
2024年3月19日(火) ISIS FESTA スペシャル『情報の歴史21』を読む 11弾 片山杜秀編
驚異の世界同時年表『情報の歴史21』の読み方を知識人が次々語るトークシリーズ。今回は、ハイパーエディティングプラットフォーム[AIDA]に講師としても登壇した音楽評論家で、政治思想家の片山杜秀さんが登場。
▶関連情報 「『情報の歴史21』を読む」第11弾「片山杜秀編」3月19日(火)開催。音楽を聴けば、歴史が見える!
▶申込はこちらから:https://shop.eel.co.jp/products/detail/664
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■日時: 2024年3月19日(火) 19:30~22:00
■参加費:リアル参加4,000円(税込4,400円)
オンライン3,000円(税込3,300円)
■会場
リアル参加:本楼(世田谷区豪徳寺)
オンライン参加:お申し込みの方にZOOMアクセスをお送りします。
※リアル参加もしくはオンライン参加のどちらかを選択いただけます。
■定員:リアル参加は先着20名
■参加資格:どなたでもご参加いただけます。
■参加特典:お申込者限定のアーカイブ動画あり(視聴期間:1カ月程度)
■申込締切日:2024年3月18日(月) 12:00まで
2024年3月20日(水・祝)[破]エディットツアー【カクカタル・伝える力の磨き方】
イシス編集学校の[破]応用コースの編集術の一端を体験できるワークショップ。[破]の指導陣たちがナビゲート。ブックサロンスペース本楼での開催。未入門の方もどなたでも体験できる機会、ぜひご参加ください。
▶ 申込はこちらから
2024年3月23日(土) 第84回 感門之盟、開催
第83回 感門之盟(コース修了式)が開催。対象となるコースは、多読ジム、ものが語講座16綴。
▶ 関連情報 物語が芽吹く条件とは [遊]物語講座16綴【蒐譚場】
▶ 関連情報 【多読ジム】season18春、ラインナップ決定! 本屋さんの本・資本主義問題・評伝3冊
2024年3月24日(日)オンライン学校説明会
イシス編集学校の学校説明会を開催。ナビゲーターは柳瀬浩之師範。内容をご体験いただくほか、受講方法のご説明や、受講にあたって気になることなど個別のご質問にも対応。
▶ 関連記事【脱・正解型の思考へ!】10/17(火)20時~本楼エディットツアー開催!
▶ 申込はこちらから
2024年3月31日(日) 輪読座「富士谷御杖の言霊を読む」
日本言語論シリーズ第一弾として、輪読座が10月からスタートした「富士谷御杖の言霊を読む」は、今回が最終講。
▶詳細・申込はこちら
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過去のDO-SAY
エディスト編集部
編集的先達:松岡正剛
「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。
イシス編集学校で予定されている毎月の活動をご案内する短信「イシスDO-SAY(ドウ-セイ)」。 梅雨があけた地域も出てきました、いよいよ日本列島に夏到来ですね!イシス編集学校でも熱い夏が始まります。7月のス […]
編集部が選ぶ2025年5月に公開した注目のイチオシ記事9選+α
公開されるエディスト記事は、毎月30本以上!エディスト編集部メンバー&ゲスト選者たちが厳選した、注目の”推しキジ” をお届けしています。見逃した方はぜひこちらの記事でキャッチアップを。 今回は、2025年5月に公開さ […]
田中優子の酒上夕書斎|第二夕『S/Z バルザック『サラジーヌ』の構造分析』ロラン・バルト(2025年6月24日)
学長 田中優子が一冊の本をナビゲートするYouTube LIVE番組「酒上夕書斎(さけのうえのゆうしょさい」。書物に囲まれた空間で、毎月月末火曜日の夕方に、大好きなワインを片手に自身の読書遍歴を交えながら語 […]
イシス編集学校のアドバイザリー・ボード「ISIS co-mission」(イシス・コミッション)に名を連ねる9名のコミッション・メンバーたちが、いつどこで何をするのか、編集的活動、耳寄りニュースなど、予定されている動静を […]
田中優子の酒上夕書斎|第一夕『普賢』石川淳(2025年5月27日)
学長 田中優子が一冊の本をナビゲートするYouTube LIVE番組「酒上夕書斎(さけのうえのゆうしょさい」。書物に囲まれた空間で、毎月月末火曜日の夕方に、大好きなワインを片手に自身の読書遍歴を交えながら語 […]
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2025-07-01
発声の先達、赤ん坊や虫や鳥に憑依してボイトレしたくなりました。
写真は、お尻フリフリしながら演奏する全身楽器のミンミンゼミ。思いがけず季節に先を越されたセミの幼虫たちも、そろそろ地表に出てくる頃ですね。
2025-06-30
エディストの検索窓に「イモムシ」と打ってみたら、サムネイルにイモムシが登場しているこちらの記事に行き当たりました。
家庭菜園の野菜に引き寄せられてやって来る「マレビト」害虫たちとの攻防を、確かな観察眼で描いておられます。
せっかくなので登場しているイモムシたちの素性をご紹介しますと、アイキャッチ画像のサトイモにとまる「夜行列車」はセスジスズメ(スズメガ科)中齢幼虫、「少し枯れたナガイモの葉にそっくり」なのは、きっと、キイロスズメ(同科)の褐色型終齢幼虫です。
添付写真は、文中で目の敵にされているヨトウムシ(種名ヨトウガ(ヤガ科)の幼虫の俗称)ですが、エンドウ、ネギどころか、有毒のクンシラン(キョウチクトウ科)の分厚い葉をもりもり食べていて驚きました。なんと逞しいことでしょう。そして・・・ 何と可愛らしいことでしょう!
イモムシでもゴキブリでもヌスビトハギでもパンにはえた青カビでも何でもいいのですが、ヴィランなものたちのどれかに、一度、スマホレンズを向けてみてください。「この癪に触る生き物をなるべく魅力的に撮ってやろう」と企みながら。すると、不思議なことに、たちまち心の軸が傾き始めて、スキもキライも混沌としてしまいますよ。
エディスト・アーカイブは、未知のお宝が無限に眠る別銀河。ワードさばきひとつでお宝候補をプレゼンしてくれる検索窓は、エディスト界の「どこでもドア」的存在ですね。
2025-06-28
ものづくりにからめて、最近刊行されたマンガ作品を一つご紹介。
山本棗『透鏡の先、きみが笑った』(秋田書店)
この作品の中で語られるのは眼鏡職人と音楽家。ともに制作(ボイエーシス)にかかわる人々だ。制作には技術(テクネ―)が伴う。それは自分との対話であると同時に、外部との対話でもある。
お客様はわがままだ。どんな矢が飛んでくるかわからない。ほんの小さな一言が大きな打撃になることもある。
深く傷ついた人の心を結果的に救ったのは、同じく技術に裏打ちされた信念を持つ者のみが発せられる言葉だった。たとえ分野は違えども、テクネ―に信を置く者だけが通じ合える世界があるのだ。